Kindleの評判を調べると「読書量が増えた」という声もあれば、「Kindleアプリが使いにくい」「Kindle端末はいらない」といった意見も見られます。
Kindleとは何か、料金や使い方、何がいいのかを理解しないまま購入すると後悔するかもしれません。
この記事では、Kindleの欠点は何か、Kindle無印12世代の評価、どんな人に向いているのかを徹底解説。サービス終了が日本ではいつなのかという噂の真相にも迫ります。
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本記事の内容
- Kindleのサービス全体像と料金プラン
- 良い評判と悪い評判からわかるメリット・デメリット
- Kindle端末とアプリの具体的な使い方と比較
- 自分に合ったKindleサービスの選び方
本ページの情報は2025年10月時点の情報です。最新の配信情報は配信サイトにてご確認ください。
Kindleの良い評判|基本情報とメリット
ポイント
- そもそもKindleとはどんなサービス?
- Kindleの料金プランを解説
- Kindleの基本的な使い方
- 評判からわかるKindleは何がいいのか
- Kindle無印(12世代)の評判は?
そもそもKindleとはどんなサービス?
Kindleとは、Amazonが提供する電子書籍に関連するサービスや製品の総称です。
多くの方が電子書籍リーダーという「端末」のことだと考えがちですが、実際には、本との出会いから読書体験までを総合的に支える、より大きなエコシステムを指します。具体的には以下の3つの要素で構成されています。
Kindleを構成する3つの要素
- Kindleストア: 700万冊以上の電子書籍を購入・レンタルできる世界最大級のオンライン書店です。小説や漫画、ビジネス書はもちろん、専門書や洋書、個人が出版するインディーズ作品まで、その品揃えは他の追随を許しません。
- 読み放題サービス: 月額固定料金で対象作品が読み放題になるサブスクリプションサービスです。膨大なラインナップの「Kindle Unlimited」と、プライム会員向けの特典である「Prime Reading」の2種類が用意されています。
- Kindle端末/アプリ: 購入した電子書籍を読むための環境です。読書に特化した専用の「Kindle電子書籍リーダー」のほか、お持ちのスマートフォンやタブレット、PCで利用できる無料の「Kindleアプリ」があります。
つまりKindleは、単なるデバイス名ではなく、本の購入から読書までを一貫して提供する、Amazonの総合的な電子書籍プラットフォームなのです。
紙の本のように物理的な保管場所を必要とせず、何千冊もの蔵書を一つのデバイスでスマートに持ち運べる手軽さが、多くの読書家に支持される最大の理由と言えるでしょう。
Kindleの料金プランを解説
Kindleの料金体系は、読書スタイルに応じて選べるように、主に「都度購入」と2種類の「読み放題サービス」が用意されています。それぞれの特徴を理解し、ご自身の読書量や予算に合った最適なプランを選ぶことが、満足度を高める鍵となります。
利用形態 | 料金 | 対象冊数 | 特徴 |
Kindleストア (都度購入) | 作品ごとに異なる | 700万冊以上 | 読みたい本を1冊ずつ購入する最も基本的な方法。所有権があるためサービス解約後も読めます。頻繁にセールが開催されるのも魅力です。 |
Kindle Unlimited | 月額980円 | 500万冊以上 | 幅広いジャンルの書籍が読み放題になる主力サブスク。月に2冊以上読むなら非常にお得。初回30日間の無料体験があります。 |
Prime Reading | プライム会費のみ (月額600円 or 年額5,900円) | 1,000冊以上 | Amazonプライム会員なら追加料金なしで利用できる特典の一つ。対象は少ないですが、人気作も含まれます。 |
月にコンスタントに2冊以上本を読む習慣がある方であれば、月額980円のKindle Unlimitedが圧倒的にお得です。小説やビジネス書は1冊1,500円以上することも多いため、1冊読むだけで元が取れてしまうケースも少なくありません。
まずは30日間の無料体験を活用し、ご自身の読みたいジャンルの本がどれくらい充実しているかを確認してみることを強くお勧めします。
Kindleの基本的な使い方
Kindleの使い方は非常にシンプルで、デジタル機器に不慣れな方でも直感的に始めることが可能です。スマートフォンさえあれば、追加の機材なしで今日からでも電子書籍ライフをスタートできます。基本的な流れは以下の通りです。
Kindle利用開始までの4ステップ
