「えっ、2025年からGAORAでテニスが見られないの?」「U-NEXTでテニス独占配信ってどういうこと?」
2024年の年末、私たちテニスファンを激震させるニュースが飛び込んできました。長年、男子プロテニスツアー(ATPツアー)の放送を支えてくれていたCS放送局などが放送を終了し、2025年からは動画配信サービスである「U-NEXT」がその役割を一手に引き受けることになったのです。
正直なところ、私自身も最初は戸惑いを隠せませんでした。「ネット配信だけで本当に大丈夫なの?」「回線が止まったり画質が悪かったりしないかな?」「なにより、料金が高くなるんじゃないの?」と、不安なことばかりが頭をよぎりました。
しかし、実際に蓋を開けてみると、この変化は私たちにとって「改悪」ではなく、むしろテニス観戦の自由度を飛躍的に高める「進化」であることが分かってきました。
たとえば、これまでは放送枠の都合で見られなかった下部ツアーの試合が見られたり、外出先でもスマホで錦織圭選手の復帰戦をリアルタイムで応援できたりと、今までにはない新しい楽しみ方ができるようになったのです。
この記事では、私と同じように「これからのテニス観戦環境をどう整えればいいのか分からない」と悩んでいる方のために、2025年の詳細な放送スケジュールから、テレビの大画面で見るための具体的な設定方法、そして誰もが気になる「WOWOWとの賢い使い分け」まで、私の実体験とリサーチに基づいて徹底的に解説します。
これを読めば、もう迷うことはありません。新しいテニス観戦の準備を一緒に整えていきましょう。
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記事のポイント
- 2025年からU-NEXTで独占配信されるATPツアー全55大会の詳細スケジュール
- グランドスラムを放送するWOWOWとU-NEXTの決定的な役割の違い
- 毎月のポイント還元を活用して実質約1,000円で利用する裏ワザ的な料金テクニック
- テレビの大画面で遅延なく快適に試合観戦するための推奨デバイスと設定
本ページの情報は2025年12月時点の情報です。最新の配信情報はU-NEXTにてご確認ください。
U-NEXTのテニス放送予定と視聴方法
まずは、最も重要な「どの試合が、いつ、どこで見られるのか」という点について深掘りしていきましょう。2025年、U-NEXTは単にいくつかの試合を配信するだけではありません。
ATPメディアと5年間にわたる大型契約を結び、日本における男子テニスの「ホーム」としての地位を確立しました。
これは、私たちが長年慣れ親しんだ「テレビの前で放送時間を待つ」というスタイルから、「いつでもどこでも、自分が見たい試合を選ぶ」というスタイルへの完全な移行を意味しています。
2025年のATPツアー放送予定
結論から申し上げますと、2025年の男子プロテニスツアー(ATPツアー)は、そのほとんどがU-NEXTによる「独占配信」となります。
これまでのように、「この大会はGAORA、こっちはBS朝日…」と放送局を探し回る必要はもうありません。U-NEXTを開けば、そこに世界最高峰の戦いがある。そんな時代が到来しました。
具体的に配信される大会の規模は凄まじく、トップ選手が集結する「ATPマスターズ1000」全9大会はもちろん、「ATP500」「ATP250」といったレギュラーツアー、さらにはシーズン最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」まで、年間で合計55大会ものライブ配信が予定されています。
さらに特筆すべきは、これまで日本では視聴ハードルが高かった「ATPチャレンジャーツアー」までもが配信ラインナップに含まれている点です。U-NEXTは、このチャレンジャーツアーを年間36大会も配信すると発表しています。
なぜチャレンジャー大会が重要なのか?
