みなさんはKindleでラノベを読むとき、定価で買っていますか。実は私、以前までは欲しい作品が出るとすぐにポチってしまっていたんですが、後から半額セールやってたのと気づいて落ち込むことが何度もありました。
特に2025年の11月はブラックフライデーも控えていて、いつが買い時なのか迷ってしまいますよね。Kindleのラノベセール情報を検索しても、公式サイトだと少し見づらかったり、結局どれが一番安いのか分からなかったりすることもあるかなと思います。
そこで今回は、私が実際に実践している、99円や70%OFFといった掘り出し物を見つけるための時期の見極め方や、ちょっとした検索のコツについてまとめてみました。
これから年末に向けてラノベをまとめ買いしたいと考えている方にとって、少しでも役立つ情報になれば嬉しいです。
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記事のポイント
- 2025年11月開催のブラックフライデーや出版社別セールの詳細な日程
- 90%OFFなどの激安キャンペーンが行われるタイミングと仕組み
- 検索コマンドを使って隠れたセール品を効率よく見つける具体的な手順
- 廃止されたウォッチリストの代わりに通知を受け取るための設定方法
本ページの情報は2025年11月時点の情報です。最新の配信情報は配信サイトにてご確認ください。
2025年11月のKindleラノベセール開催時期と情報
ここでは、現在進行形で盛り上がっている2025年11月のセール状況について整理しておきますね。特にこの時期は、Amazon全体で行われる大型セールと、出版社が独自に行うフェアが重なる、1年の中でもかなり熱いタイミングなんです。
私の感覚ですが、11月から年末にかけては「スーパーサイクル」とでも呼ぶべき、セールの波状攻撃が来ます。「いつ買えばいいの?」と迷っている方のために、まずはスケジュールの全体像から見ていきましょう。
Kindle本ブラックフライデー2025はいつから開催か
毎年恒例のビッグイベント、Amazonブラックフライデーですが、2025年は11月24日(月)から12月1日(月)までの期間で開催されます。これは電子書籍ユーザーにとっても最大のお祭りみたいなものですね。普段は割引にならないような人気作や、発売から少し時間の経った準新作が一気に安くなるタイミングです。
ただ、ここで強くお伝えしたいのが「先行セール(プレセール)」の存在です。実は本番の期間に入る前から、すでにフライング気味にセールが始まっていることがよくあります。
実際、11月中旬から「最大55%OFF」といったキャンペーンが動いていたりするので、「24日から本気出す」とのんびり構えていると、美味しいプレセールを見逃してしまう可能性があるんです。
私は毎年、11月の第3週あたりからソワソワしてAmazonのサイトを巡回するようにしています。
さらに、このブラックフライデー期間中に見逃せないのが「Kindle本まとめ買いキャンペーン」です。これは単純な値引きとは別に、購入冊数に応じてポイント還元率がアップするという仕組みです。
過去の例を見ると、4〜7冊で5%、8〜11冊で10%、そして12冊以上で15%還元といった具合に、買えば買うほどお得になる階段状のシステムが採用されることが多いですね。
ここに注目!
ブラックフライデー期間中は、単に本が安くなるだけでなく「まとめ買いキャンペーン」でのポイント還元率がアップすることも多いです。シリーズを一気読みするなら、1冊ずつポチるのではなく、このタイミングでカートにまとめて入れて決済するのが一番お得になります。
また、ブラックフライデーに合わせて「Kindle Unlimited」も強力なキャンペーンをぶつけてくるのが通例です。通常は月額980円のサービスですが、この時期だけ「3ヶ月99円」みたいな破格のオファーが出ることがあります。
これは実質97%OFFという異常な数字です。もし読み放題対象に読みたいラノベが含まれているなら、単品購入するよりも、とりあえずこのキャンペーンで3ヶ月契約してしまった方が圧倒的にコスパが良いですよね。
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参考kindleの99円セールとは?2つの種類と開催時期まとめ
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90%OFFなどの高い割引率になるキャンペーンの特徴
Kindleストアを見ていると、たまに「90%OFF」や「99円」といった衝撃的な価格設定に出くわすことがあります。「これ、設定ミスじゃないの?」と不安になるくらい安いですが、これにはちゃんとした理由やタイミングがあるんです。
出版社側としても、ただ闇雲に安くしているわけではなく、戦略的に価格を下げているんですね。私の経験上、こうした超大幅割引(投げ売りレベル)が行われるのは、以下のような「節目」のタイミングが圧倒的に多いです。
