ネットで「U-NEXT 漫画読み放題」と検索してこの記事にたどり着いたあなたは、きっと「月額料金だけで漫画が全部読み放題になる」そんな夢のようなサービスを期待していたのではないでしょうか。
正直に言います、私も最初はそう思っていました。「動画が見放題なんだから、漫画だって読み放題でしょ?」と。でも、実際に登録してみて「あれ、読みたい『鬼滅』も『呪術』も有料じゃん!」と愕然とした経験があります。
しかし、そこで解約しなかったのが私の運の尽き、いや幸運の始まりでした。実はU-NEXT、仕組みさえ理解してしまえば、普通に書店で漫画を買うのが馬鹿らしくなるくらい、圧倒的にお得に新刊が読めるサービスだったんです。
今回は、私が人柱となって検証した「読み放題」のリアルな実態と、読み放題じゃなくても実質無料で漫画を楽しむための裏技を、余すことなくお伝えします。
記事のポイント
- U-NEXTの「漫画読み放題」という言葉に隠された誤解と本当のサービス内容
- 読み放題プランがなくても毎日10話以上を無料で読み進める具体的な方法
- iPhoneユーザーが絶対にやってはいけない損をする決済方法と回避策
- Kindleやシーモアと比較して分かったU-NEXTだけの最強のメリット
本ページの情報は2025年12月時点の情報です。最新の配信情報はU-NEXTにてご確認ください。
誤解注意!U-NEXTは漫画読み放題ではない?
まず最初に、一番重要な事実をお伝えしなければなりません。U-NEXTは、Netflixのように「月額料金を払えば、配信されている全ての漫画が読み放題になる」というサービスではありません。
ここで「なんだ、じゃあ意味ないじゃん」とページを閉じようとした方、あと少しだけ待ってください。この「読み放題ではない」という事実の裏側には、実は他のサービスには真似できない、漫画好きにとって極めて有利な「経済的な仕組み」が隠されているのです。
なぜ多くの人が誤解してしまうのか、そして実際のサービスはどうなっているのか、その深層を解剖していきます。
読み放題は嘘?検索される理由とサービスの実態
Googleの検索窓に「U-NEXT 漫画読み放題」と打ち込むと、サジェストには「嘘」「少ない」「ひどい」といったネガティブな関連キーワードが並ぶことがあります。これを見て不安になった方も多いはずです。なぜこのような誤解が生まれるのでしょうか。
最大の原因は、U-NEXTが持つ「動画見放題(SVOD)」という強力なブランドイメージにあります。「映画もドラマもアニメも見放題」と謳っているため、ユーザーは無意識のうちに「コンテンツ全部が定額制」だと思い込んでしまうのです。
しかし、U-NEXTの電子書籍サービスは、動画とは異なるルールで運用されています。
U-NEXTのコンテンツ構造の真実
- 動画: 約37万本以上が見放題(定額制)。ここがイメージの源泉です。
- 雑誌: 210誌以上が読み放題(定額制)。ここも「読み放題」です。
- 漫画・書籍: 基本的には「都度課金(PPB)」。つまり、1冊ごとに購入が必要です。
このように、漫画に関しては「読み放題」の枠外にあるのが基本です。しかし、ここで話を終わらせてはいけません。U-NEXTには、この「都度課金」のハードルを限りなくゼロに近づけるための強力な武器が存在します。
それが、月額プランに含まれる「ポイント」と、後述する「ポイントバックプログラム」です。これらを駆使することで、名目上は「有料」でも、実質的には「追加費用ゼロ」で最新刊を読むことが可能になるのです。
「読み放題」という言葉の定義にとらわれず、「お財布からお金が出るかどうか」という視点で見たとき、U-NEXTは驚くほど優秀なサービスへと変貌します。
漫画の読み放題は少ないが雑誌は充実のラインナップ
「漫画が読み放題じゃないなら、月額2,189円は高すぎる」と感じるかもしれません。しかし、この月額料金には、書店で買えば1冊500円〜800円はする雑誌の「読み放題」が含まれていることを忘れてはいけません。
U-NEXTの雑誌読み放題サービスは、「おまけ」のレベルを遥かに超えています。
ラインナップは210誌以上。これは、月額400円〜500円程度で提供されている「dマガジン」や「楽天マガジン」といった雑誌専門のサブスクリプションサービスと比較しても、全く遜色のない規模感です。
私が実際に愛読しているラインナップの一部をご紹介しましょう。
| ジャンル | 主な読み放題対象雑誌(一部) |
| 女性ファッション | non-no, ViVi, Vogue Japan, Ray, Oggi, BAILA, CLASSY. など |
| 男性ファッション | MEN'S NON-NO, GOETHE, Safari, UOMO, Begin, MEN'S EX など |
| ニュース・週刊誌 | 週刊女性, 週刊アサヒ芸能, FRIDAY, FLASH, SPA!, サイゾー など |
