Amazonで冷蔵庫の引き取りサービスはありますか?と疑問に思っていませんか。この記事では、Amazonの便利な不用品回収サービスについて、引き取りサービスの申し込み方法や対象商品、気になる設置回収サービスの費用を徹底解説します。
また、家電リサイクルの申し込み手順や、冷蔵庫のリサイクル料金がなぜ高いと感じるのか、冷蔵庫の配送が3階以上の場合の注意点まで、amazonの冷蔵庫引き取りに関するあらゆる疑問にお答えします。
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本記事の内容
- Amazonの冷蔵庫引き取りサービスの有無と申し込み方法
- 設置・回収にかかる費用とリサイクル料金の詳細な内訳
- サービスを利用するための対象商品の見分け方
- 搬入経路や階層など、利用前に確認すべき重要な注意点
本ページの情報は2025年9月時点の情報です。最新の配信情報は配信サイトにてご確認ください。
Amazonの冷蔵庫引き取りサービスの利用方法
※画像はイメージです:kamiani作成
ポイント
- Amazonで冷蔵庫の引き取りサービスはありますか?
- 引き取りサービス対象商品の確認方法
- 引き取りサービスの申し込み手順
- 便利な設置回収サービスの費用は?
- 知っておきたい冷蔵庫のリサイクル料金
Amazonで冷蔵庫の引き取りサービスはありますか?
結論から言うとAmazonには、新しい大型家電の購入と同時に、古い同種の家電を有料で引き取ってもらえる「家電・家具 設置回収サービス」が存在します。このサービスを活用することで、新しい冷蔵庫の注文から配送、希望の場所への設置、そしてこれまで使っていた古い冷蔵庫の処分までを、一括してAmazonに任せることが可能です。
冷蔵庫が故障したり、買い替えを検討したりする際、新しい製品を探すだけでなく、古い製品の処分方法を別途考えなければならないのは大きな負担です。自治体のルールを調べたり、リサイクル業者を探したりといった手間を、このサービスはすべて解決してくれます。
この便利なサービスは冷蔵庫のほか、洗濯機、大型テレビ、一部の大型家具なども対象となっており、新しい製品が届けられたその場で専門の業者が古い家電を回収してくれるため、非常にスムーズな買い替えが実現します。
ただし、このサービスはAmazonで販売されているすべての大型家電に適用されるわけではないため、利用を希望する場合は、購入前にいくつかの条件や注意点を確認することが重要です。
引き取りサービス対象商品の確認方法
Amazonで冷蔵庫の引き取りサービスを利用するための第一歩は、購入を検討している商品が「家電・家具 設置回収サービス」の対象であるかを正確に確認することです。
Amazonのサイト上で販売されているすべての冷蔵庫がこのサービスに対応しているわけではないため、購入前のこの確認作業は絶対に欠かせません。
対象商品かどうかは、各商品の詳細ページで誰でも簡単に見分けることができます。以下の手順でご確認ください。
- まず、気になる冷蔵庫の商品詳細ページを開きます。
- ページを少し下にスクロールし、「配送・設置およびアフターサポート」という項目を探してください。
- この項目の中に、「設置回収サービス」やそれに準ずる内容のサービスアイコンが表示されていれば、その商品は引き取りサービスの対象です。アイコンをクリックすると、サービス内容の簡単な説明が表示されることもあります。

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引き取りサービスの申し込み手順
引き取りサービスの申し込みは、ウェブサイト上で事前に申請するのではなく、商品を購入する際の注文手続き中に行います。後からサービスを追加することはできないため、購入プロセスの中で忘れずに選択することが非常に重要です。
具体的な申し込み手順は以下の通りです。
- サービス対象となっている冷蔵庫をショッピングカートに入れ、「レジに進む」ボタンをクリックします。
- サインイン後、お届け先住所や支払い方法を選択する画面を順に進んでください。
- 注文内容の最終確認画面に、配送オプションを選択する項目が表示されます。
- ここで「設置・旧品回収」や「回収品あり」といった、引き取りサービスを含む選択肢が表示されるので、希望するサービスにチェックを入れます。
- 選択したサービスの料金が注文合計金額に正しく加算されたことを確認し、最後に「注文を確定する」ボタンを押します。
ポイント
一度注文が確定し、Amazonのシステム上でステータスが「出荷準備開始」に切り替わると、物流の都合上、設置や回収といったサービスの追加、内容の変更、またはサービスのみのキャンセルは一切できなくなります。もしサービス内容を変更したい場合は、ステータスが変更される前に、一度その注文全体をキャンセルし、再度希望のサービス内容を選択して注文し直す必要があります。
便利な設置回収サービスの費用は?