| セールの種類 | 特徴と狙い目 |
| 周年記念フェア | レーベルの創刊〇周年などで、数百冊規模が対象になることが多いです。面で展開されるため、マイナー作品も一律で安くなるチャンスです。 |
| メディアミックス記念 | アニメ化や映画化が決まったタイミング、あるいは放送開始に合わせて、原作の1巻〜3巻あたりが激安(100円以下など)になります。 |
| 完結記念 | 人気シリーズが完結した時に、全巻セットや既刊が大幅値下げされるパターンです。KADOKAWA系でよく見られます。 |
| 1巻普及キャンペーン | 長期シリーズの新規読者を増やすために、1巻〜3巻だけを100円程度でバラ撒く施策です。「ロスリーダー(おとり商品)」戦略とも呼ばれます。 |
特に2025年11月は、ブラックフライデーの影で各出版社が「プレセール」として独自の大型フェアをぶつけてくる傾向があります。
これは、Amazon全体のセールが始まると情報が埋もれてしまうため、その前に自社の本をアピールしておこうという狙いがあるのだと思います。
Amazon全体のセールページには載りきらないような掘り出し物がたくさんあるので、検索結果を割引率が高い順に並び替えてチェックするのが鉄則ですよ。
ちなみに、電子出版市場は年々拡大を続けており、紙の市場が縮小する一方で電子は右肩上がりです。出版社としても、在庫リスクのない電子書籍で旧作を安価に提供し、IP(知的財産)としての寿命を延ばすことに注力している背景があります。(出典:公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所『出版指標』)
アーススターなど主要レーベルのフェア開催状況
2025年11月の状況を見ていると、いくつかの出版社がかなり気合の入ったセールを展開していますね。普段はそこまで安くならないレーベルも、この時期だけは財布の紐を緩めさせようと必死です。私が特に注目しているレーベルの動きをシェアします。
まず、最も攻撃的な価格設定を見せているのがアース・スター エンターテイメントです。ここは「新刊キャンペーン」などの名目で、アニメ化作品の原作などを110円(税込)で放出することがあります。
例えば、アニメ化でも話題になった『俺は全てを【パリイ】する』などの人気作が、1巻だけでなく、時には3巻くらいまでまとめて100円台になっているのを見たときは驚きました。
定価で買うと1冊1,300円前後しますから、割引率は90%を超えています。これは新規読者を獲得するための「撒き餌」戦略だと思いますが、私たち読者からすればシンプルに「買い」ですよね。
次にホビージャパン(HJノベルス)。ここも周年記念などで500冊以上が対象になる大規模セールを仕掛けてきます。対象作品数が多いので、普段は手を出さないようなジャンルの作品を「ジャケ買い」ならぬ「安さ買い」してみるのも楽しいかもしれません。
特に『精霊幻想記』などの長編シリーズを持っているレーベルなので、まとめ買いのチャンスです。
そして忘れてはいけないのが最大手のKADOKAWAです。電撃文庫やカドカワBOOKSなどは、人気作の完結に合わせてバックナンバーを一気にセール対象にすることがあります。
「完結記念フェア」と銘打たれているときは、最大90%OFFという数字が踊ることも珍しくありません。KADOKAWAは作品数が膨大なので、セールリストを眺めているだけでも日が暮れてしまうほどですが、それだけに宝探しのしがいがあります。
注意ポイント
出版社主導のセールは、Amazonのブラックフライデーとは終了日が異なる場合が多いです。「ブラックフライデーが終わるまで大丈夫」と思っていると、いつの間にか終わっていた…なんてこともあるので、個別の終了日は必ず確認してくださいね。
異世界転生など売れ筋ジャンルのおすすめ対象作品
セール対象になっている作品の中から、個人的に「これは外せない!」と思う売れ筋作品をいくつか挙げてみます。やっぱりラノベといえば異世界転生やファンタジーが強いですが、最近は少しひねった設定の作品も人気ですね。安くなっているからこそ、普段読まないジャンルに挑戦してみるのもおすすめです。
まずはアニメ化でも話題になった『転生したらスライムだった件』。これはもう殿堂入り級の定番ですが、セール時には最新刊に近い巻以外は割引対象になることが多いです。巻数が多いので、全巻揃えようとすると結構な金額になりますが、セール時期なら数千円単位で節約できます。
また、『サイレント・ウィッチ』のような実力派の魔法ファンタジーも注目です。この作品は文章力が非常に高く、ラノベ初心者でも読みやすいのが特徴です。新刊発売や短編集のリリースに合わせて既刊がセールにかかる頻度が高い気がします。主人公のモニカが可愛くて応援したくなるんですよね。
それから、最近勢いがあるのが『ようこそ実力至上主義の教室へ』のような学園頭脳バトルもの。これもアニメの新シーズンが始まると、過去のシリーズがお得になるパターンですね。1年生編と2年生編があるので巻数は多いですが、没入感が高くて一気読みしてしまう危険な作品です。