| 趣味・エンタメ | 週刊ファミ通, DVD&動画配信でーた, 韓流ぴあ, 東京カレンダー, ダ・ヴィンチ など |
例えば、あなたが毎月ファッション誌を1冊、週刊誌を1冊買っているとしたら、それだけですでに1,000円以上の出費になっていますよね。U-NEXTなら、これらが追加料金なしで読み放題です。
特に、漫画の新刊発売日を待つ間の暇つぶしや、トレンド情報の収集において、この雑誌読み放題は強力な味方になります。漫画は「ポイントで厳選して買う」、雑誌は「好きなだけ乱読する」。
この使い分けこそが、U-NEXTを賢く使い倒すコツなのです。ちなみに、週刊誌の中には連載漫画が載っているものもあるので、間接的に漫画を楽しめるという裏メリットもありますよ。
読み放題の代わりに使える毎日無料機能の仕組み
「雑誌もいいけど、やっぱり漫画が読みたいんだよ!」という声が聞こえてきそうです。安心してください。U-NEXTには、課金せずに漫画を読むための救済措置として、「毎日無料」という機能がアプリに実装されています。
これは、いわゆる「待てば無料」形式のマンガアプリ(ピッコマやLINEマンガなど)と同じような仕組みですが、U-NEXT版は少し特殊で、2つのレイヤーに分かれています。ここを理解すると、無料で読める量がグッと増えます。
1. 毎日無料(Daily Free)
これは、対象作品ごとに毎日1話ずつ無料で読める機能です。毎日お昼の12時にチケット(権利)が回復します。面白いのは「作品ごとに」回復するという点。
つまり、Aという作品を1話読んで、Bという作品も1話読む、といった並行読みが可能です。長編の名作漫画などが対象になっていることが多く、コツコツ読み進めるのに適しています。
2. 毎日無料+(Daily Free Plus)
こちらが本命です。「毎日無料+」の対象作品は、毎日朝の6時と夕方の18時に、それぞれ6話分、合計で1日最大12話分の閲覧権が回復します。
しかも、これは作品ごとの制限ではなく、対象作品全体で使える権利です。つまり、休日に一気に「あの作品」を12話分読み進めることも可能なのです。
1日でどれくらい読める?
「毎日無料」と「毎日無料+」を組み合わせれば、理論上は1日に13話以上の漫画を完全無料で読むことができます。単行本に換算すれば1冊分以上のボリュームです。
対象作品には、メディア化された話題作の旧作や、U-NEXTオリジナルの縦スクロール漫画(Webtoon)などが多く含まれています。特にオリジナル作品は、他のアプリでは読めない独占配信のものが多いので、新しいお気に入りを見つける楽しみもありますよ。
アプリでダウンロードして楽しむ際の期限と注意点
電子書籍の最大のメリットは「持ち運べる」ことですが、通信量を気にして外で読めないのでは意味がありません。U-NEXTのアプリ(BookPlace機能統合版)は、購入した漫画や読み放題の雑誌を端末にダウンロードして、オフライン環境で読むことができます。
これが地味に便利で、私はよく飛行機移動の際や、電波の入りにくい地下鉄での通勤中に活用しています。
ただし、ここで一つ注意点があります。動画のダウンロードに関しては「視聴期限(最大48時間)」という厳しい制限があるのですが、電子書籍(漫画や書籍)のダウンロードについては、基本的に期限はありません。
動画と電子書籍のダウンロードルールの違い
- 動画: ダウンロードしてから最大48時間が視聴期限。期限が切れると、通信環境下で認証(更新)が必要。
- 電子書籍(購入済み): ダウンロード後の閲覧期限は基本なし。一度端末に入れれば、ずっとオフラインで読めます。
(出典:U-NEXTヘルプセンター『本のダウンロード可能期限はありますか?』)
これは非常に大きなメリットです。一度買った漫画は、自分の本棚にずっと置いておける感覚に近いですね。ただし、アプリ自体を削除してしまったり、ログアウトしてしまうとダウンロードデータも消えてしまうので、そこだけは注意が必要です。
また、雑誌読み放題に関しては「配信期間」が決まっているので、期間が過ぎるとダウンロードしてあっても読めなくなる場合があります。お気に入りの記事は、読めるうちにしっかり読んでおくことをおすすめします。
いつまで読める?期間限定の無料キャンペーン情報
U-NEXTでは、常設の「毎日無料」とは別に、突発的に開催される「大規模無料キャンペーン」があります。これは、アニメ化や映画化、新刊発売などのタイミングに合わせて、出版社の許諾のもと行われるプロモーションです。
このキャンペーンの破壊力は凄まじく、時には人気作品の「1巻から3巻」、多いときには「10巻以上」が期間限定で誰でも無料で読めるようになります。
私が過去に目撃した例で言うと、『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『キングダム』『ブルーロック』といった超大型タイトルが対象になっていました。
「いつまで」の確認は必須!