Amazonの「家電・家具 設置回収サービス」には、ユーザーの多様なニーズに応えるため、複数のサービスオプションが用意されており、それぞれ料金が異なります。ご自身の状況や予算に合わせて最適なプランを選択することが可能です。
サービス内容の選択肢 | 追加料金(税込) | サービスの詳細な説明 |
無料(玄関渡し) | +0円 | 最も基本的な配送方法です。設置や回収は一切行わず、梱包された状態の商品を玄関先で受け取ります。ご自身で搬入・設置できる方向けです。 |
設置サービスのみ | +110円 | 専門業者が希望の場所まで商品を搬入し、開梱・設置作業を行います。不要になった梱包資材もすべて回収してもらえます。ただし、古い冷蔵庫の引き取りは含まれません。 |
旧品回収サービスのみ | +1,650円 | 新しい商品は玄関先で受け取り、古い冷蔵庫のみを引き取ってもらうプランです。室内への搬入や新製品の設置作業は行われません。 |
設置・旧品回収サービス | +1,760円 | 新しい冷蔵庫の搬入・設置と、古い冷蔵庫の引き取りをすべてまとめて行ってもらえる、最も一般的で利便性の高い総合プランです。 |
多くの場合、冷蔵庫の買い替えで最も手間なくスムーズに完了するのが「設置・旧品回収サービス(+1,760円)」です。
この料金は、あくまでAmazonに支払う「サービスの対価(収集運搬料金など)」であり、法律で定められた「リサイクル料金」が、これとは別に当日現金で必要になることを覚えておいてください。
知っておきたい冷蔵庫のリサイクル料金
Amazonの引き取りサービスを利用するにあたり、多くの人が混同しがちなのがサービス料金と「家電リサイクル料金」の違いです。
この2つは全くの別物であり、「設置・旧品回収サービス費用(1,760円など)」とは別に、法律で定められた「家電リサイクル料金」の支払いが必須となります。
この家電リサイクル料金は、経済産業省が管轄する家電リサイクル法に基づき、使用済みの家電製品から有用な資源を回収し、廃棄物を減らすために消費者が負担するものです。料金は、引き取ってもらう冷蔵庫のメーカーや内容積(リットル)によって全国一律で定められています。
支払い方法と料金の目安
このリサイクル料金の支払い方法は非常に重要です。商品のお届け(および古い冷蔵庫の引き取り)当日に、担当の配送業者へ現金で直接支払う必要があります。クレジットカードや各種キャッシュレス決済は利用できないため、事前に公式サイトでご自身の冷蔵庫の料金を確認し、お釣りが出ないよう現金を用意しておきましょう。
以下は、冷蔵庫のリサイクル料金の代表的な例です。
- 内容積170リットル以下: 3,740円(税込)
- 内容積171リットル以上: 4,730円(税込)
※上記はあくまで代表的な料金です。海外メーカーなど一部料金が異なる場合がありますので、正確な料金は家電リサイクル券センターの公式サイトで必ずご確認ください。
Amazonの冷蔵庫引き取りの注意点とQ&A
※画像はイメージです:kamiani作成
ポイント
- Amazonの不用品回収サービスとは?
