「amazon downloads」って検索した時、あなたが知りたかった情報って何でしたか?
実は「Amazonのダウンロード」と一口に言っても、Prime Video、Music、Kindleなど、サービスごとに意味が全然違うんですよね。
私自身、Prime Videoを「ダウンロード」したのにスマホのフォルダに見当たらなくて、「保存場所はどこ?」って混乱したことがあります。
それに、PCやMacへのダウンロード方法がサービスごとにバラバラで分かりにくかったり、急にダウンロードできないエラーが出たり。
「制限」と「購入」、「レンタル」の違いも、しっかり把握しておかないと「観られるはずだったのに!」なんてことになりかねません。
この記事では、そんな複雑で分かりにくい amazon downloads に関するあらゆる疑問を、サービス別に徹底的に解きほぐし、スッキリ解決していきますね。
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本記事の内容
- 各サービスのダウンロード方法(動画、音楽、本)
- PCやスマホでのダウンロードファイルの保存場所
- ダウンロードできない時の主な原因と対処法
- 知っておくべき制限や購入とレンタルの違い
本ページの情報は2025年11月時点の情報です。最新の配信情報は配信サイトにてご確認ください。
Amazon downloadsの基本:サービス別
まずは基本中の基本、サービスごとのダウンロード方法から見ていきましょう。Amazonの主要サービスごとに、ダウンロードの方法や、そもそも「ダウンロード」という言葉の意味自体が異なります。
あなたが使いたいサービスの手順を、ここでしっかり確認してみてくださいね。
プライムビデオのダウンロード方法
Prime Videoのダウンロードは、動画ファイルそのものをあなたの所有物として保存するものではありません。これは、「一時的にオフラインで見る権利」を、DRM(デジタル著作権管理)で保護されたファイルとしてアプリ内に保存するイメージですね。
だから、ダウンロードにも再生にも、スマホやPCにインストールされた公式の「Prime Video」アプリが必須になります。Webブラウザからはダウンロードできません。
スマホ(iPhone/Android)やFireタブレット
これは一番簡単かなと思います。Prime Videoアプリを開いて、ダウンロードしたい作品(映画やTV番組)の詳細ページにある「ダウンロード」ボタンをタップするだけです。
TV番組の場合は、エピソードごとにダウンロードするアイコンか、「シーズン1をダウンロード」のようにシーズン全体をまとめてダウンロードするオプションが選べます。Fireタブレットでも操作は基本的に同じですね。
PC(Windows/Mac)でのダウンロード
PCの場合は、Webブラウザ(ChromeやSafariなど)からはダウンロードできない、という点を覚えておいてください。
Windows PCの場合は、「Microsoft Store」から公式の「Prime Video for Windows」アプリをインストールします。
Macの場合は、「Mac App Store」から公式の「Amazon Prime Video」アプリをインストールする必要があります。
それぞれアプリをインストールして自分のAmazonアカウントでサインインすれば、あとはスマホと同じように、アプリ内で作品を検索して「ダウンロード」ボタンをクリックすればOKです。

Musicのダウンロード方法
Amazon Musicの「ダウンロード」は、全サービスの中で一番ややこしいかもしれません。なぜなら、「どの料金プランに加入しているか」そして「ストリーミング(聴き放題)か購入か」によって、機能と意味が根本的に異なるからです。
プラン別:オフライン再生のためのダウンロード
これはPrime Videoと同じく、DRMで保護されたキャッシュファイルをアプリ内に一時保存する機能です。アプリ内でのオフライン再生専用ですね。
| プラン | ダウンロード(オフライン再生)機能 |
| Amazon Music Free | 広告付きの無料プラン。一切ダウンロードできません。ストリーミング再生のみです。 |