これらの無料キャンペーンには必ず「閲覧期限」が設定されています。「後で読もう」と思ってライブラリに入れておいても、期限(例:○月○日 23:59まで)を過ぎると、容赦なく読めなくなります。読書中に日付が変わって読めなくなった時の絶望感と言ったらありません…。
キャンペーン情報は、U-NEXTアプリのホーム画面や、漫画コーナーのトップバナーでデカデカと告知されます。また、「無料マンガ」タブをチェックする癖をつけておくと、思わぬ名作の無料開放に出会えるかもしれません。
私はこのキャンペーンのおかげで、食わず嫌いしていた『ゴールデンカムイ』にドハマりし、結局全巻ポイントで購入してしまいました(笑)。U-NEXTの思う壺ですが、悔いはありません。
U-NEXTで漫画読み放題以上に得する活用術
ここまでは「無料で読む」「読み放題で読む」話をしてきましたが、ここからは視点を変えて「有料の漫画をいかにお得に読むか」という、U-NEXTの真骨頂についてお話しします。
正直なところ、U-NEXTを漫画アプリとして使う最大のメリットは、ここにあると言っても過言ではありません。「読み放題じゃないなら損」という固定観念を捨てて、この「錬金術」のような仕組みを知ってください。
最大40%のポイント還元で新刊をお得に購入
私がU-NEXTを解約せずに使い続けている最大の理由、それが「最大40%のポイントバックプログラム」です。
これは、毎月付与される1,200ポイントを超えて、追加でポイントを購入(チャージ)したり、クレジットカードで決済して漫画を買ったりした場合、その支払い金額の最大40%が、32日後にポイントとして還元されるという仕組みです。
具体的な数字でシミュレーションしてみましょう。例えば、あなたが今話題の『キングダム』を全巻一気読みしたくなって、10,000円分のポイントを購入したとします。
- 10,000円を支払って漫画を購入。
- 32日後、あなたの手元に4,000ポイントが戻ってきます。
- その4,000ポイントで、さらに別の漫画(例えば600円の新刊なら約6冊)を無料でゲットできます。
つまり、実質的に「常に全品4割引」で漫画が買える本屋さんが手に入るようなものです。一般的な電子書籍ストアの還元キャンペーンは「特定の出版社限定」や「期間限定」であることが多いですが、U-NEXTの場合は「常時」「ほぼ全作品」が対象です。
発売されたばかりの『ONE PIECE』の最新刊だろうが、マニアックな専門書だろうが、例外なく還元されます。
漫画好きの黄金パターン
毎月もらえる1,200ポイントで新刊を2冊買い、足りない分を追加課金して40%還元を受ける。このサイクルを回すだけで、年間の書籍代は驚くほど安くなります。私はこの還元ポイントを使って、映画の割引チケットを発行し、劇場で映画を観るという「エンタメの永久機関」を完成させています。
Kindleやシーモアと読み放題サービスを比較
「漫画を読む」という目的において、U-NEXTは他社サービスと比べてどうなのか。業界大手の「Kindle Unlimited」「コミックシーモア」「ブック放題」と比較してみました。それぞれに強みが異なるので、自分のスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
| サービス名 | 月額料金 | 漫画の強み | こんな人におすすめ |
| U-NEXT | 2,189円 | 最新作の実質割引購入 +アニメ・映画見放題 | 新作漫画を追いかけていて、アニメも映画も楽しみたい欲張りな人 |
| コミックシーモア (読み放題フル) | 1,480円 | 読み放題数No.1 (BL/TL/オトナ・旧作中心) | 質より量!暇つぶしに色々なジャンルを乱読したい人 |
| Kindle Unlimited | 980円 | ビジネス書・実用書も豊富 漫画は1巻のみが多い | 漫画だけでなく、小説やビジネス書など「活字」もたくさん読む人 |
| ブック放題 | 550円 | コスパ最強 旅行ガイド+旧作漫画 | とにかく安く、雑誌と暇つぶしの漫画が読めればいい人 |
比較して分かるのは、「今、書店で平積みされているような最新の人気作」を読みたいなら、U-NEXT一択だということです。他の読み放題サービスでは、人気作は「1巻だけ無料」「3巻まで無料」という制限があり、続きはどうしても有料購入になります。
それならば、最初から高還元率で最新刊を買えて、アニメも見放題のU-NEXTに集約した方が、トータルの満足度は高いというのが私の結論です。
週刊プレイボーイなどの雑誌読み放題の対象作品
