「Amazonプライム」と「プライムビデオ」は同じものなのか、別々に契約するものなのか。ここで迷っていませんか。
結論から言うと、プライムビデオはAmazonプライムに含まれる特典のひとつです。
動画だけを単体で契約することはできません。この記事では2つの関係と、動画目的で入る価値があるかを整理します。
記事のポイント
- プライムビデオ単体では契約できない
- 見放題と有料作品が同じ画面に並んでいる
- 家族会員には動画の特典が付かない
- 解約しても購入した作品は残る
Prime VideoはAmazonプライムの特典のひとつ
Amazonプライムは、複数のサービスをまとめた会員制度の名前です。
その中に動画配信の特典として含まれているのがPrime Videoです。
NetflixやHuluのように「動画配信サービス」として独立しているわけではありません。
動画を見たいだけであっても、加入するのはAmazonプライムということになります。
この構造を知らずに「プライムビデオだけ契約したい」と探しても、その選択肢は存在しません。
2つの関係を整理する
まず何がどこに含まれるのかを明確にします。
ここが分かれば、料金の考え方も整理できます。
Prime Videoだけの契約はできない
Prime Videoを見るには、Amazonプライムの会員である必要があります。
逆に言えば、プライム会員になれば追加の手続きなしで動画が見られます。
アプリは別々に用意されていますが、契約は1つです。
Prime Videoのアプリから会員登録や解約の手続きはできないため、その点も覚えておいてください。
会費に含まれる特典の範囲
会費で使えるのは動画だけではありません。
次のようなサービスが同じ会費の中に入っています。
- 配送料が無料になる特典
- 音楽が聴ける特典
- 電子書籍が読める特典
- 写真を保存できる特典
動画以外を一切使わない場合、この部分の価値は活かされないことになります。
逆に普段からAmazonで買い物をする人なら、動画は「おまけ」として捉えられます。
特典の全体像は(出典:Amazon公式のプライム会員特典に関するヘルプ)で確認できます。
それぞれの中身はAmazonのサブスクを比較した記事で詳しく扱っています。
見放題と有料作品が混ざっている
ここが最も誤解されやすい部分です。
Prime Videoの画面には、会費だけで見られる作品と、別に料金がかかる作品が並んでいます。
会費に含まれる作品には「Prime」のマークが付いています。
このマークがない作品は、レンタルか購入の対象です。
検索結果には両方が混ざって表示されます。
再生する前に、Primeのマークがあるかを確認してください。
動画目的だけで加入する価値はあるか
ここからは、動画を主目的にした場合の判断材料です。
他のサービスと比べる視点で見ていきます。
他の動画配信サービスとの位置づけ
Amazonプライムは、動画配信サービスの中では会費が抑えられている部類に入ります。
ただし作品数だけで比べると、動画専業のサービスが上回る場面もあります。
特定のジャンルを深く見たい場合は、専門のサービスのほうが満足度は高くなります。
Amazonの強みは、動画以外の特典が同じ会費に含まれている点にあります。
金額は変更されることがあるため、最新の料金は必ず公式サイトで確認してください。
動画には広告が入るようになった
以前と変わった点として、作品の再生前や再生中に広告が表示されるようになりました。
これは会費に含まれる見放題作品が対象です。
広告なしで見たい場合は、別のオプションを追加で契約する必要があります。
このオプションは月ごとの契約のみで、年払いにまとめることができません。
また、スポーツの生中継など一部のコンテンツでは、オプションに入っていても広告が表示される場合があります。
配送特典まで含めて判断する
動画の作品数だけで比べると、判断を誤りやすくなります。
Amazonで月に数回買い物をするなら、配送料が無料になる分だけで会費に近い金額が浮きます。
そこに動画が付いてくると考えると、費用対効果の見え方が変わります。
逆にAmazonで買い物をほとんどしない人は、動画専業のサービスと純粋に比較すべきです。
どの特典が使えるかは、実際の会員ページを見ると一覧で把握できます。
金額は変更されることがあるため、最新の料金は必ず公式サイトで確認してください。
\含まれる特典を一覧で見てみる/
家族と共有するときの違い