| Amazon Music Prime | プライム会員特典。1億曲聴けますが、「厳選されたプレイリスト(All-Access Playlists)」として指定された一部のプレイリストのみダウンロード可能です。 |
| Amazon Music Unlimited | 最上位の月額プラン。1億曲を自由に、好きな曲、アルバム、プレイリストを選んで無制限にダウンロードし、オフライン再生が可能です。 |
Prime(対象プレイリストのみ)やUnlimitedのユーザーは、スマホアプリやPCアプリで、ダウンロードしたい曲やアルバムの横にある「↓」(ダウンロード)ボタンを押すか、「...」メニューから「ダウンロード」を選ぶだけでOKです。
【重要】購入したMP3をダウンロードする方法
ストリーミングサービスとは別に、Amazonの「デジタルミュージックストア」で1曲ずつ購入したMP3楽曲は、DRMフリーの音楽ファイルとしてPCにダウンロードできます。これは永続的にあなたの所有物になります。
このダウンロード方法は2種類あります。
- PC/Macデスクトップアプリを使用する方法Amazon Musicアプリをインストールし、「ライブラリ」→「楽曲」の順に進みます。フィルターで「購入済み」を選択し、過去に購入した曲だけを表示させたら、ダウンロードアイコンをクリックします。
- Webブラウザを使用する方法Amazonのサイトにサインインし、「アカウント&リスト」→「ご注文履歴」に進み、「デジタル注文」タブを選択します。購入履歴に「音楽をダウンロード」ボタンが表示されるはずです。
ブラウザからのダウンロードに注意
WebブラウザからのMP3ダウンロードは、どうやら回数に制限が設けられている可能性があるようです。
ダウンロードしたら、すぐに別の場所(外付けHDDやクラウドストレージなど)にバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
Kindle本のダウンロード方法
Kindleは、Amazonアカウントの「ライブラリ(クラウド)」が中央図書館の書庫のようなもので、そこから読みたい個々の端末(Kindle端末やスマホ)に本を「ダウンロード(持ち出し)」するイメージですね。
- Kindle端末 (Paperwhiteなど):Wi-Fiに接続し、Amazonアカウントで端末を登録すると、ライブラリ(クラウド)にある購入済みの本が自動的に表示されます。読みたい本の表紙をタップするだけで、端末本体へのダウンロードが開始されます。
- スマホ (iPhone/Android):App StoreまたはGoogle Playから「Kindle」アプリをインストールします。サインイン後、アプリ下部の「ライブラリ」タブを開くと、購入済みのコンテンツが「クラウド」または「すべて」のタブに一覧表示されます。読みたい本の表紙をタップすればダウンロードが開始され、「端末」タブに移動します。
- PC (Windows/Mac):AmazonのWebサイトから「Kindle for PC」または「Kindle for Mac」というアプリをダウンロードし、インストールします。サインインするとライブラリが自動的に同期されるので、読みたい本をダブルクリック(または右クリックして「ダウンロード」)すれば、PCのローカルストレージにファイルが保存されます。

Audibleのダウンロード方法
Audible(オーディオブック)も、基本は購入(または会員クレジットで交換)したタイトルをアプリにダウンロードしてオフラインで聴くスタイルです。購入したタイトルは、退会後も聴く権利が残ります。
スマホ(iPhone/Android)
これは簡単です。「Audible」アプリをインストールし、サインインします。アプリの「ライブラリー」タブを開き、聴きたいタイトルの表紙(または横のダウンロードアイコン)をタップするだけで、デバイスへのダウンロードが始まります。
PCやMacでのダウンロード
ここが今、非常に複雑な過渡期にあります。特にWindows PCユーザーは注意が必要です。
- Macの場合:Macでは専用のAudibleアプリは現在提供されていません。標準的な方法は、Webブラウザ(Safariなど)でAudibleのサイトにサインインし、「ライブラリー」からダウンロードボタンをクリックします。ダウンロードされた.aaxファイルは、Appleの「ブック(Apple Books)」アプリに自動的にインポートされるか、手動で追加して再生できます。