- Kindleアプリをインストール: お手持ちのスマートフォン(iPhone/Android)やタブレットのアプリストアから、無料の公式「Kindle」アプリを検索してダウンロードします。
- Amazonアカウントでログイン: アプリを起動し、普段お使いのAmazonアカウントのEメールアドレスとパスワードを入力してログインします。これだけで、過去に購入したことのあるKindle本などが自動的に同期されます。
- 本を探して購入(ブラウザ経由): 読みたい本を探すには、スマートフォンのSafariやChromeなどのWebブラウザからAmazonの公式サイトにアクセスします。Kindleストア内で本を検索し、購入手続きを完了させます。(※注意:後述しますが、アプリ内からは直接本を購入できません)
- ダウンロードして読書開始: 購入した本は、自動的にKindleアプリの「ライブラリ」タブに表示されます。読みたい本の表紙をタップするとデバイスにダウンロードが開始され、完了後すぐに読書を楽しむことができます。

評判からわかるKindleは何がいいのか
Kindleが世界中の読書好きから支持されている理由は多岐にわたりますが、良い評判として特に多くのユーザーが共通して挙げるメリットは、以下の4つのポイントに集約されます。
圧倒的な品揃えと頻繁なセール
700万冊以上という膨大な蔵書数は、他の電子書籍サービスと比較しても群を抜いています。ベストセラーから専門書、インディーズ作品まで、読みたい本がほとんど見つかるでしょう。
さらに、日替わりセール、月替わりセール、そして年に数回開催される「プライムデー」や「ブラックフライデー」などの大規模キャンペーンでは、人気作品が50%OFF以上になることも珍しくなく、紙の本より安く購入できる機会が非常に多いです。
物理的な制約からの解放
何百冊、何千冊という蔵書を、スマートフォンや薄い専用端末一つで管理できます。これにより、「本を置くスペースがない」という悩みから解放されます。
また、旅行や出張の際にも、重い本を何冊も持ち歩く必要がなく、気分に合わせて好きな本を読める自由さは、一度体験すると元に戻れないほどの快適さです。
時間と場所を選ばない利便性
24時間365日、深夜でも早朝でも、読みたいと思った瞬間に本を購入し、数分後には読み始めることができます。書店が閉まっている時間を気にする必要も、在庫を探して何店舗も巡る必要もありません。
この「今すぐ読める」という体験は、読書の機会を格段に増やしてくれます。
読書に最適化された専用端末
Kindle専用端末は、目に優しい「E-inkスクリーン」を採用している点が最大の特徴です。紙に印刷されたインクのように光を反射して表示するため、スマートフォンなどの液晶画面とは異なり、ブルーライトを発しません。
そのため、長時間読んでも目が疲れにくく、日中の屋外でも光の反射を気にせず快適に読書ができます。
Kindle無印(12世代)の評判は?
Kindleシリーズの中で最も手頃なベーシックモデルが「Kindle(無印)」です。特にコストパフォーマンスを重視するユーザーから高い評価を得ており、電子書籍デビューにも最適な一台と言えます。
2024年に発売された最新の第12世代モデルも、その魅力をしっかりと受け継いでいます。
最大の魅力は、実測値で約155gという文庫本とほぼ同じ軽さと、片手で楽に持てるコンパクトさです。上位モデルであるKindle Paperwhite(約205g)よりも約50gも軽量で、この差は長時間の読書において腕の疲れにくさとして明確に体感できます。
また、ページめくりの反応速度も非常にスムーズで、ストレスなく物語に没入できると評判です。
ディスプレイの解像度も上位モデルと同じ300ppiを確保しており、小さな文字もくっきりと表示されます。紙の印刷物と同等の精細さで、活字の多い小説やビジネス書も快適に読むことが可能です。
バッテリー性能には留意が必要
一方で、一部の口コミでは「バッテリーの持ちが期待ほどではない」という声も見られます。実際に、明るさを最大にして長時間使用した場合、上位モデルと比較してバッテリーの減少が早い傾向があります。とはいえ、これはあくまで比較した場合の話です。通勤・通学中に1〜2時間読むといった一般的な使い方であれば、一度の充電で1〜2週間は持つため、多くのユーザーにとっては十分な性能と言えるでしょう。毎日ヘビーに使い倒すのでなければ、大きな問題にはなりません。
Kindleの悪い評判?欠点と疑問点を解説
ポイント
- Kindleの欠点は何がある?
- Kindleアプリは使いにくいという評判
- Kindle端末はいらないという評判は本当?
- サービス終了は日本でいつ?という噂
- 評判からわかるKindleが向いている人
- まとめ:kindleの評判を総括
Kindleの欠点は何がある?
