Prime Videoに広告が流れるようになって、追加料金を払うか迷っている方が多いと思います。
結論から言うと、広告フリーは全員に必要なものではありません。
月に1〜2本しか観ない人が払っても、元は取れません。
一方で、週末にドラマを一気に観る人には、はっきり効果があります。
この記事では、まず自分がどれだけ広告に接しているかを見積もる基準を示します。
そのうえで、加入すべき人とそうでない人を分けます。
合わなければ解除できるので、申し込みと解除の両方の手順も載せています。
記事のポイント
- 広告フリーはプライム会費に追加する月額オプション。会費とは別に請求される
- 加入しても、ライブ配信や広告付き無料コンテンツでは広告が流れる
- 加入しなくても、レンタル作品とキッズプロフィールでは広告が出ない
- 判断の基準は月の視聴本数。目安は3本
- Amazonのショッピングアプリからは解除できない。Prime Videoアプリかブラウザが必要
そもそも、いつから広告が入るようになったのか
日本のPrime Videoで広告が流れるようになったのは、2025年4月8日からです。
プライム会員の会費は変わらないまま、見放題の映画やドラマに広告が入る形になりました。
同じ日から、広告を非表示にする「Prime Video広告フリー」というオプションの提供も始まっています。
この経緯はAmazonから正式に発表されています(出典:Amazon公式のお知らせページ)。
Prime Video自体がどういう位置づけのサービスかについては、Amazonプライムとプライムビデオの違いを解説した記事で説明しています。
広告フリーはいくらかかるのか
広告フリーは、プライム会費とは別に毎月かかるオプション料金です。
プライム会費に含まれているものではありません。
金額は変更されることがあるため、最新の料金は必ず公式サイトで確認してください。
プライム会費と広告フリーのオプション料金は、別々に確認する必要があります。
いま自分がどちらの支払い形態で契約しているかも、同じページで確認できます。
\ いくらかかるか確かめたい方へ /
年払いの人も、オプションは毎月請求される
ここは見落としやすい点です。
プライム会費を年払いにしている場合でも、広告フリーのオプションだけは毎月別に請求されます。
年会費とまとめて一括で払う形にはできません。
オプション単体の年額プランや、まとめ払いによる割引もありません。
Prime Studentでも、オプションは割引されない
学生向けのPrime Studentは、プライム会費が通常の半額になります。
しかし、広告フリーのオプション料金には学割が適用されません。
結果として、学生の場合は会費よりオプション料金のほうが高くなります。
学生の方は、この点を踏まえて判断してください。
学割の対象条件や在学確認の方法は、Prime Studentの公式サイトに記載されています。
支払い方法は登録画面で確認する
広告フリーの支払い方法について、案内と実際の挙動に食い違いがあります。
カスタマーサポートや一部の画面では「クレジットカードまたはデビットカードのみ」と案内されることがあります。
一方で、Amazonアカウント側にあらかじめ登録してある決済手段が使えたという報告もあります。
仕様は変わることがあるため、自分の登録画面で選べる決済手段を直接確認してください。
プライム会費そのものの支払い方法については、Amazonプライムの支払い方法をまとめた記事で扱っています。
加入しても広告が消えない場面がある
ここを知らずに加入すると、後で「話が違う」となります。
広告フリーの効果は、Prime Videoの見放題作品に限られます。
| 加入しても広告が出るもの | 理由 |
|---|---|
| ライブ配信・スポーツ中継 | 配信権やイベント独自のスポンサー契約があるため |
| 広告付きで提供される無料コンテンツ | 広告を見ることを条件に無料で提供されている仕組みのため |
| 作品開始前のキャンペーン予告編 | 他社広告とは別扱い。ただしスキップできる |
作品ページに「広告付きで観る」と書かれているものは、加入していても広告が流れます。
また、Amazonのショッピングサイト内に出るバナー広告は対象外です。
あくまで映像コンテンツの中に挿入される動画広告だけが消えます。
加入しなくても広告が出ない場面もある
逆のパターンもあります。
次の場合は、オプションに加入していなくても広告は流れません。
| 広告が出ないもの | 理由 |
|---|---|
| レンタル・購入した作品 | 都度課金の作品には広告が入らない仕組み |
| Prime Videoチャンネルの作品 | 別途契約したチャンネルの提供形態に依存する |
| キッズプロフィールでの視聴 | 未成年保護の観点から外部広告が表示されない設計 |
子ども向けのアニメを見せるのが主な用途なら、キッズプロフィールを使えば広告は出ません。
この場合、広告フリーに加入する意味はほとんどありません。
チャンネルの仕組みについては、Prime Videoチャンネルを解説した記事で説明しています。
広告はどのくらい流れるのか
判断するには、実際にどれだけ時間を取られるかを知る必要があります。
挿入される場所は2か所
広告が入るタイミングは、大きく分けて2種類です。
ひとつは再生ボタンを押した直後、本編が始まる前です。
もうひとつは本編の途中です。
25分程度のアニメでは、冒頭だけで終わることが多いようです。
映画や海外ドラマなど長い作品では、途中にも挿入されます。
広告が入る位置は事前に分かる
再生画面の下にあるシークバーに、広告が入る位置が点として表示されます。
いつ中断されるかが先に分かる作りになっています。
ただし、表示された広告をスキップすることはできません。
自分がどれだけ広告を見るか見積もる
判断のために、簡単な計算をしてみてください。
1か月に観る本数を数えます。
映画やドラマなど1時間を超える作品は、広告が複数回入るものとして数えます。
アニメなど30分以内の作品は、冒頭だけと考えます。
この合計が、1か月に広告へ使う時間の目安になります。
報告されている値には幅がありますが、長い作品では1時間あたり数分程度とされています。
週に映画を2本観る人なら、1か月で20分前後になります。
その20分に対して毎月お金を払う価値があるか、という判断になります。
加入すべき人と、しなくていい人