選び方のコツ
迷ったら「アニメ化決定」の帯がついている作品の1巻を狙うのがおすすめです。出版社が一番力を入れてプロモーションしたいタイミングなので、最安値(99円〜110円)で買える可能性が最も高いですよ。
読み放題のKindle Unlimited対象リスト
購入するのもいいですが、たくさん読むならサブスクの「Kindle Unlimited」も強力な選択肢に入りますよね。2025年の11月時点でも、かなりの数の人気ラノベが読み放題対象になっています。
「読み放題なんて、どうせ古い本ばかりでしょ?」と思っている方もいるかもしれませんが、最近のラインナップは侮れません。
特に、KADOKAWAやSBクリエイティブ、アース・スターなどの作品は、戦略的に「1巻から3巻くらいまで」をUnlimited対象にしていることが多いです。これは「続きが気になったら購入してね」という、いわゆるフリーミアムモデルですね。
読者としては、序盤を無料で読んでみて、肌に合えば続きをセールで買うというコンボが決まれば最高です。
具体的には、『本好きの下剋上』や『無職転生』といった超有名タイトルも、時期によっては序盤が読み放題に入っていることがあります。また、ブラックフライデー期間中は、このUnlimited自体の登録料がキャンペーン価格(3ヶ月99円など)になることが多いので、まだ登録していない方はチャンスです。
このタイミングで登録して、対象作品を片っ端からダウンロードしてみるのが一番コスパが良いかもしれません。気に入らなければ期間内に解約すればいいだけなので、リスクも少ないかなと思います。
Kindleラノベセールで99円や半額を検索する方法
さて、ここからは少しテクニカルな話になります。「Kindle ラノベセール」と普通に検索しても、関係ない本が出てきたり、定価の本が混ざっていたりと、意外と目当ての本を探すのが大変だったりしませんか?
Amazonの検索エンジンは優秀ですが、こと「セール品だけを探す」という点に関しては、少し使いにくい部分もあります。ここでは、私が普段使っている検索の裏技的な方法をご紹介します。
割引率や出版社を指定する検索コマンドの入力手順
Amazonの検索ボックスには、実は「コマンド」と呼ばれる特殊な文字列(パラメータ)を入力することで、検索結果をフィルタリングする機能があるんです。
これを知っているだけで、セール探しの効率が劇的に上がりますよ。GUI(画面上のボタン)では操作できない細かい絞り込みが可能になるんです。
使い方は簡単です。普通にキーワード(例:「ライトノベル」など)で検索したあと、ブラウザのアドレスバーにあるURLの末尾に、特定の文字列を付け足してエンターキーを押すだけです。
ただし、これには一つ注意点があります。この技はスマホアプリ版のAmazonでは使えないということです。SafariやChromeなどのブラウザアプリからAmazonにアクセスして試してみてください。具体的な手順は以下の通りです。
- ブラウザでAmazonを開き、「ライトノベル」などで検索する。
- アドレスバー(URLが表示されているところ)をタップする。
- URLの最後尾に、後述するコマンドをコピー&ペーストする。
- 「開く」や「Go」を押して再読み込みする。
これで、魔法のように検索結果が変化します。
URLパラメータを活用して50%OFF以上を探す裏技
では、具体的にどんなコマンド(パラメータ)があるのか、私がよく使うものを紹介しますね。これらをメモ帳や辞書登録しておいて、セールのたびにコピペして使ってみてください。効果は絶大です。
| コマンド | 効果と活用シーン |
| &pct-off=50- | 割引率が50%以上の商品だけを表示します。「半額以下」という明確な基準で探したいときに最強です。とりあえずこれを入れておけば損はしません。 |
| &pct-off=90- | 割引率が90%以上の商品を表示します。100円以下の投げ売りセールや、期間限定の超特価品を探すならこれ。アース・スターなどの100円セールもこれで一発です。 |
| &high-price=200 | 価格が200円以下の商品に絞ります。割引率に関わらず、とにかく安く手に入る「ワンコイン本」を探すときに便利です。暇つぶし本探しに最適。 |
| &low-price=5000 | 価格が5000円以上の商品に絞ります。「えっ、高い本を探すの?」と思うかもしれませんが、これは全巻セットのまとめ買いを探すときに使えます。1冊ごとのノイズを消せるんです。 |
例えば、「ライトノベル」で検索したあとのURLの最後に&pct-off=50-を付けて再読み込みすると、定価の本が消えて、半額以下のセール品だけがズラッと並びます。これ、初めてやったときは「今まで定価の本をスクロールしていた時間は何だったんだ…」と感動しました!
