「Prime Videoは何台まで使えるのか」という質問には、2つの答えがあります。
ログインしておける端末の数と、同時に再生できる数です。
この2つはまったく別の制限で、数字も違います。
端末の登録台数に上限はありません。何台でもログインしたままにできます。
同時に再生できるのは最大3台までです。
ただし同じ作品を同時に見る場合は、2台までになります。
混同したまま調べていると、「登録は無制限」という情報と「3台まで」という情報がぶつかって混乱します。
この記事では2つを分けて説明したうえで、上限に達したときに何をすればいいかまで書きます。
記事のポイント
- 端末の登録数は無制限。何台ログインしても追加料金はかからない
- 同時に再生できるのは3台まで。同じ作品なら2台まで
- 端末の種類による違いはない。テレビもスマホも1台として数える
- 誰も見ていないのにエラーが出る場合は、10分待つと解消することがある
- ダウンロードはアカウント全体で25本まで。台数ではなく本数の制限
登録できる端末の数に上限はない
まず、ログインしておける端末の数からです。
Amazonのアカウントに紐づけられる端末の数に、上限はありません。
スマホ、タブレット、パソコン、テレビ、ゲーム機。
すべてに同じアカウントでログインしたままにできます。
端末を増やしても、プライム会費が上がることもありません。
「何台まで登録できますか」という質問への答えは「制限なし」です。
ただし、使わなくなった端末を残したままにすると、後で説明するエラーの原因になることがあります。
同時に再生できるのは3台まで
登録は無制限ですが、同じ時間に映像を再生できる数には制限があります。
1つのアカウントで同時にストリーミング再生できるのは、最大3台です。
これはAmazonが公式に案内している数字です(出典:Amazon公式のPrime Video活用ガイド)。
たとえば次の使い方はできます。
| 誰が | どこで | 何を |
|---|---|---|
| 父 | リビングのテレビ | 映画 |
| 母 | タブレット | 海外ドラマ |
| 子 | スマートフォン | アニメ |
この状態で4台目が再生しようとすると、エラーになって再生できません。
同じ作品を見る場合は2台まで
ここが見落とされやすい例外です。
まったく同じ作品を同時に再生できるのは、2台までです。
3台の枠があっても、同じ作品なら3人目は再生できません。
この制限はエピソード単位で判定されます。
同じドラマでも「第1話」と「第2話」なら別作品として扱われます。
その場合は3台までの枠内で処理されます。
家族で同じアニメの最新話を一斉に見ようとすると、3人目でつまずくことになります。
端末の種類による違いはない
「テレビは別枠では」と考える方がいますが、そうではありません。
スマホもテレビもゲーム機も、すべて1台として同じように数えられます。
テレビだけ除外されるといった特例はありません。
テレビ、パソコン、タブレットの3台で再生すれば、その時点で上限です。
上限に達するとどうなるか
制限を超えて再生しようとすると、画面にメッセージが表示されます。
内容は「アカウントで最大数のビデオを再生中です」といった趣旨のものです。
他の端末の再生を止めるよう促され、視聴を開始できるまで10分ほどかかる場合があると案内されます。
誰も見ていないのにエラーが出る場合
実際には誰も再生していないのに、このエラーが出ることがあります。
原因は、前の再生セッションがサーバー側で終了処理されずに残っているためです。
アプリを閉じずに通信が切れたときなどに起こります。
次の順で試してください。
| 順番 | やること | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 他の端末のアプリやブラウザのタブを完全に閉じ、10分待つ | サーバー側で古いセッションが自動的に破棄されるまでの時間 |
| 2 | いま使っている端末のアプリを強制終了して再起動する | 端末内に残った古い認証情報を消す |
| 3 | アプリのキャッシュを消去する | Androidなどで再認証を強制的にやり直す |
| 4 | 端末本体とWi-Fiルーターを再起動する | 通信経路をリセットする |
1で解決することが多いので、まず10分待ってください。
それでも直らない場合は、上から順に試していきます。
再生自体ができないなど、別の症状が出ている場合はAmazonプライムに登録できないときの解決法をまとめた記事も参考になります。
使わない端末を解除する方法
機種変更で手放したスマホや、処分したパソコンが登録に残っていることがあります。
登録数に上限はないので放置しても問題は起きにくいのですが、先ほどのエラーの原因になることがあります。
不要な端末は解除しておくと安全です。
ブラウザから解除する
すべての端末をまとめて管理できるので、こちらが確実です。
Amazonのアカウントサービスを開きます。
「コンテンツと端末の管理」から「端末」のタブを選びます。
Prime Videoを選び、一覧から不要な端末の登録を解除します。
アプリから解除する
Prime Videoアプリを起動します。
プロフィールアイコンから設定を開きます。
「登録済みデバイス」を選び、不要な端末を解除します。
端末名が「iPhone」「Android Device」などで並んでいて、どれがどれか分からないことがあります。
その場合は、一度すべて解除してしまうのが早いです。
解除後に、いま使っている端末から改めてログインすれば元通りになります。
家族で使うときの注意点
家族と共有する場合、Amazonプライムの「家族会員」ではPrime Videoを見られません。
家族会員に付くのは、お急ぎ便無料などの配送に関する特典です。
映像の見放題は含まれていません。
家族でPrime Videoを見るには、契約している本人のアカウントで各端末にログインする形になります。