多くのメリットがある一方で、Kindleを利用する上ではいくつかの欠点や注意点も存在します。これらを事前に理解しておくことが、購入後の「思っていたのと違った」という後悔を避けるための重要なポイントになります。
知っておくべきKindleの主な欠点
- 読み放題の対象作品が頻繁に変動する: 特にKindle Unlimitedのラインナップは毎月入れ替わります。そのため、「ウィッシュリストに入れて後で読もう」と思っていた作品が、いざ読もうとした時には対象外になっている、ということが頻繁に起こります。気になる作品は見つけたらすぐにライブラリに追加するのが鉄則です。
- 最新・話題の作品は読み放題対象外が多い: 書店で平積みされているようなベストセラーや、人気漫画の最新刊が読み放題の対象になることはほとんどありません。読み放題は、発売から時間が経った過去の名作や、隠れた良作を発掘する場と捉えるのが良いでしょう。
- 本棚(ライブラリ)の整理機能が弱い: 購入した書籍が増えてくると、シリーズものがバラバラに表示されたり、ジャンル分けがしにくかったりと、大量の蔵書を管理する上で不便さを感じることがあります。「コレクション」機能で簡易的なフォルダ分けは可能ですが、他の電子書籍サービスと比較して整理機能が弱いという声は多いです。
- 物理的な所有感がなく、売却もできない: 電子データであるため、読み終わった本を古本として売ることはできません。また、紙の本を所有する満足感や、本棚に並べる喜びを感じたい方には物足りなく感じるかもしれません。
これらの欠点は、電子書籍サービスに共通する部分も多いです。ご自身の読書スタイルや本に対する価値観と照らし合わせて、許容できる範囲かどうかを判断することが大切です。
Kindleアプリは使いにくいという評判
管理が楽だし読みやすいから電子書籍はDMM派だったんだけどポイント還元された時に使い道が広いのは間違いなくAmazonなんだよな、でもKindleのアプリいまいち使いにくいんだよ。自動で続刊まとめてくれないし。って迷いながらたまにジャンプラでも買っちゃったりしてて(いちばん良くない)だめ
— 栗野 (@kurino_reml) October 3, 2025
「Kindleアプリは使いにくい」という評判を耳にしたことがあるかもしれません。その原因として最も多く指摘されるのが、「iOSやAndroidのKindleアプリ内では、直接電子書籍を購入できない」という仕様です。
これは、AppleのApp StoreやGoogle Playの規約が関係しています。アプリ内でデジタルコンテンツを販売する場合、プラットフォーム側に売上の一定割合(通常15〜30%)を手数料として支払う必要があります。
世界的な巨大プラットフォームであるAmazonは、この手数料を避けるために、意図的にアプリ内に購入機能を搭載していないのです。
この仕様のため、ユーザーは本を購入する際に一手間かける必要があります。
アプリ利用時の少し面倒な購入フロー
- Kindleアプリで読みたい本を見つける。
- 一度アプリを閉じ、SafariやChromeなどのWebブラウザを起動する。
- ブラウザでAmazonの公式サイトにアクセスし、再度同じ本を検索して購入手続きを行う。
- 購入後、再びKindleアプリに戻ると、その本がライブラリに追加されている。
慣れれば数分の作業ですが、このアプリとブラウザを行き来する手間が「使いにくい」という評判の大きな原因となっています。
Kindle端末はいらないという評判は本当?