チャレンジャーツアーは、怪我から復帰を目指す選手や、これから世界に羽ばたく若手選手がポイントを稼ぐための重要な戦場です。錦織圭選手などが調整のために参戦する場合、これまでは「試合結果しか分からない」という状況が多々ありましたが、これからはその勇姿を映像で目撃できるようになるのです。
ここで、2025年1月のシーズン開幕直後の主要な配信スケジュールを整理しておきましょう。グランドスラムの前哨戦を含め、非常に豪華なラインナップとなっています。
| 日程(現地) | 大会名 | カテゴリ | 注目ポイント |
| 12/27 - 1/5 | ユナイテッドカップ | 国別対抗戦 | 大坂なおみ選手ら日本代表戦を独占配信 |
| 12/29 - 1/4 | ワークデイ・キャンベラ国際 | ATPチャレンジャー | 錦織圭、西岡良仁、島袋将らが出場予定 |
| 12/29 - 1/5 | ブリスベン国際 | ATP250 | 2026年シーズンの本格的な開幕戦 |
| 12/30 - 1/5 | 香港テニスオープン | ATP250 | 期待の10代、坂本怜選手が出場予定 |
| 1/31 - 2/1 | デビスカップ予選 | 国別対抗戦 | 日本 vs イギリス戦を独占ライブ配信 |
特に注目していただきたいのが、1月末に行われる「デビスカップ」のイギリス戦です。これもU-NEXTの独占配信となっており、地上波や他のBS/CS放送では見ることができません。
国を背負って戦う選手たちの熱気をリアルタイムで共有できるのは、U-NEXTユーザーだけの特権と言えるでしょう。
なお、U-NEXTの契約詳細については、公式のプレスリリースでも「ATP Mediaと5年間のパートナーシップ契約を締結」として大々的に発表されており、今後長期間にわたって安定した配信が期待できることが裏付けられています。(出典:株式会社U-NEXT『ATP Mediaと5年間のパートナーシップ契約を締結』)
テレビの大画面で視聴する方法
「テニスのような動きの速いスポーツを、スマホの小さな画面で見るのは目が疲れる…」
そんな不安をお持ちの方も多いはずです。ボールの弾道や選手の細かなフットワークを確認するには、やはりテレビの大画面が一番ですよね。
安心してください。U-NEXTは「TVファースト」というコンセプトを掲げており、テレビでの視聴体験を非常に重視しています。実際に私が試してみたところ、以下の方法で非常にスムーズにテレビ視聴が可能でした。設定は驚くほど簡単です。
1. スマートテレビ(Android TV等)をお持ちの場合
最近のテレビ(ソニーのブラビアやシャープのアクオスの一部など)には、最初からAndroid TV機能が内蔵されています。この場合、リモコンの「アプリ」ボタンからU-NEXTのアプリを探し、ログインするだけで視聴可能です。特別な機器を買い足す必要はありません。
2. ストリーミングデバイスを使用する場合
もしご自宅のテレビがインターネットに対応していない古いモデルだったとしても、諦める必要はありません。HDMI端子さえあれば、以下のような安価なデバイスを接続することで、最新のスマートテレビと同じ機能を持たせることができます。
- Amazon Fire TV Stick: 最もポピュラーで設定も簡単。4K対応モデルもあります。
- Google Chromecast with Google TV: スマホからのキャスト操作だけでなく、リモコン操作も可能です。
- Apple TV: Apple製品との連携が抜群で、動作も非常にサクサクしています。
画質と遅延について
私は普段、Amazon Fire TV Stick 4K Maxを使用して、自宅のWi-Fi(光回線)で視聴しています。画質は「高画質」設定であればフルHDクラスの鮮明さがあり、ボールの縫い目が見えるほどです。気になる「遅延(ライブ配信のタイムラグ)」ですが、数十秒程度の遅れはどうしても発生します。しかし、SNSでリアルタイムの実況を見ない限りは気になりません。むしろ、回線が安定していれば、かつての衛星放送のような「雨天時のノイズ」に悩まされることがないため、ストレスフリーだと感じています。
また、U-NEXTの一部のコンテンツやデバイスは4K画質にも対応し始めています。テニス中継がすべて4Kになるわけではありませんが、通信速度が安定していれば、自動的に最適な高画質で再生してくれる機能が備わっているため、技術的なことを難しく考えなくても綺麗な映像を楽しめます。
錦織圭ら日本人選手の試合日程