- Windows PCの場合:【重大な変更】2024年3月6日にMicrosoftが「Windows 11向けAmazon Appstore」のサポートを終了しました(出典:Amazon Developerブログ)。
Windows版Audibleアプリの提供終了
上記の影響で、これまで利用可能だった「Windows 11向けAmazon Appstore」版のAudibleアプリ(Androidアプリベース)は、2024年3月6日をもって新規ダウンロードが不可能になりました。
すでにインストール済みのユーザーも、2025年3月5日までしか利用できなくなる予定です。
じゃあWindowsではどうするかというと、現在、Amazonが公式に案内しているダウンロード方法は「AudibleSync」というWindows専用アプリを使う方法だけになります。
「AudibleSync」はPC再生用ではない
この「AudibleSync」アプリは、PC上でオーディオブックを再生するためのものではありません。主な目的は、購入した.aaxファイルをPCにダウンロードし、対応するMP3プレイヤーやアクセシビリティデバイスに「転送」することです。
PC上で聴きたい場合は、AudibleのWebサイト上で「クラウドプレーヤー」を使い、ストリーミングで聴くのが基本となります。
PCソフトとゲームのダウンロード
AmazonでPCソフトやゲームのダウンロード版を購入した場合、これはPrime Videoなどのサブスクとは全く異なり、「購入したデジタル資産(アセット)」を管理する行為になります。ユーザーが所有権を持つファイルですね。
購入したソフトウェアや、インストールに必要なプロダクトキー(シリアルキー)は、すべて「ゲーム&ソフトウェアライブラリ」という専用の管理ページに集約されています。PCを買い替えた時などの再ダウンロードも、すべてこのライブラリから行います。
ライブラリが見つからない?
この「ゲーム&ソフトウェアライブラリ」、実はAmazonのサイト上ですごく見つけにくい場所にあるんです。
以前は「アカウントサービス」→「デジタルコンテンツとデバイス」の中にリンクがあったのですが、サイトデザインの変更で削除され、見つからないケースが頻発しています。
【回避策】
Amazon.co.jpのトップページにあるメインの検索バーで、「ゲーム&ソフトウェアライブラリ」と入力して検索してみてください。
検索結果の最上部(またはそれに近い位置)に、あなたのライブラリページへの直接リンクが表示されるはずですよ。
ライブラリにアクセスできたら、目的のソフトウェアの横にある「ダウンロード」ボタンをクリックしてインストーラーを実行します。
インストール中や初回起動時にプロダクトキーを求められたら、ライブラリに表示されているコードをコピーして入力すればOKです。
Amazon downloadsの疑問と解決策
ここからは、多くの人がつまずきがちな「できない」「どこにあるの?」といった疑問やエラーについて、解決策をまとめていきます。特にダウンロードファイルの保存場所と、サービスごとの制限については、知っておくと今後の混乱がかなり減るかなと思います。
PCやMacへのダウンロード
PCやMacで「amazon downloads」の機能を使いたい時、サービスごとに対応がバラバラで混乱しますよね。ここで一度、情報を整理しておきます。
| サービス | PC/Macへのダウンロード対応 |
| Prime Video | 専用アプリが必須 (Windows/Mac両方)。ブラウザ不可。 (オフライン再生用のDRMキャッシュ) |
| Amazon Music (サブスク) | 専用アプリが必須 (Windows/Mac両方)。ブラウザ不可。 (オフライン再生用のDRMキャッシュ) |
| Amazon Music (購入MP3) | ブラウザまたはPCアプリからダウンロード可能。 (DRMフリーのMP3ファイル) |
| Kindle | 「Kindle for PC/Mac」アプリが必須。 (DRM保護ファイル) |
| Audible |
|
このように、PCでファイルそのものを所有できるのは、今のところ「購入したMP3」と「PCソフト/ゲーム」だけ、と覚えておくと分かりやすいかもしれません。
