Amazonで注文をキャンセルしたり、返品したりした後、「あれ、amazonの返金っていつされるんだっけ?」と不安になったこと、ありませんか。私も経験があるんですけど、待っている間って結構ソワソワしますよね。
クレジットカードの締め日をまたいだらどうなるの?とか、デビットカードだと遅いって聞くけど本当?とか。それだけでなく、「返金処理中」と「返金済み」のステータスって何が違うの?とか、そもそも返金プロセス自体がちょっと分かりにくい部分もあります。
コンビニ払いや銀行振込だと何日くらいかかるのか、そもそも注文履歴のどこで返金状況を確認できるのか...。返品センター受領から何日も経つのに「返金されない!」と焦る前に、知っておきたいポイントがいくつかあるんです。
この記事では、そんなAmazonの返金に関する疑問について、私なりに調べた支払い方法別のタイミングや確認方法を、できるだけ詳しくまとめてみました。同じように不安に思っている方の参考になれば嬉しいです。
本記事の内容
- 支払い方法ごとの返金スピードの違い
- 返金が遅れる主な理由(締め日やデビット)
- 返金されない時に確認すべきチェックリスト
- 返金状況を注文履歴で確認する具体的な手順
本ページの情報は2025年11月時点の情報です。最新の配信情報は配信サイトにてご確認ください。
Amazonの返金はいつ?支払い方法で違う?
まず一番気になるのが、「結局、何日で返金されるの?」ってことですよね。実はこれ、Amazon側の処理速度と、私たちが使った決済システムの処理速度の2段階で決まるみたいです。
「Amazon側の処理」というのは、主に返品センターでの「商品の受け取り」と「中身の検品」作業のこと。ここでOKが出たら、次に「決済システム側」(カード会社や銀行、PayPayなど)にバトンが渡されます。
このバトンパスの仕組みが支払い方法によって全然違うので、スピードに差が出るんですよね。ここでは、主な支払い方法のパターンを、もう少し詳しく見ていこうと思います。
| 支払い方法 | 返金先 | Amazon処理完了後の反映目安 |
| クレジットカード | カード会社経由で相殺 | 3~10営業日 |
| デビットカード | 銀行口座 | 2週間~最大45日以上 |
| Amazonギフトカード | ギフトカード残高 | 最速(即日~2日) |
| コンビニ・ATM・代引き | ギフトカード残高 (デフォルト) | 1~3日 |
| (上記で銀行振込を選択) | 指定の銀行口座 | 1~3週間 |
| PayPay | PayPay残高 | 約1日 |
| 携帯決済・あと払い | 各サービスの残高・請求 | 各社の処理日数による |
クレジットカード返金の締め日
クレジットカード決済は、たぶん一番多くの人が使ってる方法かなと思います。この場合の返金は、現金が振り込まれるわけじゃなく、「請求の取り消し」や「請求との相殺」という形で行われますね。
流れとしては、Amazonが返品を受け取ってから返金処理(カード会社への指示)をするまでが、だいたい1〜3日くらい。その後、カード会社側で処理されて、私たちの明細に反映されるまでに、さらに3〜10営業日ほどかかるのが一般的みたいです。
最大の注意点:カード会社の「締め日」
ここで一番の注意点が、カード会社の「締め日」です。この日をまたぐかまたがないかで、お金が戻ってくる(ように見える)タイミングが大きく変わります。
- ケースA:締め日前に返金処理が完了した場合(例:15日締め・翌月10日払い)9月10日に購入し、9月14日までに返金処理が完了。この場合、10月10日払いの明細に「購入(+5,000円)」と「返金(-5,000円)」が同時に記載され、相殺されて請求は0円になります。これは分かりやすいですね。
- ケースB:締め日をまたいで返金処理が完了した場合(例:15日締め・翌月10日払い)9月10日に購入し、返金処理が9月16日(締め日の後)になった場合。まず、10月10日払いで「購入(+5,000円)」が一度全額引き落とされます。
「返金されない!」って焦るパターンの多くは、この「締め日またぎ」が原因だったりします。あくまで目安ですが、Amazon側で処理が完了してから10営業日以上経っても明細に反映されない場合は、カード会社に確認してみるのがいいかもです。
明細がマイナスになったら?
