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U-NEXTのレンタルのみ利用の裏技!解約後も賢く使う全知識

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「U-NEXTの月額料金が高いから解約したいけれど、たまに見たい新作映画がある」「レンタルのみで利用する方法はないのかな?」と悩んでいませんか。

実は、私も以前は月額会員でしたが、今は自分のペースに合わせて「レンタルのみ」のスタイルを使いこなしています。

この使い方は公式にプランとして明記されていないため、解約後のアカウントの扱いや支払い方法、録画や保存ができるのか、見れない時の対処法など、不安に思う部分も多いはずです。

この記事では、私が実際に実践しているアカウント維持のコツや、無駄な出費を抑えるためのポイントを余すことなくお伝えします。

 

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記事のポイント

  • 月額料金をかけずにアカウントだけを残す正しい解約手順
  • iPhoneユーザーが損をしないためのポイント購入の裏技
  • レンタル作品の視聴期限や録画に関する技術的な制約
  • クレカなしでもOKなコンビニ支払いやギフトコード活用法

本ページの情報は2025年12月時点の情報です。最新の配信情報はU-NEXTにてご確認ください。

U-NEXTのレンタルのみ利用への移行手順

まずは、U-NEXTを「レンタルのみ」で利用するための基本的な仕組みについて、どこよりも詳しく解説します。多くの人が誤解しているのですが、実はU-NEXTには「レンタルのみプラン」という名称の公式プランは存在しません。

これは、月額サービス(見放題プラン)を解約した後も、アカウント情報(IDとパスワード)だけを残し、見たい作品がある時だけ都度課金(レンタル)で楽しむという、ユーザー側が賢くシステムを活用する運用スタイルのことを指します。

この章では、初心者が最もつまずきやすい「解約と退会の違い」から、具体的な移行ステップまでを徹底的に深掘りしていきます。

解約と退会の違いを知りアカウント維持

U-NEXTをレンタルのみで使い続ける上で、絶対に避けて通れないのが「解約(Subscription Cancellation)」と「退会(Account Deletion)」の明確な区別です。ここを間違えると、取り返しのつかないことになります。

私自身も初めて手続きをした時、「えっ、どっちを選べばいいの?」と冷や汗をかきました。なぜなら、画面上には「解約」や「退会」、「アカウント削除」といった似たような言葉が並び、非常に紛らわしいからです。

結論から言うと、レンタルのみで利用したい場合は、必ず「解約」を選ばなければなりません。それぞれの違いを、私の経験に基づいて詳細に整理しました。

1. 解約(月額サービスの停止)とは

「解約」とは、毎月2,189円(税込)のかかる「月額プラン(見放題サービス)」の契約だけをストップすることです。これを実行すると、見放題作品は見られなくなりますが、U-NEXTへのログイン自体は可能です。

  • ログインID: 残る
  • これまでの視聴履歴: 残る
  • 購入した電子書籍や映画: そのまま見れる
  • 保有しているポイント: 有効期限まで使える

つまり、Amazonのアカウントを持っていてプライム会員だけ辞めた状態、と同じようなイメージですね。これこそが、私たちが目指す「レンタルのみ会員」の状態です。

2. 退会(アカウントの削除)とは

一方で「退会」は、U-NEXTのデータベースからあなたの個人情報、決済情報、ログインIDをすべて完全に消去することを指します。これをやってしまうと、以下の悲劇が起きます。

  • ログインID: 消滅する(二度とログインできない)
  • 購入資産: 過去に何万円分マンガや映画を買っていても、全て閲覧権限を失う
  • ポイント: どれだけ残っていても即時消滅

過去に私が相談を受けた方の中で、「レンタルのみにしようと思って手続きしたら、買ったマンガが全部消えた!」と泣きついてきた方がいました。よく聞くと、親切心から「個人情報を残したくない」と考えて「退会」を選んでしまっていたのです。一度退会処理をしてしまうと、たとえサポートセンターに連絡してもデータの復旧は不可能です。購入した書籍や映画は「資産」ですので、それを自ら捨てないように細心の注意を払ってください。

以下の比較表を見て、今の自分の目的がどちらにあるのかを再確認しましょう。

項目解約(月額プランの停止)退会(アカウント削除)
目的レンタルのみで利用したい人向け二度とU-NEXTを使わない人向け
ログイン可能不可
月額料金発生しない(0円)発生しない
ポイント有効期限まで利用可能即時失効
購入作品視聴・閲覧可能(電子書籍含む)視聴・閲覧不可
再開の手間ボタン一つで即再開可能一から個人情報の入力が必要

手続きを進める中で、U-NEXT側から「本当に退会しますか?(ポイントがなくなりますよ)」といった引き止め画面が出ることがあります。ここで焦って「退会」を選ばず、あくまで「月額サービスの解約」手続きであることを確認しながら進めてください。(出典:U-NEXTヘルプセンター(『「解約」と「退会」の違いが知りたい』

月額プラン解約後の料金や維持費

「月額プランを解約したのに、気づかないところで料金が発生していたらどうしよう…」という不安、とてもよく分かります。特にクレジットカードを登録したままだと、何か裏で引き落としがあるんじゃないかと疑心暗鬼になりますよね。

このセクションでは、解約後の「お金」に関する真実をクリアにします。結論から申し上げますと、月額プランを解約した後のアカウント維持費(年会費や管理費など)は完全に0円です。