家族会員の仕組みそのものについては、Amazonプライムの特典の話になるため、ここでは扱いません。
視聴履歴を分けるにはプロフィールを作る
同じアカウントを共有すると、視聴履歴やおすすめが混ざります。
これを分けるのがプロフィール機能です。
1つのアカウントの中に、複数の視聴空間を作れます。
履歴や見かけの途中の作品が、人ごとに分かれて管理されます。
プロフィールを増やしても、同時視聴の3台という制限は変わりません。
プロフィールは履歴を分けるための機能で、再生できる数を増やすものではありません。
同居していない相手との共有は規約違反になる
アカウントの共有は、同居している家族の間で使うことが前提になっています。
友人や離れて暮らす相手とIDとパスワードを分け合う行為は、利用規約に反します。
検知された場合、強制的にログアウトさせられたり、アカウントが停止されたりする可能性があります。
会費を割り勘にして共有する使い方は勧められません。
共有すると決済情報にも触れられる
同居家族との共有であっても、注意点があります。
ログインした端末からは、登録されている支払い方法が使えてしまいます。
レンタル作品の購入や、Prime Videoチャンネルの契約が、そのままできる状態です。
子どもが操作して意図しない課金が発生する例があります。
これを防ぐには、Prime Video PINを設定してください。
4桁の暗証番号を決めて購入制限を有効にすると、課金の前にPINの入力が必要になります。
PINは年齢制限のある作品の視聴制限にも使えます。
チャンネルの仕組みについては、Prime Videoチャンネルを解説した記事で説明しています。
ダウンロードの制限は台数ではなく本数
オフラインで見るためのダウンロードには、別の制限があります。
こちらは台数ではなく本数で管理されています。
Amazonの公式案内では、1つのアカウントで合計25本までとされています。
この25本は端末ごとではなく、アカウント全体の合計です。
家族3人がそれぞれ10本ずつ保存しようとすると、合計30本になって上限を超えます。
また、ドラマやアニメは1話ずつ1本として数えられます。
12話のアニメを全部保存すると、それだけで枠の半分近くを使います。
同じ作品を保存できる端末数にも制限がある
| 作品の種類 | 同時に保存できる端末数 |
|---|---|
| 見放題の作品 | 2台まで |
| レンタルした作品 | 1台のみ |
| 購入した作品 | 4台まで |
保存した作品にも期限がある
ダウンロードしたファイルは、いつまでも残るわけではありません。
再生を始めないまま保存しておける期間と、再生を始めてから見終わるまでの期間、2つの期限があります。
期限を過ぎると、再びインターネットに接続して認証をやり直す必要があります。
期間は変更されることがあるため、詳しくは公式の案内を確認してください。
ダウンロードできる端末は限られる
すべての端末で保存できるわけではありません。
| 端末 | ダウンロード |
|---|---|
| スマートフォン・タブレット | できる |
| パソコンの専用アプリ | できる |
| ブラウザ | できない |
| スマートテレビ・ゲーム機 | できない |
テレビで見る場合は、常にインターネット接続が必要です。
自分のアカウントの登録端末やプロフィールの設定は、Amazonのアカウントページから確認できます。
金額は変更されることがあるため、最新の料金は必ず公式サイトで確認してください。
\ 契約内容と登録端末を確認したい方へ /
Prime Videoの台数制限に関するよくある質問
スマホを買い替えたら、古い端末の登録は自動で消えますか
自動では消えません。
登録は残ったままになるため、手放す前に自分で解除しておくのが安全です。
解除し忘れた場合も、後からブラウザのアカウントページで一覧から削除できます。
プロフィールを増やせば同時視聴の台数も増えますか
増えません。
プロフィールは視聴履歴やおすすめを分けるための機能です。
同時に再生できる台数はアカウント単位で決まっているため、プロフィールの数とは関係ありません。
ダウンロードした作品を再生する場合も、同時視聴の台数に含まれますか
オフラインで再生している場合は含まれません。
ストリーミングの台数制限は、サーバーから映像を受信している端末を数えるためです。
ただしダウンロードには別途、本数と端末数の制限があります。
1つのアカウントに何人までログインしていいですか
人数としての明確な上限は設けられていませんが、同居している家族で使うことが前提になっています。
同居していない相手との共有は利用規約に反します。
実際に同時に見られるのは最大3人までなので、それ以上で使い回すこと自体に無理があります。
家族が勝手に有料作品を買わないようにできますか
Prime Video PINを設定すれば防げます。
4桁の暗証番号を決めて購入制限を有効にすると、レンタルや購入の前にPINの入力が必要になります。
PINを契約者だけが知っていれば、他の人は課金操作を完了できません。
Prime Videoの台数制限のまとめ
整理すると、覚えておくのは3つの数字だけです。
端末の登録は無制限です。
同時に再生できるのは3台までです。
同じ作品を同時に見られるのは2台までです。
家族で使う場合、この3つを知っていれば大半の場面は困りません。
誰も見ていないのにエラーが出たときは、まず10分待ってください。
それで直らなければ、アプリの再起動、キャッシュの消去、端末の再起動の順に試します。
使わなくなった端末が残っている場合は、ブラウザのアカウントページから解除しておくと、こうしたトラブルが起きにくくなります。
家族と共有するなら、Prime Video PINの設定も先に済ませておいてください。
あとから気づくより、最初に決めておくほうが確実です。