基準は視聴本数です。
月に3本以上の長編を観るかどうかが、ひとつの目安になります。
加入したほうがいい人
| タイプ | 理由 |
|---|---|
| 週末に一気観する人 | 1話ごとの中断が積み重なり、時間の損失が大きい |
| 映画に没入したい人 | 緊迫した場面で中断されると作品の印象が変わる |
| 家族で使っている人 | アカウント全体に効くため、1人あたりの負担が下がる |
家族で使っている場合は特に効率がよくなります。
オプションはアカウント全体に効くため、1回の支払いで家族全員のテレビやスマホから広告が消えます。
加入しなくていい人
| タイプ | 理由 |
|---|---|
| 月に1〜2本しか観ない人 | 広告に使う時間が数分程度。料金に見合わない |
| ながら見が中心の人 | 食事中や家事の合間なら中断が気にならない |
| 子ども向け作品が中心の家庭 | キッズプロフィールならもともと広告が出ない |
スマホにダウンロードして観る人は、確認してから判断する
広告は再生時にサーバーと通信して差し込まれる仕組みです。
そのため、ダウンロードした作品をオフラインで再生すると広告が入らないという報告があります。
ただし、次の場合は広告が表示されることがあります。
ダウンロード済みでも、再生中にインターネットに接続されている場合。
スマホからテレビへ映して観る場合。再生方式が変わるためです。
仕様は変更される可能性があるため、自分の環境で確認してください。
通勤中にダウンロードした作品を観るのが主な使い方なら、加入する前に一度試してみる価値があります。
申し込みと解除の手順
どちらも数分で終わります。
ただしAmazonのショッピングアプリからは手続きできません。
Prime Videoアプリか、ブラウザから行ってください。
申し込む
Prime Videoアプリの場合は、プロフィールアイコンから設定を開きます。
「プライムとチャンネル登録」を選び、広告フリーへの登録に進みます。
ブラウザの場合は、Amazonにログインしてアカウントサービスを開きます。
Prime Videoの設定ページから、広告フリーの項目に進みます。
テレビやゲーム機のPrime Videoアプリからも、設定メニューを開いて同じ操作ができます。
広告の再生中に画面へ登録の案内が出ることがあります。
そこから直接申し込み画面に進むこともできます。
解除する
解除も同じ画面から行います。
Prime Videoアプリまたはブラウザで設定を開き、「広告フリーをキャンセルする」を選びます。
自動更新を無効にする選択肢を選んで確定してください。
解除するときの注意点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 解除後の視聴 | すでに支払った期間の終わりまでは広告なしのまま使える |
| 日割り返金 | 月の途中で解除しても返金はない |
| プライム会員を解約した場合 | 広告フリーも自動的に解除される |
iPhoneなどでApple経由の課金になっている場合は、更新日の24時間以上前に手続きが必要です。
ぎりぎりに操作すると、次の料金が請求されることがあります。
配送特典などは残したまま広告フリーだけをやめたい場合は、プライム会員の解約ではなく、Prime Videoの設定からオプションだけを解除してください。
手順の詳細は公式ヘルプにも記載されています(出典:Prime Video公式ヘルプの広告フリー登録ページ)。
広告フリーは月単位のオプションなので、1か月試して合わなければ解除できます。
料金や適用範囲は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の内容を確認してください。
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Prime Videoの広告に関するよくある質問
広告フリーに加入すると、Amazonの買い物ページの広告も消えますか
消えません。
対象になるのはPrime Videoの映像コンテンツに挿入される動画広告だけです。
ショッピングサイトやアプリに表示されるバナー広告はそのまま残ります。
広告はスキップできますか
表示された広告を早送りしたりスキップしたりすることはできません。
ただし、作品開始前に流れるAmazon自身の予告編にはスキップボタンが表示されます。
この予告編は広告フリーに加入していても流れます。
家族の分も広告が消えますか
消えます。
オプションはアカウント全体に効くため、同じアカウント内のプロフィールすべてが対象になります。
家族それぞれが自分の端末で観ている場合も、広告は表示されません。
途中で解除して、また加入し直せますか
できます。
月単位のオプションなので、必要な月だけ加入するという使い方も可能です。
ただし解除した月の途中で返金はされないため、更新日を確認してから操作してください。
加入したのに広告が流れます。故障ですか
観ている作品の種類を確認してください。
ライブ配信やスポーツ中継、作品ページに「広告付き」と書かれている作品は、加入していても広告が流れます。
それ以外の見放題作品で流れる場合は、いったんアプリを再起動するか、ログインしているアカウントが正しいかを確認してください。
Prime Video広告フリーのまとめ
広告フリーが必要かどうかは、月にどれだけ観るかで決まります。
月に1〜2本なら、広告に使う時間は数分です。
その程度なら、加入しないほうが合理的です。
週末に一気観する人や、家族で使っている人は、加入する価値があります。
特に家族で使っている場合は、1回の支払いで全員分に効きます。
判断がつかない場合は、次の順で確認してください。
まず、自分がよく観るのがどの種類の作品かを確認します。
キッズプロフィールでの視聴や、レンタル作品が中心なら、そもそも広告は出ません。
次に、スマホにダウンロードして観ることが多いなら、その環境で広告が入るかを試します。
それでも広告が煩わしいと感じるなら、1か月だけ加入して比べてみてください。
合わなければ、同じ画面から解除できます。
広告フリーは月単位のオプションなので、1か月試して合わなければ解除できます。
金額は変更されることがあるため、最新の料金は必ず公式サイトで確認してください。
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