ダウンロードできない時の対処法
ダウンロードボタンを押しても始まらない、途中で止まる、エラーが出る…そんな時は、慌てずにまずこのあたりを確認してみてください。
共通の確認事項
- デバイスの空きストレージ容量は十分か?動画、特に高画質(HD/Ultra HD)の音楽は、ファイルサイズが非常に大きいです。1時間の動画で数GB、音楽1曲で100MBを超えることもあります。デバイスの「設定」からストレージの空き容量を確認し、不要な写真や他のアプリを削除して容量を確保してください。
- インターネット接続は安定しているか?大容量の通信が必要なので、安定したWi-Fi環境で行うのが基本です。また、Amazon Musicなどのアプリ設定で「Wi-Fi接続時のみダウンロードする」がオンになっていると、モバイルデータ通信中はダウンロードが開始されません。
- アプリやデバイスの不調原因不明の不調は、まずデバイスを再起動してみるのが手っ取り早い解決策です。それでもダメなら、アプリが最新バージョンか確認し、アップデートがあれば適用します。FireタブレットやAndroidの場合は、「設定」→「アプリ」から該当アプリの「キャッシュを削除」や「強制停止」を試すのも有効です。
サービス別の主な原因
- Prime Video:「ダウンロード上限のエラー」「ダウンロード上限数に達しました」というエラーが出ることがあります。これは、Prime Videoが1つのアカウントにつき、全デバイスの合計で最大25本までしかダウンロードできないという制限があるためです。もう見ていない作品を削除するか、それでも解決しない場合は古いデバイスの登録解除(詳しくは後述します)が必要です。
- Amazon Music:「プランが原因のエラー」そもそもダウンロード非対応の「Amazon Music Free」プランだったり、「Amazon Music Prime」プランでダウンロード対象外(厳選されたプレイリスト以外)の曲を選んでいたり、という可能性があります。
- Kindle:「支払い方法が原因のエラー」意外な落とし穴として、Amazonアカウントに登録している支払い方法(クレジットカードなど)が有効でない(期限切れなど)と、たとえ0円の本(Prime ReadingやKindle Unlimitedの利用)であってもダウンロードできないことがあります。
保存場所はどこ?スマホとPC
「ダウンロードしたのにファイルが見つからない!」これは、特にPCでDRM保護されたファイルを探そうとした時に、多くの人がぶつかる最大の壁ですね。
大前提: サブスクのダウンロードは見つけても無意味
Prime Video、Amazon Music(サブスク)、Kindle、Audibleのダウンロードファイルは、すべてDRM(デジタル著作権管理)によって暗号化されています。
Amazonはユーザーがこれらのファイルを簡単にコピーしたり改変したりできないよう、意図的にOSの「隠しフォルダ」内に、ランダムな英数字のフォルダ名やファイル名で保存しています。
万が一これらのファイル(.mp4,.aax,.azwなど)を見つけてコピーしても、他のプレイヤー(VLCやWindows Media Playerなど)では絶対に再生できません。再生は必ず、DRMキーを管理する公式アプリから行う必要があります。
唯一の例外は、前述した「購入したMP3」です。これだけはDRMフリーなので、PCの「マイミュージック」内にある「Amazon Music」フォルダなど、分かりやすい場所に保存され、自由に扱えます。
スマホでの保存場所
- iPhone/iPad:iOSの仕組み上、ユーザーがアプリの保存ファイルに直接アクセスすることはできません。ファイルはアプリ内(サンドボックスと呼ばれる隔離領域)に完全に隠されています。ダウンロードデータがどれくらい容量を使っているかは、「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」から各アプリのサイズを見るしかありません。