ケースBの場合、返金(-5,000円)は翌月(11月10日)の利用額から差し引かれる形になるんです。もし翌月の利用がなければ、明細が「-5,000円」のようにマイナス表記になります。
このマイナス分は、さらに翌月に繰り越されるか、カード会社から引き落とし口座に現金で振り込まれるのが一般的です。
※返金のタイミングや明細への反映方法は、カード会社によって異なります。正確な情報はご利用のクレジットカード会社にご確認ください。
デビットカードが遅い理由
デビットカードは、使った瞬間に口座からお金が引き落とされる(または「枠の確保(オーソリ)」がされる)ので、返金プロセスがクレジットカードより複雑で、時間がかかるケースがあるんですよね...
基本的な流れはクレジットカードと同じなんですが、問題は「オーソリの取消」というプロセスです。銀行によっては、この取消データが届くまでに2週間以上かかる場合もあるとされています。
※これはあくまで一例です。デビットカードの返金ルールは発行元の銀行によって大きく異なります。詳しくはご利用の銀行にご確認ください。
コンビニ払いとギフトカード
コンビニ・ATM・ネットバンキングで現金払いした場合、返金方法は基本的に「Amazonギフトカード残高」へのチャージになります。これはAmazonのシステム内で完結するので、すごく速いのが特徴ですね。
Amazonが返品を受け取って処理をしたら、だいたい即日〜3日程度でアカウントの残高に反映されます。新しくギフト券番号がメールで送られてくるわけじゃなく、自分のアカウントに直接戻ってくる形です。
これは、商品発送前の「キャンセル」でも同様です。コンビニで支払った後に発送前キャンセルした場合も、支払った現金はギフトカード残高として戻ってきます。
スピード優先のデフォルト設定
Amazonとしては、返金したお金でまたAmazonで買い物してほしい、というのがあるのかも。デフォルトが「ギフトカード残高」になっていて、これが一番スピーディーな返金方法になっています。
「すぐに現金が欲しい」というわけでなければ、この方法が一番早くてストレスがないかもしれませんね。ただ、「現金化」したい場合は次の方法を選ぶことになります。
銀行振込での返金は何日?
「ギフトカード残高じゃなくて、現金で返してほしい!」という場合も、もちろん可能です。コンビニ払いや代引きで支払った場合、返品手続きの際に「銀行振込」を選ぶことができます。
ただし、これを選ぶとスピードはかなり落ちます...。Amazonが返品を受け取ってから、実際に口座に振り込まれるまで、1〜3週間程度の時間がかかるとされています。これはAmazon側の処理と、銀行の営業日などが絡むためですね。
この方法を選ぶ場合、返品手続きの途中で、以下の口座情報を自分で入力する必要があります。
銀行振込に必要な情報と注意点
- 金融機関名、支店名
- 預金種別(普通・当座など)
- 口座番号
- 口座名義人(カタカナ)
- 注文番号(求められる場合)
入力ミスがあるとさらに遅れる原因になるので、正確に入力したいところですね。特に「口座名義人」は、キャッシュカードに記載されている通りのカタカナで入力する必要があります。
まさに「スピード(ギフトカード)」を取るか、「現金化(銀行振込)」を取るかの二択ですね。
PayPayと携帯決済の返金
最近増えてきた、各種「〇〇払い」のパターンですね。これらはAmazonではなく、各決済サービス側で返金処理が行われます。お金が戻る場所がAmazonではない、という点に注意です。
PayPayの場合
PayPayはかなり速いみたいです。Amazonの返品処理後、約1日でPayPayアカウントの残高に戻ってくるようです。これはAmazonギフトカード並みにスピーディーで助かりますね。返金状況はPayPayアプリの「取引履歴」から確認できます。
携帯決済 (d払い, auかんたん決済, ソフトバンクまとめて支払い) の場合
これがちょっと複雑です。Amazon側の処理(1〜3日)の後、各キャリア経由で返金されます。注意したいのは、現金で振り込まれるとは限らない点です。
- 支払い月と同じ月に返金処理がされれば、請求自体が取り消されます。(例:5月10日購入、5月20日に返金処理完了 → 5月分の携帯代に請求が上がらない)
- 月をまたいでしまうと、翌月以降の携帯電話料金から差し引かれる(相殺される)形になります。(例:5月10日購入、6月5日に返金処理完了 → 5月分の携帯代で一度請求され、7月(または6月)の携帯代から返金額が引かれる)
「返金された」という実感が湧きにくいパターンなので、Amazonの注文履歴だけじゃなく、d払いやauの利用明細をしっかり確認する必要がありますね。
あと払い (ペイディ) の場合
ペイディで支払った場合も、Amazonでの処理後、ペイディのアカウントに返金されます。まだ未払いの請求がある場合は、その請求額から返金額が差し引かれます。
すでに支払い済みだったり、請求額より返金額が多かったりする場合は、ペイディのアカウントに「マイナス」として残高が残り、次回の買い物に充当されます。
Amazonの返金がいつか不安な時の確認法
「返金処理中」のまま進まないと、やっぱり不安になりますよね。待っている時間って、実際の日数より長く感じますし...。そんな時に「今どうなってるの?」を自分で確認する方法と、それでも「返金されない!」という時のチェックポイントをまとめてみます。
注文履歴で返金状況はどこ?
