DMMで楽しみにしていた動画やゲームを購入しようとした瞬間、「なぜかいつも使っているマスターカードが使えない…」と困惑した経験はありませんか。
DMMでマスターカードの決済が通らなくなり、なぜマスターカード 契約終了となったのか、DMMでMasterCardが使えなくなった理由は何か、そして姉妹サイトであるFANZAでMasterCardが使えないのはなぜか、多くの疑問が浮かぶことでしょう。
ポイント集約のためにメインカードをMastercardにしている方にとっては、特に不便な事態です。
また、マスターカード paypal経由なら決済できるのか、あるいはデビットカードやDMMのVISAが使えないケースはあるのかといった点も気になるところです。
この記事では、DMMでマスターカード 使うにはどうすれば良いか、具体的な他の方法を交えながら、その根本的な原因から誰でも実践できる解決策までを、深く掘り下げて分かりやすく解説していきます。
本記事の内容
- DMMでマスターカードが使えなくなった明確な理由
- 手持ちのカードで決済を可能にする具体的な代替案
- クレジットカード以外の支払い方法の選択肢
- 今後DMMでスムーズに決済するためのポイント
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本ページの情報は2025年9月時点の情報です。最新の配信情報は配信サイトにてご確認ください。
DMMでマスターカードを使うための代替決済
※画像はイメージです:kamiani作成
ポイント
- DMMでマスターカードを使うには?
- DMMで使えるマスターカード以外の他の方法
- DMMでマスターカードとpaypalは使える?
- DMM マスターカード問題のまとめ
DMMでマスターカードを使うには?
DMMでMastercardを直接利用することは不可能ですが、諦める必要はありません。いくつかのオンラインサービスを「クッション」として間に挟むことで、間接的にお手持ちのMastercardを使って支払いを完了させる方法が存在します。
具体的には、Mastercardでチャージできるプリペイドサービスに一旦入金し、そのサービスが発行するVisaやJCBのカード情報を使ってDMMで決済するという流れです。
この方法であれば、新たにクレジットカードを発行する手間なく、DMMのサービスを利用開始できます。特にDMM TVの無料トライアルなど、クレジットカード登録が必須のサービスを利用したい場合に非常に有効な手段となります。
方法 | 概要 | メリット | デメリット | 最適な用途 |
バンドルカード | Mastercardでチャージ可能なVisaプリペイドカードアプリ。アプリ上で即時にバーチャルカードが発行される。 | ・DMM TVの無料トライアル対象になる ・審査や年齢制限がなく誰でも作れる ・後払いチャージ機能もある | ・アプリのインストールが必須 ・チャージに一手間かかる ・後払いや一部チャージ方法に手数料あり | DMM TVの無料体験をすぐに始めたい方 |
Kyash | 同じくMastercardでチャージ可能なVisaプリペイドアプリ。3Dセキュア対応の物理カードも発行可能。 | ・3Dセキュア対応で決済の安定性が高い ・利用額に応じてポイント還元がある場合も ・利用履歴の管理がしやすい | ・アプリのインストールが必須 ・物理カード(Kyash Card)の発行は有料(900円) | 継続的にDMMを利用する予定で、安定した決済手段を確保したい方 |
Amazon Pay | Amazonアカウントに登録した情報(クレカ、ギフト券)で支払う方法。DMMポイントのチャージに利用できる。 | ・Amazonユーザーなら新たな登録が不要 ・Amazonギフト券残高をDMMポイントに変換できる | ・PCブラウザからは利用不可(スマホ限定) ・DMMポイントのチャージにしか使えない | Amazonギフト券が余っている方、スマホでのポイント購入が苦でない方 |
特にDMM TVの14日間無料体験は、クレジットカード情報の登録が開始条件となっているため、バンドルカードやKyashといったバーチャルカードを発行できるアプリを経由する方法が最も確実かつ簡単な解決策と言えるでしょう。
DMMで使えるマスターカード以外の他の方法
Mastercardを間接的に利用する迂回ルートだけでなく、DMMが公式に提供している他の支払い方法も豊富にあります。クレジットカードにこだわらないのであれば、こちらの方法がより直接的で簡単かもしれません。
ご自身のライフスタイルや利用頻度に合わせて、最も便利な手段を選択してください。
以下に代表的な決済方法をカテゴリ別にまとめました。
① 他のブランドのクレジットカード
VISA、JCB、American Express、Diners Clubのロゴがあるクレジットカードであれば、問題なく直接決済に利用できます。
特にJCBブランドは、FANZAの一部サービスでVisaが使えなくなった後も安定して利用できているため、DMMやFANZAのヘビーユーザーであれば、この機会にJCBブランドのカード(例:楽天カード、PayPayカード、DMM JCBカードなど)を1枚作成しておくと、将来的な決済方法の変更にも対応しやすく、最も安心できる選択肢と言えます。
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② DMMポイント払い(多種多様なチャージ方法)
事前にDMMポイントを購入(チャージ)し、そのポイント残高で支払う方法です。チャージ手段が非常に豊富なため、ほとんどの方がいずれかの方法を利用できます。
- スマホ決済:PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルペイ
- 電子マネー:BitCash、WebMoney
- キャリア決済:d払い、auかんたん決済、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
- その他:コンビニ店頭支払い、銀行振込、Edy、Suica
③ DMMプリペイドカード
全国のコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど)の店頭で購入できる物理的なカードです。カードに記載されたコードをDMMのサイトで入力することで、額面分のポイントがチャージされます。
クレジットカード情報を登録したくない方や、現物で管理したい方に適しています。
DMMでマスターカードとpaypalは使える?