- Android:Androidでは、内部ストレージか、アプリの設定で許可すればSDカードに保存されます。ファイルマネージャーアプリで「隠しファイルを表示する」設定にすると、パス(例: 内部ストレージ/Android/data/com.amazon.avod.thirdpartyclient (Video) や Android/data/com.amazon.mp3/files/Music (Music) など)を辿れますが、前述の通りDRMファイルなので、見つけても操作はできません。
PC/Macでの保存場所(隠しフォルダ)
PCやMacでも、DRMファイルは「隠しフォルダ」に保存されています。
隠しフォルダの表示方法
- Windows: エクスプローラーを開き、上部の「表示」タブから「隠しファイル」(または「隠しアイテム」)のチェックボックスをオンにします。
- Mac: Finderを開き、上部メニューバーで「移動」をクリックしながら、キーボードの「Option」キーを押し続けると、ドロップダウンメニューに「ライブラリ」が表示されます。
これらの隠しフォルダ内の、非常に分かりにくい場所に各アプリのデータが保存されています。
| サービス | OS | デフォルトの保存場所(隠しフォルダ内) |
| Prime Video | Windows | C:\Users[ユーザー名]\AppData\Local\Packages\AmazonVideo.PrimeVideo[ランダム文字列]\LocalState\Downloads |
| Amazon Music (サブスク) | Mac | [ユーザー名]/Library/Application Support/Amazon Music/Data |
| Kindle (Kindle for PC) | Windows | C:\Users[ユーザー名]\Documents\My Kindle Content(※これは隠しフォルダではないですが、DRMファイルです) |
| Audible (AudibleSync) | Windows | C:\Users[ユーザー名]\AppData\Roaming\AudibleSync\downloads |
制限、購入、レンタルの違い
「ダウンロード」と一言で言っても、その「権利」には厳しい利用規約と制限があります。知らずに「期限切れだ!」と慌てないよう、特に重要なものをピックアップしますね。
Prime Videoの「視聴期限」と「本数制限」
これがサブスク型ダウンロードで一番重要かもしれません。
- 視聴期限: ダウンロードした作品には2種類の期限があります。
- ダウンロードしてから再生を開始するまでの期限(通常30日間)
- 一度オフラインで再生を開始してから見終えるまでの期限(48時間)
このどちらかを過ぎると、ダウンロード済みでも再生できなくなります。
- 本数制限: 1つのAmazonアカウントで、全デバイス(あなたのスマホ、家族のタブレットなど)の合計で最大25本までしかダウンロードできません。
- デバイス制限: 同じ作品を同時にダウンロードできるのは2台のデバイスまでです。
「レンタル」と「購入」の違い
Prime Videoには、見放題作品のほかに「レンタル」と「購入」のオプションがありますね。
- レンタル: 料金を支払うと、そのタイトルは30日間ライブラリに保持されます。ただし、一度再生(またはダウンロード)を開始すると、視聴期限(通常48時間)が適用されます。この期間内に観終わる必要があります。
- 購入: 料金を支払うと、そのタイトルは「マイアイテム」に永続的に追加され、原則としていつでもストリーミングまたはダウンロードが可能です。ただし、利用規約上は、Amazonとコンテンツ配給元とのライセンス契約の変更などにより、まれに視聴できなくなる可能性が示唆されています。
Kindleの「冊数制限」
Kindleの読み放題サービスにも、同時にダウンロードしておける冊数に上限があります。
- 購入した本: 制限なし。デバイスのストレージ容量(空き容量)がある限り、何冊でもダウンロードできます。
- Prime Reading (プライム特典): 読み放題ですが、同時にダウンロード(借りて)おけるのは10冊までです。11冊目を借りたい場合は、どれか1冊を「返却」する必要があります。
- Kindle Unlimited (月額): こちらは20冊までダウンロード(借りて)おくことができます。
DRM解除の違法性について