先ほどの雑誌読み放題の話で少し触れましたが、男性ユーザーにとって特筆すべきメリットがあります。それは、『週刊プレイボーイ』『週刊アサヒ芸能』『サイゾー』『FRIDAY』といった、コンビニの立ち読み定番雑誌がラインナップに含まれていることです。
これらの雑誌、毎週買っていると月額で軽く2,000円を超えますよね?それがU-NEXTの月額プランに含まれているんです。しかも、これらの雑誌にはグラビアだけでなく、連載漫画やコラムも掲載されています。
『週刊プレイボーイ』の「キン肉マン」(※連載時期による)や、話題のタレントのグラビアをスマホでサクサクチェックできるのは、想像以上に快適です。
マスキング(黒塗り)について
以前は、電子版の雑誌ではアイドルの写真が肖像権の関係でグレーに塗りつぶされていることが多かったのですが、最近はかなり緩和されています。主要なグラビアページはほぼそのまま掲載されていることが多いので、デジタルの高画質で楽しめるのも嬉しいポイントです。
iPhoneアプリ決済時のポイント還元の違い
ここで、この記事の中で最も重要かもしれない警告をさせてください。特にiPhoneやiPadを使用しているAppleユーザーの方は、ここを読み飛ばすと確実に損をします。
U-NEXTのポイント還元(最大40%)やポイントチャージは、決済方法によって条件が大きく異なります。
- Webブラウザ(クレカ決済): 1ポイント=1円で購入可能。還元率は40%。
- iPhoneアプリ(Apple ID決済): 「Uコイン」という独自通貨を購入。1コイン=約1.2円と割高。さらに還元率は20%に激減。
お分かりでしょうか?iPhoneのアプリ内課金でチャージしてしまうと、購入単価が高い上に、還元率まで半分になってしまうのです。これはAppleの手数料構造によるものですが、ユーザーにとっては百害あって一利なしです。
絶対に「ブラウザ」からチャージしよう!
ポイントを購入するときは、面倒でもSafariやChromeを開いて、U-NEXTの公式サイトにログインし、そこからクレジットカードなどでチャージしてください。これだけで、同じ金額を払っても手に入る漫画の量が変わってきます。「アプリで課金はしない」、これを合言葉にしてください。
ジャンプ作品など人気漫画の取り扱いと連携
最後に、みんな大好き「ジャンプ作品」についてです。「U-NEXTでジャンプは読めるの?」という質問をよく受けますが、雑誌としての『週刊少年ジャンプ』の読み放題はありません(これはどのサブスクもほぼ同じです)。しかし、ジャンプコミックス(単行本)のラインナップは完璧です。
『ONE PIECE』『呪術廻戦』『僕のヒーローアカデミア』『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』など、集英社の人気作品は発売日の0時から配信され、ポイント購入の対象になります。そして、U-NEXT最強の機能が「アニメとのメディアミックス連携」です。
例えば、アニメ『呪術廻戦』を見終わったとします。すると、画面の下に「原作コミックはこちら」というレコメンドが表示されます。興奮冷めやらぬまま、気になった続きの巻をポイントでポチッと購入し、そのまま読み始めることができるのです。
この「観る」から「読む」へのシームレスな移動は、他の動画配信サービスや電子書籍アプリでは体験できない快感です。アニメでファンになり、原作で深掘りする。このオタク的な楽しみ方を最大限にサポートしてくれるのがU-NEXTなんです。
結論:U-NEXTは漫画読み放題ではないが有益
長くなりましたが、結論です。U-NEXTは、皆さんが最初に期待したような「月額料金だけで漫画全巻が読み放題になる魔法のサービス」ではありません。その点では、検索意図とは少し違ったかもしれません。
しかし、「毎月1,200円分の漫画がタダで手に入り、さらに追加で買っても40%が戻ってくる。おまけに国内最強クラスの動画見放題と雑誌読み放題がついてくる」というサービスだと捉え直してみてください。
これ、漫画好きにとっては「読み放題」以上に現実的で有益な選択肢だと思いませんか?
特に、「毎月何かしらの新刊を買っている」「アニメも映画も好き」という方にとって、U-NEXT以上のコストパフォーマンスを出せるサービスは他にありません。
まずは31日間の無料トライアルで、もらえる600ポイントを使って好きな漫画を1冊読んでみてください。「読み放題じゃないけど、これならアリだな」と納得できるはずですよ。
※期間内の解約で料金は発生しません
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