決済手段として世界的に普及している「PayPal(ペイパル)」がDMMの支払い方法一覧にあるため、「PayPalを間に挟めば、支払い元をMastercardに設定していても決済できるのではないか?」と考えるのは自然な発想です。
しかし、結論から言うと、この方法は成功しない可能性が非常に高いです。DMMの決済システムは、PayPalのような決済代行サービスを介した場合でも、その取引の源泉となるクレジットカードのブランド情報を識別できるように設計されていると考えられます。
そのため、PayPalアカウント内の支払い元がMastercardに設定されていると、DMM側が取引をブロックし、最終的に決済エラーとなってしまいます。
技術的な背景
クレジットカード決済時には、カード番号の最初の数桁(BIN: Bank Identification Number)によってカードブランドや発行会社が識別されます。DMMのシステムがこのBIN情報を参照してMastercardからの取引を機械的に弾いている場合、PayPalを介してもこのチェックを回避することはできません。
したがって、DMMでPayPalを決済手段として利用する際には、PayPalアカウントに登録している支払い方法を、JCBやVISA(利用可能なサービスに限る)といった他のクレジットカード、または銀行口座からの引き落としに設定しておく必要があります。
Mastercardの問題を解決する手段として、PayPalは有効な選択肢とは言えないのが現状です。
DMMでマスターカードが使えない理由と現状
※画像はイメージです:kamiani作成
ポイント
- DMMではマスターカードが使えない
- DMMでMasterCardが使えなくなった理由は?
- マスターカード契約終了 なぜそうなった?
- FANZAでMasterCardが使えないのはなぜ?
- デビットカードやDMM VISAが使えない場合
DMMではマスターカードが使えない
まず最も重要な結論から申し上げますと、現在、DMM.comが提供する全てのサービスにおいて、Mastercardブランドのクレジットカードを支払い方法として直接登録・利用することはできません。
この状況は2022年7月29日から続いており、DMMとMastercard間の決済に関する契約が正式に終了したことに起因します。
この変更以降、DMMの支払い方法選択画面からMastercardのロゴは消え、新規登録ができなくなりました。
また、それ以前にMastercardを登録していた場合でも、月額サービスの更新や新たな購入時に決済エラーが発生し、利用できない状態となっています。
実際に、DMMの公式ヘルプセンター「DMMで利用できるクレジットカードはなんですか?」のページでは、利用可能なブランドとしてVISA、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSの4つのみが明記されています。
このように公式にも案内されている通り、Mastercardが利用不可であることは確定的な情報です。
DMMの全サービスが対象です
この決済仕様の変更は、特定のサービスに限定されたものではありません。人気のDMM TVやDMM GAMES、電子書籍、そしてFANZAの各種サービスに至るまで、DMMアカウントで決済を行う全ての場面でMastercardは利用できないため、注意が必要です。
DMMでMasterCardが使えなくなった理由は?
DMMでMastercardが利用できなくなった直接的な原因について、DMMの運営はメディアの取材に対し、「MasterCard側と弊社のサービスでのカード決済において諸条件が折り合わず、残念ながら契約終了となりました」と公式に回答しています。
このコメントは、大手IT系ニュースサイトであるITmedia NEWSの取材によって明らかにされました。ここで言う「諸条件」が具体的に何を指すのか(決済手数料率、コンプライアンス要件、禁止取引の範囲など)は明らかにされていません。
しかし、これは単なるシステム上の不具合や一時的なメンテナンスではなく、両社間の契約、つまりビジネス上の決定によって利用が停止されたことを明確に示しています。
利用者からすれば突然の変更に感じられますが、水面下で行われた契約更新交渉が決裂した結果と考えるのが自然です。そのため、今後両社の方針に大きな変化がない限り、利用が再開される可能性は低いと見て良いでしょう。
マスターカード契約終了 なぜそうなった?