ポイント
複数のコマンドを組み合わせることも可能です。例えば「5000円以上かつ50%OFFのまとめ買いセット」を探したいなら、パラメータをつなげて&low-price=5000&pct-off=50-と入力すればOKです。自分だけの最強検索条件を作ってみてください。
廃止されたウォッチリストに代わる通知設定のやり方
昔からのKindleユーザーなら「ウォッチリスト」という機能を使っていた方も多いと思います。気になった本を入れておくと、安くなった時に通知が来る便利な機能でしたよね。私も愛用していました。
でも、実は最近のアプリアップデートや仕様変更で、この機能がメニューから消えてしまったり、うまく動かなくなったりしているんです。
「あれ?ウォッチリストどこ行った?」「通知が来ないぞ?」と困惑している方も多いはず。「じゃあ、どうやってセールの通知を受け取ればいいの?」と焦ってしまいますが、今は別の方法がAmazon公式から推奨される形になっています。
それが次に紹介する「ほしい物リスト」を使った通知エコシステムです。
ほしい物リストを活用して価格変動を追うテクニック
現在、ウォッチリストの代わりとして最も有効なのが「ほしい物リスト」です。「ほしい物リストって、ただのブックマークじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は通知機能と連動しているんです。
使い方はシンプルで、気になるラノベを見つけたらとりあえず「ほしい物リストに追加」ボタンを押しておくだけ。
ただ、これだけでは通知が来ないことがあります。ここが落とし穴なのですが、スマホアプリ側でしっかり設定をしておく必要があります。手順を解説しますね。
- Amazonショッピングアプリを開きます(Kindleアプリではなく、買い物をする方のアプリです)。
- メニュー(三本線や人型アイコン)から「設定」→「プッシュ通知」を開きます。
- 「セールとおすすめ」という項目の中にある「割引やセール」をONにします。
- さらに念のため、スマホ本体(OS)の設定(iPhoneなら「設定」→「通知」)でも、Amazonアプリからの通知を許可しているか確認します。
ここまで設定しておけば、リストに入れている作品がタイムセールや特選タイムセールの対象になった時に、スマホにプッシュ通知が飛んでくるようになります。
毎日検索しなくても、能動的にリストに入れておくだけで、あとは待つだけでOK。これなら買い逃しも防げそうですよね。特にAndroidユーザーの方は、OS側の省電力設定などで通知がブロックされていることもあるので、一度設定を見直してみることをおすすめします。
お得に買うためのKindleラノベセール攻略まとめ
ここまで、2025年11月のセール情報と検索テクニックについて長々とお話ししてきました。情報量が多かったと思うので、最後にKindleラノベセールを攻略するためのポイントを要約しておきます。
- 11月はブラックフライデー(24日〜)と出版社ごとの独自フェアが重なる「スーパーサイクル」なので、両方の日程をチェックする。
- 「90%OFF」などの激安本は、アニメ化記念や完結記念などのタイミングで放出されることが多いので、各出版社のニュースリリースやKindleストアのバナーを注視する。
- Amazonの検索画面では見つけにくいセール品も、ブラウザのURL末尾に
&pct-off=50-などのコマンドを入れることで発掘できる。 - ウォッチリストは廃止傾向にあるので、「ほしい物リスト」への登録とアプリのプッシュ通知設定を活用して、値下がりの瞬間を逃さないようにする。
ラノベってシリーズものが多いので、1冊あたりの単価を抑えることはお財布にとって本当に重要ですよね。1冊1,000円以上する本も、セールやポイント還元をうまく使えば実質数百円で楽しめることもあります。今回紹介した検索方法や通知設定を駆使して、ぜひお得に「積読」ライフを楽しんでください!良い読書体験を!
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期間内に解約すると料金はかかりません
免責事項
本記事で紹介しているセール期間や割引率、価格などの情報は、執筆時点(2025年11月20日)のものです。キャンペーン内容は予告なく変更・終了する場合があるため、購入前には必ずAmazon公式サイトにて最新の価格と条件をご確認ください。