私たちが海外テニスを見る最大のモチベーション、それはやはり「世界で戦う日本人選手を応援すること」ではないでしょうか。特に、怪我による長いリハビリを経てコートに戻ってきた錦織圭選手の姿は、私たちに勇気を与えてくれます。
U-NEXTのテニス配信における最大の強みは、この「日本人選手へのフォーカス」にあります。U-NEXTの堤社長自身が「世界に挑戦する日本人選手を応援する場」としての機能を重視していると公言しており、その姿勢は編成にも色濃く表れています。
例えば、2025年シーズンの開幕戦として予定されている「ワークデイ・キャンベラ国際」。これはATPツアーの下部にあたる「チャレンジャー大会」ですが、錦織圭選手が出場を予定しています。
従来のテレビ放送の枠組みであれば、「チャレンジャー大会の予選」などというマニアックな試合が放送されることはまずありませんでした。しかし、U-NEXTはこの大会を予選から配信することを決定しています。
ここがすごい!U-NEXTの日本人選手対応
- 予選からカバー: 本戦だけでなく、予選の戦いから追いかけることができます。
- 複数コート配信: 日本人選手が同時に別のコートで試合をしていても、配信チャンネルを切り替えてザッピング観戦が可能です。
- 見逃し対応: 時差の厳しい海外の試合でも、日本人選手の試合だけ翌朝にチェックすることが容易です。
錦織選手だけでなく、ランキングを着実に上げている西岡良仁選手、ダニエル太郎選手、そして「ネクスト・錦織」との呼び声高い望月慎太郎選手や、ジュニア時代から注目されている坂本怜選手など、これからの日本テニス界を背負う選手たちの成長過程を、まるでドキュメンタリーのようにシーズンを通して追いかけられるのは、U-NEXTならではの体験です。
見逃し配信や追っかけ再生の機能
テニス観戦における最大の敵、それは「時差」と「試合時間の長さ」です。全豪オープンのようなアジア・オセアニア地域の大会はまだ良いのですが、ヨーロッパやアメリカで開催される大会は、日本の深夜から早朝にかけて行われることがほとんどです。
仕事や学校がある私たちにとって、午前3時の試合をライブで見るのは現実的ではありません。
そこで活躍するのが、U-NEXTの強力な機能である「追っかけ再生」と「見逃し配信」です。これらは、現代の忙しいテニスファンにとって必須のツールと言えます。
追っかけ再生(タイムシフト機能)
例えば、朝7時に起きたとき、試合がまだ続いているとします。「今から見ても途中からで面白くないな…」と思ったことはありませんか?
U-NEXTの追っかけ再生機能を使えば、現在進行中の試合でも、シークバーを最初に戻して「第1セットの1ゲーム目」から再生を開始できます。 これにより、結果を知ってしまうことなく、自分のタイミングで試合開始の緊張感を味わうことができるのです。
見逃し配信(アーカイブ)
試合が完全に終了してしまった後でも、「見逃し配信」として動画が保存されます。これは録画予約をする必要がなく、サーバー側に自動的に保存されるため、「予約し忘れた!」という悲劇が起こりません。
視聴期限に注意
ただし、見逃し配信には期限があります。ATPツアーの場合、基本的には「当該年の12月31日まで」視聴可能となるケースが多いようですが、大会や権利関係によってはもっと短い場合もあります。お気に入りの名勝負はずっと見ていたいものですが、あくまで「ストリーミング」であることを理解し、早めに視聴することをおすすめします。
私はよく、通勤電車の中で昨夜のハイライトや、見逃した日本人選手の試合を倍速再生でチェックしています。
ダウンロード機能を使えば(※一部対象外のライブ配信もあり)、Wi-Fi環境で事前に落としておいて、通信量を気にせず移動中に見ることも可能です。この「隙間時間の活用」こそが、配信サービスの醍醐味ですね。
WOWOWとの違いを徹底比較
ここが最も重要で、かつ最も多くの人が混乱しているポイントです。「U-NEXTに入れば、テニスは全部見られるんだよね?」という質問をよく受けますが、残念ながら答えは「いいえ」です。
2025年の日本におけるテニス観戦環境は、「U-NEXT」と「WOWOW」による完全な役割分担(棲み分け)の状態にあります。
どちらか一方だけでは、すべての主要な試合を網羅することはできません。この違いを明確に理解していないと、「見たかった全豪オープンが見られない!」ということになりかねません。
明確な役割の違い
| 比較項目 | U-NEXT(ユーネクスト) | WOWOW(ワウワウ) |