「Kindle端末は買わずに、スマホやタブレットのアプリで十分」という意見は、特に電子書籍を読み始めたばかりの方からよく聞かれます。
普段から使い慣れたデバイスで手軽に読めることは、Kindleアプリの紛れもない大きなメリットです。では、なぜ高評価を得ている専用端末が存在するのでしょうか。
その答えは、「読書体験の質と集中環境」にあります。Kindle端末は、ただ本を読むためだけに設計されたデバイスであり、スマートフォンや汎用タブレットにはない、読書に最適化された多くの利点を備えています。
項目 | Kindle専用端末 | スマートフォン・タブレット |
ディスプレイ | E-ink(電子ペーパー) 紙のような質感で光を反射 | 液晶 / 有機EL 自ら発光するバックライト方式 |
ブルーライト | ほぼゼロ 目が疲れにくく、就寝前でも安心 | 多い 長時間の読書は目が疲れやすく、睡眠への影響も懸念 |
バッテリー持続時間 | 非常に長い(数週間単位) | 比較的短い(多くは1〜2日) |
通知機能 | なし SNSやメールの通知がなく読書に没頭できる | あり 集中が途切れやすく、読書が中断されがち |
屋外での視認性 | 非常に高い 直射日光下でも紙のように読める | 低い 光が反射して画面が見えにくい |
カラー表示 | 非対応(一部高価モデルを除く) | 得意 漫画や雑誌に適している |
結論として、カラー表示が必須の雑誌や漫画が中心で、手軽さを最優先するならスマートフォンやタブレットで十分です。
しかし、小説やビジネス書などの活字中心の本を、集中して長時間楽しみたい方には、目への負担が少なく、あらゆる誘惑から解放されるKindle専用端末が圧倒的におすすめです。読書体験の質を格段に向上させてくれるでしょう。
サービス終了は日本でいつ?という噂
「Kindleで購入した電子書籍は、サービスが終了したら読めなくなるのでは?」という不安の声や噂が、インターネット上で時折見られます。
これは、過去に実際に日本国内でいくつかの電子書籍ストアがサービスを終了し、購入済みの書籍が閲覧できなくなった事例があるため、ユーザーが抱く当然の懸念と言えます。
しかし、結論から申し上げますと、現時点でAmazonからKindleサービスの終了に関する公式な発表は一切なく、その可能性は極めて低いと考えられます。
その最大の理由は、Amazonという企業の圧倒的な規模と安定性にあります。Kindleは、AmazonのEC事業と並ぶ重要なデジタルコンテンツ事業の中核です。
Statistaの調査によると、全世界で2億人以上とも言われるプライム会員を抱える巨大プラットフォームが、この基幹事業を突然終了させることは、経営戦略上考えにくいです。

評判からわかるKindleが向いている人
これまでに解説した良い評判と悪い評判、そしてKindleのメリット・デメリットを総合的に判断すると、Kindleの利用が特に向いている人と、そうでない人の特徴が見えてきます。
Kindleが特におすすめな人
- 読書量が多い人:月に数冊以上、コンスタントに本を読む習慣がある方。特に読み放題サービス「Kindle Unlimited」は、読めば読むほどコストパフォーマンスが高まります。
- 活字中心の読書が好きな人:小説やビジネス書、専門書などを長時間集中して読みたい方。目に優しいKindle専用端末のメリットを最大限に享受できます。
- ミニマリスト・整理整頓したい人:物理的な本の置き場所に困っている方や、家の物をスッキリさせたい方。何千冊もの本をデータとして管理できます。
- コストを重視する人:頻繁に行われるセールやキャンペーンを活用して、本を少しでも安く手に入れたい方。
- スキマ時間を有効活用したい人:通勤時間や移動中、待ち時間などに手軽に読書を楽しみたい方。スマートフォン一つでいつでも読書を再開できます。
他の選択肢を検討した方が良い人
- 最新の人気漫画をすぐに読みたい人:話題作の最新刊は読み放題の対象外であることがほとんどです。漫画に特化した他のサービスの方が適している場合があります。
- 紙の本の質感が好きな人:ページをめくる感触やインクの匂い、所有する喜びなど、物理的な本ならではの体験を重視する方。
- 購入した本を売却したい人:読み終わった本を古本として売りたいと考えている場合、電子書籍はその選択肢がありません。
ご自身の読書スタイルとこれらの特徴を照らし合わせて、Kindleが最適な選択肢かどうかを判断してみてください。
まとめ:kindleの評判を総括
ポイント
- Kindleは電子書籍ストア・読み放題・専用端末の総称
- 料金プランは都度購入と月額980円の読み放題が中心
- プライム会員は特典で1,000冊以上が読み放題
- 使い方はアプリをインストールしブラウザで購入するだけ
- 良い評判として圧倒的な品揃えとセール頻度の高さが挙げられる
- Kindle無印12世代は軽量コンパクトで高評価
- 欠点として読み放題の対象が変動しやすい点がある
- Kindleアプリは使いにくいという評判の主因はアプリ内購入ができないこと
- Kindle端末はいらないという意見もあるが読書への集中力や目の疲れにくさで優れる
- E-inkディスプレイはブルーライトがなく長時間の読書に最適
- サービス終了の噂はデマの可能性が極めて高い
- 長時間活字を読むなら専用端末、手軽さならアプリと使い分けが可能
- Kindleが向いている人は読書量が多く荷物を減らしたい人
- 月2冊以上読むなら読み放題プランはコストパフォーマンスが高い
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