- 家電リサイクルの申し込み注意点
- 家電リサイクルは高い?料金の内訳
- 冷蔵庫の配送が3階以上の場合
Amazonの不用品回収サービスとは?
Amazonが提供するこの便利な引き取りサービスは、一般的な「不用品回収サービス」とはその性質が少し異なります。あくまで新しい製品への「買い替え」をサポートするための付帯サービスと理解することが重要です。
このサービスの基本ルールは「新しく対象商品を1台購入した場合に、同種の古い製品を1台に限り引き取る」というものです。これを「同種・同数」の原則と呼びます。
例えば、新しく冷蔵庫を1台購入した際に、古い冷蔵庫を1台引き取ってもらうことは可能ですが、冷蔵庫を購入して、使わなくなった洗濯機やテレビを引き取ってもらう、といったことはできません。
また、配送業者がスムーズかつ安全に引き取り作業を行うために、利用者側での最低限の事前準備が求められます。
引き取り日までに必ず済ませておくべき準備
- 電源プラグを抜く:安全のため、必ずコンセントからプラグを抜いておいてください。
- 庫内を空にする:食品や調味料、棚などをすべて取り出してください。
- 霜取り(解凍):冷凍庫内に霜が大量についている場合は、電源を抜いて溶かし、水分を拭き取っておく必要があります。これを怠ると運搬中に水漏れが発生し、家財を汚す原因となります。
- 水抜き:蒸発皿や製氷機の水を捨てておいてください。
これらの準備が配送日までに完了していない場合、追加料金が発生したり、最悪の場合は引き取り自体を断られたりする可能性もありますので、忘れずに行いましょう。
家電リサイクルの申し込み注意点
Amazonで家電リサイクル(引き取り)を申し込む際には、手続きのスムーズさを確保し、後々のトラブルを避けるために、いくつかの重要な注意点を理解しておく必要があります。
【再確認】申し込み後の変更・追加は一切不可
最も重要なルールとして、一度注文を確定させた後には、引き取りサービスの追加やキャンセルはシステム上できません。「やっぱり引き取ってほしくなった」「設置だけ頼むつもりだったけど回収もお願いしたい」と思っても、後からサービスを追加することは不可能です。
その場合は、注文ステータスが「出荷準備開始」に変わる前に、一度注文全体をキャンセルし、再度正しいオプションで注文し直すという手間が発生します。
引き取り場所と日時の厳格なルール
- 引き取り場所の限定: 古い冷蔵庫の引き取りは、新しい冷蔵庫のお届け先と完全に同一の住所に限られます。「新居に新しい冷蔵庫を届けてもらい、旧居にある古い冷蔵庫を引き取ってもらう」といった分離した対応はできません。
- 引き取り日時の指定不可: 引き取りは、新しい冷蔵庫の配送と同時にその場で行われます。「午前中に新しい冷蔵庫を設置してもらい、午後に古い冷蔵庫を引き取りに来てもらう」といった時間差での対応や、配送日より前に古いものだけを先に引き取ってもらうことは不可能です。
これらのルールは、配送と回収のロジスティクスを効率化するために設けられています。注文時にご自身の計画と照らし合わせ、間違いのないよう慎重にオプションを選択することが、スムーズな買い替えの鍵となります。
家電リサイクルは高い?料金の内訳
「Amazonの家電リサイクル料金は他の店より高いのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、その金額の内訳を理解すると、それが法に基づいた適正な価格設定であることがわかります。
消費者が支払う総額は、大きく分けて2つの異なる性質の費用から構成されています。
- 収集運搬料金
これは、あなたの家からメーカーが指定する中間引取場所まで、古い冷蔵庫を物理的に「収集」し「運搬」するための作業費用です。Amazonが販売・発送する商品の場合、この料金が550円(税込)に設定されており、前述した「設置・旧品回収サービス(1,760円)」といったサービス料金の中に含まれています。これは各販売店が設定するサービス料金です。 - 家電リサイクル料金