DMMとMastercardの契約がなぜ終了に至ったのか、その背景にはクレジットカードの国際ブランドが近年進めている「ブランドリスク管理」の強化が大きく影響していると見られています。
VisaやMastercardといった国際ブランドは、自社の決済ネットワークが違法な取引や社会的に問題視される可能性のある商取引に利用されることを避けるため、加盟店に対して厳格なルールを設けています。
特に、成人向けコンテンツや表現を巡る社会的な議論が高まる中で、プラットフォーム事業者に対してより厳格な監視と規制を求める動きが世界的に活発化しています。
DMMが提供するサービスの一部には、これらの国際ブランドが定める「ハイリスク」カテゴリに分類されうるコンテンツも含まれています。
そのため、契約更新のタイミングでMastercard側から提示された新たな規約や条件(コンテンツの監視体制の強化や特定の表現の制限など)をDMM側が受け入れることができず、交渉が決裂した可能性が業界では指摘されています。
これはDMMに限った話ではなく、同様のコンテンツを扱う他の国内外のプラットフォームも、決済手段の確保という共通の課題に直面しています。
FANZAでMasterCardが使えないのはなぜ?
FANZAでMastercardが使えない理由は極めてシンプルで、FANZAがDMM.comのプラットフォーム上で運営されている、DMMのサービスの一部だからです。
DMMとMastercard間の包括的な決済契約が終了したため、その効力はDMMアカウントを使用する全てのサービスに及びます。したがって、FANZA動画、FANZA同人、FANZA GAMESといった全てのFANZA関連サービスも、例外なくMastercardでの直接決済が不可能となっています。
この傾向はさらに進んでおり、特筆すべき点として、2024年6月14日からは「FANZA同人」カテゴリにおいて、Mastercardに続いてVisaブランドのクレジットカードも利用できなくなりました。
これは、特定のコンテンツ分野に対する決済手段の制限が、特定のカードブランドにとどまらない、より広範な動きであることを示唆しています。

デビットカードやDMM VISAが使えない場合
「Mastercardは使えないけれど、対応しているはずのVISAやJCBのカード、あるいはデビットカードで決済しようとしたのに、なぜかエラーになってしまう」というケースも少なくありません。その原因の多くは「3Dセキュア認証」にあります。
3Dセキュア(本人認証サービス)とは、ネットショッピングの際に、クレジットカード番号と有効期限といったカード情報に加えて、カード会社にあらかじめ登録した本人しか知らない「専用パスワード」の入力を求めることで、第三者によるなりすましを防ぐための仕組みです。
DMMではセキュリティを確保するため、この3Dセキュアによる認証を必須としています。
3Dセキュアの主な名称
- VISA:「Visa Secure」
- JCB:「J/Secure™」
- American Express:「American Express SafeKey」
しかし、銀行が発行する一部のデビットカードや、プリペイド式のカード、あるいは発行時期が古いクレジットカードの中には、この3Dセキュア機能自体に対応していないものがあります。
そうしたカードでは、たとえブランドがVISAやJCBであっても、DMMでの決済を完了させることができません。
もし決済エラーが続く場合は、まずご自身のカード発行会社のウェブサイトや会員ページにログインし、3Dセキュア(本人認証サービス)の登録が完了しているか、またそもそも対応しているカードかどうかを確認することをお勧めします。
DMMのマスターカード問題のまとめ
※画像はイメージです:kamiani作成
この記事では、DMMでマスターカードが利用できなくなった理由と、その代替となる支払い方法について詳しく解説しました。最後に、本記事の重要なポイントをリスト形式で振り返ります。
ポイント
- DMMでは2022年7月29日以降Mastercardの直接利用は全面的に不可
- 原因はDMMとMastercard間の契約条件が折り合わず契約が終了したため
- これはシステム障害ではなくビジネス上の決定であり再開の見込みは低い
- FANZAもDMMのサービスであるため同様にMastercardは利用できない
- 背景には成人向けコンテンツに対する国際カードブランドの規約厳格化がある
- 対応ブランドのカードでも3Dセキュア非対応の場合は決済できない
- Mastercardを間接的に使うにはプリペイドカードアプリの経由が有効
- 代表的なアプリは「バンドルカード」や「Kyash」
- DMM TVの無料体験には上記アプリで発行したVisaカードでの登録が最適
- スマホ限定でAmazon Payを使いDMMポイントをチャージする方法もある
- Mastercard以外のJCB、VISA、Amex、Dinersは直接利用可能
- 今後の安定性を考慮するとJCBブランドのカードを1枚持っておくと安心
- DMMポイントはPayPayやキャリア決済などチャージ手段が非常に豊富
- PayPalを経由しても支払い元がMastercardだと決済が拒否される可能性が高い
- ご自身の利用状況に合わせ最適な代替決済方法を見つけることが重要
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