| 担当領域 | 「日常の戦い」 (ATPツアー) | 「祝祭の舞台」 (グランドスラム) |
| 主な大会 | ATPマスターズ1000 ATP500 / ATP250 ATPチャレンジャー デビスカップ ATPファイナルズ | 全豪オープン 全仏オープン ウィンブルドン 全米オープン ジャパンオープン(予定) |
| 女子テニス | なし(一部混合戦を除く) | 一部大会のみ放送 |
| 視聴スタイル | ネット配信のみ(アプリ/Web) | BS放送(テレビ)+ ネット配信 |
このように、テニス界の最高峰である「四大大会(グランドスラム)」の放映権は、依然としてWOWOWが保持しています。一方で、選手たちがランキングを上げるために世界中を転戦する「ATPツアー」の放映権は、U-NEXTが独占しています。
推奨される「ハイブリッド契約」の考え方
では、どうすれば良いのでしょうか? 私が実践し、推奨しているのが「基本はU-NEXT、グランドスラム月だけWOWOWを追加する」という運用方法です。
- 通常月: U-NEXTのみ契約。毎日のように行われるツアー大会を楽しむ。
- 1月(全豪)、5-6月(全仏・ウィンブルドン)、8-9月(全米): この期間だけWOWOWを追加で契約(または再加入)する。
WOWOWは「加入月は視聴料無料(※解約は翌月から)」というシステムがあるため、うまく加入時期を調整すればコストを抑えることができます。
U-NEXTで選手の実力を把握し、その集大成であるグランドスラムをWOWOWで目撃する。このサイクルこそが、2025年のテニスファンの「最適解」となるでしょう。
U-NEXTのテニス料金や無料体験
「U-NEXTが良いのは分かったけど、毎月の固定費が増えるのはちょっと…」
誰もがそう思いますよね。サブスクリプション貧乏にはなりたくありません。しかし、U-NEXTの料金体系を正しく理解し、特典をフル活用すれば、実質的なコストパフォーマンスは他社サービスを圧倒するほど高くなる可能性があります。
ここでは、表面的な金額だけでなく、その中身について詳しく見ていきましょう。
お得な月額料金とポイントの仕組み
U-NEXTの月額料金は、2,189円(税込)です。
数字だけを見ると、NetflixのスタンダードプランやAmazonプライム・ビデオよりも高く感じるかもしれません。かつてのGAORA(スカパー!基本料429円+チャンネル代1,320円=1,749円)と比較しても、数百円高くなっています。
「テニスを見るためだけに2,000円超えは高い」と感じるのも無理はありません。しかし、U-NEXTには他社にはない「魔法」があります。それが、毎月自動的にもらえる1,200円分のポイントです。
実質負担額の計算式
月額 2,189円 - 付与ポイント 1,200円 = 実質 989円
「ポイントなんて使い道がないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、U-NEXTのポイントは非常に汎用性が高いのが特徴です。
- 最新映画のレンタル(PPV): 配信開始直後の新作映画や、ディズニー作品などの有料レンタルに使えます。
- 電子書籍の購入: マンガ、小説、ラノベ、ビジネス書など、ほぼ全てのジャンルの本が購入できます。私はテニス漫画『BREAK BACK』や『新テニスの王子様』の新刊をこのポイントで買っています。
- 映画館のチケット割引: これが意外と知られていない最強の使い道です。TOHOシネマズやイオンシネマなどで使える映画チケット(クーポン)にポイントを交換できます。実質無料で映画館に行けるようなものです。
つまり、「どうせ毎月マンガを買う」「たまに映画館に行く」という人にとっては、これらがセットになって実質1,000円以下でテニスも見放題になる計算です。
さらに、180誌以上の雑誌読み放題も付いてくるので、情報収集にも役立ちます。ライフスタイル全体で考えると、決して「高い」サービスではないことがお分かりいただけると思います。
無料トライアルでお試しする方法
どれだけ説明を聞いても、実際に使ってみないと「自分に合うかどうか」は分かりませんよね。家のWi-Fiでちゃんと高画質で見られるのか、アプリの操作性は良いのか、実況・解説の雰囲気はどうなのか…。
そんな時は、迷わず「31日間の無料トライアル」を利用しましょう。
多くの配信サービスが無料期間を廃止・短縮する中で、U-NEXTは太っ腹にも丸々1ヶ月間の無料期間を提供し続けています。この期間中は、有料会員と全く同じ条件でATPツアーのライブ配信を楽しむことができます。もちろん、見放題の映画やアニメ、雑誌もすべて利用可能です。