返金の現在のステータスは、Amazonの注文履歴から確認できます。場所がちょっと分かりにくいかもしれませんが、以下の手順でたどれます。
Amazonの注文履歴から確認
- Amazonのアプリやサイトで「アカウントサービス」(アプリだと下部の人型マークなど)を開きます。
- 「注文履歴」を選択します。
- 該当する注文をタップし、「取引履歴を表示」または「返品状況を確認」といった項目を探します。
- そこに「現在の返金状況」として、「返金処理中」や「返金済み」といったステータスが表示されます。
ただ、ここで注意したいのが、Amazonの言う「返金済み」と私たちが思う「返金済み」には大きなズレがあることです。
ステータスの意味を理解する
- 「返金処理中」:まだAmazon側(返品センターでの検品待ち、など)の処理が終わっていないか、返金指示のキュー(順番待ち)に入っている状態です。
- 「返金済み」:これが「罠」というか、誤解しやすいポイントです。これは「あなたの口座に入金しました」ではなく、「Amazonが返金指示(カード会社や銀行への連絡)を完了しました」という意味です。
つまり、Amazonのステータスが「返金済み」に変わった瞬間が、ゴールではなく「第二走者(金融機関)にバトンが渡った合図」なんですよね。そこから実際に私たちの口座や明細に反映されるまでには、冒頭で説明した「タイムラグ」が必ず発生するんです。
返品センター受領から何日?
返金プロセスがスタートする「起算点」は、「Amazonの返品センター(または出品者)が、返送された商品を物理的に受け取り、検品を完了した時点」です。
私たちが商品をポストに投函した日や、コンビニで発送した日ではありません。この認識がズレていると、「もう5日も経つのに!」と焦ってしまいますが、実際にはまだAmazonに届いてもいない、ということがよくあります。
返金までの流れ(返品の場合)
- ユーザーが商品を返送する(コンビニ持ち込みや集荷)
- (配送業者が運送している時間)
- Amazon返品センターに商品が到着(←配送業者の追跡で確認可能)
- (Amazon側での受領確認・検品作業の時間)← ここがセール後などは混雑で時間がかかる
- 【ここが本当のスタート】Amazonが返金処理を実行 → ステータスが「返金済み」に変わる
- (金融機関やカード会社の処理時間)
- ユーザーの口座や明細に反映
返送にかかる物流の時間や、返品センターの混雑具合(ブラックフライデーやプライムデーの後など)によっては、私たちが発送してからAmazonの処理がスタートするまでに、数日〜1週間以上かかることも考えられます。
まずは配送業者の追跡番号で「到着」しているか確認するのが第一歩ですね。
先に返金される「返品不要の返金」ケース
ごく稀にですが、返品手続きをしたら、まだ商品を返送していないのに「返金処理が完了しました」と通知が来ることがあります。
これは、商品の金額が低い場合や、ユーザーの過去の利用履歴(優良顧客かどうか)などから、AmazonのAIやカスタマーサービスが「返品してもらうコストのほうが高い」と判断した場合に起こるようです。その場合は、商品の返送が不要になることもあります。
返金されない時のチェック
「Amazonのステータスが返金済みになってから、目安の日数を大幅に過ぎても入金されない!」...そういう時は、何か根本的な問題があるかもしれません。以下の点をチェックしてみてください。
返金されない?チェックリスト
- 返品・返金の期限(30日)を過ぎてない?原則として、商品到着から30日以内に返品申請と発送を完了する必要があります。この期限を過ぎていると、そもそも返金の対象外になっている可能性があります。(購入日ではなく、到着日から30日です)
- 送料が差し引かれてない?「イメージと違った」などの自己都合での返品の場合、返送時の送料は私たち(購入者)の負担が原則です。もし着払いで送ってしまった場合、その送料分が返金額から差し引かれます。全額返金だと思っていたら、送料分が引かれていた、というケースです。
- クーポン分は返金対象外では?割引クーポンを使った場合、そのクーポン分の金額は返金対象外です。実際に支払った金額(例:5,000円の商品を1,000円引きで4,000円払い)が返金額の上限になります。