Kindleの本やAudibleの音声ファイルはDRMで強力に保護されています。ネット上にはこれを解除するツールなどの情報があるかもしれませんが、たとえ私的利用の範囲内であっても、DRMを解除する行為はAmazonの利用規約に違反するだけでなく、法的な問題(違法行為)とみなされる可能性が非常に高いです。絶対に手を出さないようにしましょう。
正確な利用規約については、必ずAmazonの公式サイトをご確認ください。最終的な判断はご自身の責任において行ってください。
コンテンツと端末の管理方法
Amazonのデジタルコンテンツ(本、アプリ、動画ライセンス)と、それを利用するデバイス(Kindle端末、スマホアプリなど)をすべて一元管理する、すごく大事なページがあります。
それが「コンテンツと端末の管理」(または「コンテンツライブラリ」)ページです。
PCなら「アカウント&リスト」→「アカウントサービス」→「デジタルコンテンツとデバイス」セクションにある「コンテンツライブラリ」から。
スマホのAmazonショッピングアプリなら「アカウント」タブ→「アカウントサービス」→「コンテンツライブラリ」からアクセスできます。ここで何ができるかというと…
Kindleコンテンツ(本)の管理
「コンテンツ」タブで、ドロップダウンメニューから「本」を選択します。購入済みの本や、Kindle UnlimitedやPrime Readingで現在借りている本の一覧が表示されます。
特定の本を指定の端末に「配信」したり、読み放題の本を「返却」したり、購入した本をアカウントから「完全に削除」したりできます。
Amazon Appstoreで購入したアプリの管理
「コンテンツ」タブのドロップダウンメニューから「アプリ」を選択すると、過去にAmazon Appstore(Fireタブレットなどで利用)で購入・ダウンロードしたアプリの一覧が表示され、管理できます。
Audibleコンテンツの管理
「コンテンツ」タブで「オーディオブック」を選択すると、Audibleライブラリ内のタイトルの管理や、ファミリーライブラリ共有(どのタイトルを家族と共有するか)の設定がここで行えます。
【最重要】デバイスの管理(登録解除)
この管理ページの「デバイス」タブには、あなたのAmazonアカウントに紐づいたすべてのデバイス(Kindle端末、Fireタブレット、Prime VideoアプリやKindleアプリがインストールされた過去・現在のスマホやPC、Alexaデバイスなど)の一覧が表示されます。
「Prime Videoのダウンロードが上限25本に達した」というエラーが出た時、犯人は大抵ここに登録されたままの、もう使っていない古いデバイスなんです。
現在使用していない、または見覚えのない古いデバイスは、この画面で選択し、「登録解除」(Deregister)を実行してください。これにより、そのデバイスが消費していたダウンロード枠が解放され、新しいデバイスでダウンロードが可能になりますよ。
総括: Amazon downloads
「amazon downloads」について、主要サービスを横断して詳細に見てきました。
結局のところ、多くのユーザーが混乱する元凶は、「ダウンロード」という言葉が、Amazonのエコシステム内で主に2つの全く異なる意味で使われている点に尽きるかなと思います。
Amazonにおける「ダウンロード」の2つの意味
- サブスクリプション型(一時的な貸与)Prime Video, Music Unlimited/Prime, Kindle Unlimited/Primeなど。特徴: DRMで保護され、アプリ内でのみ再生可能。視聴期限や本数制限がある。「オフライン再生権のキャッシュ」。
- 購入型(永続的な所有)Amazon MusicストアのMP3, PCソフト/ゲーム。特徴: DRMフリー(またはシリアルキー認証)で、ファイルそのものを所有できる。バックアップや他デバイスへのコピーが自由。
この根本的な違いさえ分かっていれば、「ダウンロードしたのに保存場所はどこ?」や「期限が切れて再生できない!」といった疑問のほとんどは解決するはずです。
あなたの使いたいサービスがどちらのタイプの「amazon downloads」なのかをしっかり見極めて、快適なデジタルライフを送ってみてくださいね。
※クリックするとAmazonプライム公式サイトに飛びます
※期間内に解約すると料金はかかりません。