これは、家電リサイクル法に基づいて法律で定められた、製品を正しく分解し、金属やプラスチックなどの資源を「再商品化(リサイクル)」するための費用です。料金は製品の品目、メーカー、サイズによって異なり、冷蔵庫の場合は3,740円~4,730円(税込)程度が一般的です。この料金は、どの販売店に引き取りを依頼しても、原則として同額がかかります。
つまり、Amazonのサービスが高いわけではなく、「収集運搬」と「リサイクル」という2つのプロセスにそれぞれコストがかかっているのです。これは、私たちの社会が資源を循環させ、環境負荷を低減するために必要な仕組みと言えます。
冷蔵庫の配送が3階以上の場合
アパートやマンションなどにお住まいで、特にエレベーターが設置されていない建物の3階以上に冷蔵庫のような大型家電を搬入・搬出する場合には、最大限の注意が必要です。
Amazonの公式なヘルプページなどでは、マーケットプレイス出品者の場合「外階段での3階以上の階段あげ搬送は追加料金となる場合がございます」といった案内が見られます。
しかし、Amazonが直接販売する商品の場合、より厳しい運用がされている可能性があります。実際、ユーザーの体験談として、配送業者の方針により、3階以上の階段を使用する作業自体に対応しておらず、サービスを当日現地で断られてしまったというケースが報告されています。
【最重要】階段作業がサービス対象外となる可能性
Amazonのサイト上に「3階以上は対応不可」という明確な記載が見つからない場合でも、「エレベーターのない建物での3階以上への階段を使った搬入・搬出は、追加料金での対応ではなく、サービス提供が根本的に不可となるリスクがある」ことを必ず念頭に置いてください。購入後に「新しい冷蔵庫を設置できず、古いものも回収してもらえない」という最悪の事態を避けるため、ご自身の住居がこの条件に該当する場合は、注文前にAmazonのカスタマーサービスに電話などで直接確認するか、階段作業に柔軟に対応してくれる地域の家電量販店などでの購入を検討することをお勧めします。
また、階段の有無に関わらず、玄関ドアの幅、廊下の最も狭い部分、階段の踊り場などが、購入したい冷蔵庫本体の寸法(特に幅と奥行き)に最低でも10cm~20cmの余裕がないと物理的に搬入できません。
購入ボタンを押す前に、メジャーを片手に必ず搬入経路全体の採寸を行いましょう。
amazonの冷蔵庫引き取りサービスの総まとめ
※画像はイメージです:kamiani作成
この記事では、Amazonで冷蔵庫を購入する際の引き取りサービスについて、料金体系から申し込み方法、そして重要な注意点に至るまで、網羅的に詳しく解説しました。最後に、本記事の要点をリスト形式で簡潔に振り返ります。
ポイント
- Amazonには大型家電の購入時に古い製品を引き取る設置回収サービスがある
- 利用するにはサービス対象商品を選び注文手続き中に申し込む必要がある
- 申し込みは注文確定前に行う必要があり後からの追加や変更は一切できない
- 新しい冷蔵庫の設置と古い冷蔵庫の引き取りをまとめて行うプランは1,760円(税込)
- このサービス費用とは別に「家電リサイクル料金」が現地で現金払いで必要となる
- 冷蔵庫のリサイクル料金はサイズにより3,740円から4,730円が一般的な目安
- 引き取りは購入した商品と同種かつ同数の製品1点に限定される
- 引き取り日までに冷蔵庫の中を空にし霜取りと水抜きを済ませておくこと
- 引き取り場所は新しい冷蔵庫の配送先と完全に同一の住所でなければならない
- エレベーターのない建物の3階以上への階段作業はサービスを断られる可能性がある
- 購入前に必ず玄関や廊下など搬入経路の幅を正確に採寸することが極めて重要
- サービスを利用できない対象外の地域もあるため購入前に確認が必要
- サービス費用は法律で定められたリサイクル料金と店舗が設定する収集運搬料金の合計である
※クリックするとAmazonプライム公式サイトに飛びます
※期間内に解約すると料金はかかりません。