- マーケットプレイスの商品じゃない?これが一番見落としがちです。Amazon.co.jp(Amazon本体)ではなく、個別の出品者(マーケットプレイス)から買った商品の返金は、その出品者が処理します。もし出品者と連絡が取れない、対応してくれない場合は、「Amazonマーケットプレイス保証」の申請を検討する必要があります。この申請は、配達予定日の最終日から90日後まで可能です。
50%減額になるケース
「返金されたけど、金額が半分しか入ってない!」というケースもあります。これはペナルティや間違いではなく、Amazonの返金ポリシーが関係しています。
「サイズが合わない」「イメージと違った」といった自己都合(購入者都合)での返品の場合、商品の状態によって返金額が変わるんです。
自己都合返品のルール
- 未使用かつ未開封の場合:全額返金
- 開封済みの場合:商品代金の50%を返金
これが「半額しか返金されない」理由として、かなり多いパターンみたいですね。例えば、家電を買って、開封して、一度使ってみたけどやっぱり要らない、というのは50%減額の対象になる可能性が非常に高いです。
ちなみに、届いた商品が不良品だった、説明と違うものが届いた、といったAmazon都合(出品者都合)の場合は、開封済みでももちろん全額返金の対象です。その際は、返品理由を正確に選ぶことが大事ですね。
(※服や靴の「試着」は「開封」とはみなされず、全額返金の対象になることが多いです)
問い合わせ先の電話番号
いろいろ確認してもやっぱりおかしい、ステータスが全然進まない...という時は、最終手段としてAmazonのカスタマーサービスに問い合わせるのが一番です。
ただ、いきなり電話するよりは、アプリやサイトからチャットで問い合わせるのがスムーズかなと私は思います。
なぜなら、注文履歴から該当の商品を選んで、「カスタマーサービスへ連絡」に進むと、注文番号が連携された状態ですぐにチャットや電話リクエストができるからです。
Amazonカスタマーサービス 連絡先
もし電話番号を直接知りたい場合は、以下の番号が公開されているようです。
- フリーダイヤル: 0120-999-373(無料)
- 有料電話: 011-330-3000
- チャット:24時間対応(アプリやWebサイトから)
問い合わせる前に準備しておくこと
スムーズに話を進めるため、問い合わせる前に以下の情報を手元に用意しておくと良いです。
- 注文番号(必須)
- 配送業者の追跡番号(返品の場合)
- 現在のステータスがわかるスクリーンショット
問い合わせるタイミングとしては、「追跡番号で返品センター到着が確認できてから5営業日以上ステータスが進まない」とか、「Amazonのステータスが『返金済み』になってから、各支払い方法の目安日数(例:クレカで10営業日)を過ぎても反映されない」といった、明確な「遅延」が確認できてからが適切かなと思います。
※電話番号や問い合わせ方法は変更される可能性があります。最新の情報はAmazonの公式ヘルプページをご確認ください。
Amazonの返金がいつかの疑問解決
ここまで、Amazonの返金がいつ実行されるのか、支払い方法別のパターンや確認方法についてまとめてみました。
結論としては、返金スピードは「Amazonギフトカード残高」が最速で、次が「PayPay」。逆に「デビットカード」や「銀行振込」は時間がかかる傾向にある、ということですね。
返金が遅いと感じたら、まずは慌てずに以下の3点を確認してみてください。
返金が遅い時の3ステップ
- 配送業者の追跡番号で「返品センターに到着済みか」を確認する。(まだなら待つ)
- Amazonの「注文履歴」で返金ステータス(処理中か、返金済みか)を確認する。(「返金済み」ならバトンは金融機関へ)
- クレジットカードの「締め日」をまたいでいないか、明細を確認する。(翌月相殺の可能性を疑う)
Amazonの返金プロセスは、いろいろなシステムが連携しているので少し複雑ですが、仕組みが分かれば「今どの段階か」が予測できるので、少しは安心できるかもしれません。この記事で、「amazon 返金 いつ」の不安が少しでも解消されたら幸いです!
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