ここでも2つのサービスの扱いが分かれます。
期待と実際の仕様がずれやすい部分です。
家族会員に動画は共有されない
Amazonプライムには、同居の家族を追加できる家族会員という制度があります。
家族会員は自分のアカウントを持ったまま、特典の一部を使えます。
ただし共有されるのは配送に関する特典だけです。
Prime Videoや音楽、読み放題は家族会員のアカウントには付きません。
家族で動画を見たい場合は、本会員のアカウントに全員がログインする形になります。
同時に見られる台数には上限がある
同じアカウントで同時に再生できる端末数は決まっています。
さらに、まったく同じ作品を同時に再生できる台数はもっと少なく設定されています。
上限を超えると、再生できない旨のメッセージが表示されます。
アカウントを共有する場合は、プロフィールを分けておくと視聴履歴が混ざりません。
暗証番号を設定すれば、有料作品の誤った購入も防げます。
解約したときの扱いの違い
やめたあとにどうなるかも、作品の種類によって変わります。
ここを知っておくと、購入するかどうかの判断がしやすくなります。
見放題の作品は見られなくなる
会員資格が終わると、会費に含まれていた見放題作品は見られなくなります。
事前に端末へダウンロードしてあった作品も、再生できなくなります。
解約の手続きをしても、次の更新日までは通常どおり視聴できます。
会員資格の扱いは(出典:Amazon公式のAmazonプライムに関するヘルプ)で案内されています。
短期間だけ試したい場合の進め方は、Amazonプライムを1ヶ月だけ使う方法をまとめた記事で解説しています。
購入した作品は残る
一方で、個別に購入した作品の扱いは違います。
プライム会員をやめたあとでも、購入済みの作品は引き続き視聴できます。
これは会費の特典ではなく、作品ごとに視聴の権利を買っているためです。
レンタルの場合は視聴できる期間が決まっているので、その点は区別してください。
学生なら条件が変わる
大学や専門学校に在籍している場合、学生向けの制度が用意されています。
会費が抑えられているうえ、試せる期間も通常より長く設定されています。
使える特典の中身は通常の会員とほぼ同じで、Prime Videoも見られます。
ただし家族会員の追加ができないなど、一部に違いがあります。
在学の証明が必要になるため、学生証や学校のメールアドレスを用意してください。
特典の範囲はPrime Studentの公式サイトで確認できます。
登録の条件はPrime Studentとは何かを解説した記事にまとめています。
動画以外の特典を使うかどうかで、加入の判断は変わります。
金額は変更されることがあるため、最新の料金は必ず公式サイトで確認してください。
\自分に必要な特典があるか確かめる/
Amazonプライムとプライムビデオの違いに関するよくある質問
プライムビデオだけ契約できますか
できません。
Prime VideoはAmazonプライムに含まれる特典のひとつです。
動画を見るにはプライム会員になる必要があります。
プライム会員なのに有料と表示されます
その作品が見放題の対象外です。
会費で見られる作品には「Prime」のマークが付いています。
マークのない作品はレンタルまたは購入の対象になります。
家族会員もプライムビデオを見られますか
家族会員のアカウントでは見られません。
共有されるのは配送に関する特典だけです。
家族で見る場合は、本会員のアカウントにログインする形になります。
解約したら購入した映画も消えますか
購入した作品は消えません。
会費の特典ではなく、作品ごとの視聴権を買っているためです。
見放題だった作品は、会員資格の終了とともに見られなくなります。
Amazonプライムとプライムビデオの違いのまとめ
Prime VideoはAmazonプライムの特典のひとつで、単体では契約できません。
動画を見たいだけでも、加入するのはAmazonプライムになります。
画面には見放題の作品と有料の作品が混ざっているので、Primeのマークを確認してから再生してください。
加入するかどうかは、動画の作品数だけで判断しないほうが正確です。
普段Amazonで買い物をするなら、配送特典まで含めた合計で考えてください。
家族と使う場合は、動画が家族会員に共有されない点に注意が必要です。
そして解約しても、購入した作品は手元に残ります。
なお、特典の内容や画面の表示は変更される場合があります。