おすすめの登録タイミング
無料トライアルを開始するベストなタイミングは、「見たい大会の開幕前日」です。例えば、錦織選手が出場するチャレンジャー大会や、ATPマスターズ1000の開幕に合わせて登録すれば、大会期間中の熱戦を余すところなく無料で楽しめます。まずはリスクゼロで、「U-NEXTのある生活」を体験してみてください。
解約のタイミングと手順の注意点
「無料体験だけ試して、もし合わなかったらすぐに解約したい」と考えているもしっかりサポートします。U-NEXTの解約は、電話をする必要もなく、Web上のマイページから数分で完了します。ただし、絶対に知っておかなければならない注意点が2つあります。
1. アプリからは解約できない(場合が多い)
iPhoneのアプリなどからは解約手続きに進めないことがあります。解約する際は、必ずSafariやChromeなどのブラウザからU-NEXTの公式サイトにログインし、「アカウント設定」→「契約内容の確認・解約」へと進んでください。
2. 解約するタイミングは「31日目」までに
無料トライアル期間は登録日を含めて31日間です。この期間を1日でも過ぎると、自動的に翌月分の満額(2,189円)が課金されます。日割り計算はありません。
例えば、1月1日に登録した場合、1月31日が無料期間の最終日となります。2月1日になった瞬間に課金されるため、カレンダーやリマインダーアプリに「1月30日 解約予定」と登録しておくことを強くおすすめします。余裕を持って手続きすれば、余計な出費を防ぐことができます。
録画機能の有無とアーカイブ視聴
長年、テレビ放送でテニスを楽しんできた方にとって、最も大きなハードルとなるのが「録画」の概念がないことでしょう。「ブルーレイに残して、一生の宝物にしたい」「お気に入りの試合を編集して保存したい」。その気持ち、痛いほど分かります。
残念ながら、U-NEXTを含むストリーミングサービスには、手元のレコーダーやHDDに映像を保存する機能はありません。これは著作権保護の観点からも、今後実装される可能性は極めて低いでしょう。
しかし、考え方を変えれば、「クラウド上に自分専用の無限容量レコーダーがある」とも言えます。
先述した「見逃し配信」機能により、自分で録画ボタンを押さなくても、試合が終われば自動的にアーカイブ化されます。「録画容量が足りなくて途中で切れていた!」「雨天中断で放送時間がずれて撮れていなかった!」といった、かつての録画あるあるの悲劇からは解放されます。
アーカイブには視聴期限があるのが難点ですが、どうしても手元に残したい名勝負は、将来的に販売されるかもしれない公式DVDなどを待つか、心の中に焼き付けるしかありません。
これからは「所有する」ことから「いつでもアクセスできる」ことへと、楽しみ方のスタイルを少しずつシフトしていく必要があるのかもしれませんね。
U-NEXTでテニスを楽しむまとめ
今回は、2025年から激変するテニス視聴環境と、U-NEXTの活用法について解説してきました。情報量が多くなりましたので、最後に重要なポイントを改めて振り返りましょう。
- メインはU-NEXT: 2025年からATPツアー(男子テニス)の55大会+チャレンジャー36大会はU-NEXTの独占配信。
- グランドスラムはWOWOW: 全豪・全仏・全英・全米の4大会だけはWOWOWの契約が必要。
- 日本人選手に強い: 錦織圭選手らの下部ツアー(チャレンジャー)も予選から配信される手厚いカバー率。
- 実質コスパは最強: 月額2,189円だが、毎月1,200ポイント還元で実質約1,000円。映画や漫画も楽しめる。
- テレビで見る: Fire TV Stickなどを使えば、テレビの大画面で高画質観戦が可能。
私自身、最初は「放送局が変わるなんて面倒だな」とネガティブに捉えていました。しかし、実際にU-NEXTでテニスを見始めると、通勤中に昨夜の試合をチェックできたり、ポイントでテニス漫画を楽しめたりと、テニス観戦の幅が以前よりもずっと広がっていることに気づきました。
変化には不安がつきものですが、この新しい波に飛び込んでみれば、きっと今まで以上に充実したテニスライフが待っているはずです。まだ迷っている方は、まずは31日間の無料トライアルで、その便利さを体感してみてはいかがでしょうか。
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