私が実際に解約状態で半年ほど放置していた期間がありましたが、その間の請求額は毎月「0円」でした。クレジットカードの明細にもU-NEXTの文字は一切現れません。料金が発生するのは、あなたが自発的に以下の行動をとった時だけです。

料金が発生する3つのタイミング

  1. 有料作品をレンタルした時
    これがメインの用途です。新作映画(通常399円〜550円程度)やドラマの特定のエピソードを視聴するために「レンタル」ボタンを押した時だけ課金されます。もちろん、保有しているポイントを使えば、現金の支払いは発生しません。
  2. 電子書籍を購入した時
    マンガの単行本や小説などを購入した場合です。U-NEXTの電子書籍は「購入(買い切り)」扱いなので、一度支払えばアカウントがある限りずっと読めます。
  3. 映画館クーポンを発行した時
    U-NEXTポイントを使って映画館(イオンシネマやTOHOシネマズなど)のチケット割引クーポンを発行する場合、ポイントが足りなければ不足分を支払うことになります。

【意外な落とし穴:解約忘れに注意】

「解約したつもり」になっていて料金が発生するパターンとして多いのが、以下の2つです。

① 音楽chポイントサービス(月額539円): 動画の見放題とは別に、スマホでUSENの音楽番組が聴けるオプションサービスです。これも同時に解約しないと、これだけ課金が続いてしまいます。

② NHKまるごと見放題パック(月額990円): NHKオンデマンドの作品が見放題になるパックです。これも本体の月額プランとは別管理なので、個別に解約が必要です。

解約手続きが完了したら、念のため「アカウント設定」>「契約内容の確認・解約」のページを見て、「現在ご利用中のサービスはありません」といった表示になっているかを確認するのが鉄則です。

ここさえクリアになっていれば、あとはAmazonや楽天で買い物をするのと同じように、欲しい時だけお金を払う健全な「都度課金ユーザー」になれます。

レンタルのみ利用のメリットとデメリット

「レンタルのみ」という使い方は、コストパフォーマンスを最優先するユーザーにとっては最強の選択肢ですが、すべての人におすすめできるわけではありません。見放題プラン(月額2,189円)にも素晴らしい価値があるからです。

私が長年U-NEXTを使ってきて肌で感じた、レンタルのみ運用のリアルなメリットとデメリットを包み隠さず比較します。これから移行を考えている方は、自分の視聴スタイルに合っているかじっくり検討してみてください。

メリット:ここが最高!

  • 固定費の削減: 年間で考えると約26,000円もの節約になります。見ない月があっても損をした気分にならないのは精神衛生上とても良いです。
  • 「新作」への集中投資: U-NEXTは新作映画の配信スピードが異常に早いです。DVDレンタル開始と同時、あるいはそれより早いこともあります。浮いた固定費で、本当に見たい最新作だけをピンポイントで購入できます。
  • 電子書籍リーダーとしての優秀さ: 実はU-NEXTのブックリーダー機能は使い勝手が良いです。解約後も、過去に買ったマンガやビジネス書の本棚として機能し続けるので、Kindleなどと併用してライブラリを一元管理できます。
  • 高画質・高音質: 都度課金であっても、4K画質やDolby Atmos対応作品などのクオリティは変わりません。ホームシアター派の私にとって、画質を妥協せずに単発レンタルできるのは大きな魅力です。

デメリット:ここは我慢が必要

  • 毎月の1,200ポイントがもらえない: 月額会員の最大の特典である毎月自動付与ポイントがなくなります。新作を月に2〜3本以上見るなら、実は月額会員のままポイントをもらっていた方がトータルでお得になる計算です(実質月額989円と言われるゆえんです)。
  • 雑誌読み放題が消滅する: 地味に痛いのがこれです。週刊誌、ファッション誌、ビジネス誌など190誌以上が読み放題の機能は、月額会員限定の特典です。解約した瞬間から読めなくなります。
  • 見放題作品が見れなくなる: 当たり前ですが、数万本ある旧作映画やアニメが見放題ではなくなります。「暇つぶしに何か適当に見よう」という使い方ができなくなるため、視聴体験が少し窮屈に感じるかもしれません。
  • ポイント還元率の低下: 月額会員の場合、クレジットカード決済やAmazon決済でポイントをチャージ(購入)すると最大40%のポイント還元が受けられますが、レンタルのみ会員(無料会員)にはこの還元プログラムが適用されないケースが多いです。
アニちゃん
アニちゃん

「毎週末必ず映画を数本見る」「雑誌も読みまくる」というヘビーユーザーなら、迷わず月額プランを継続すべきです。

逆に、「月に1回あるかないかの新作映画だけ見たい」「忙しくてサブスクの元が取れていない」という方は、今すぐレンタルのみ運用に切り替えるべきでしょう。ライフスタイルに合わせて行ったり来たりできるのが、U-NEXTの良いところでもあります。

無料会員としてレンタル機能を使う方法

これから初めてU-NEXTを利用しようとしている方が、「最初から月額料金を払わずに、レンタル機能だけを使いたい」と考えるのは自然なことです。

しかし、U-NEXTの登録フロー上、「最初から無料会員(レンタル会員)として登録する」というボタンはどこを探しても見当たりません。

システム上、アカウントを作成するには原則として「31日間無料トライアル」を経由する必要があります。ここでは、私が友人にも勧めている「最も賢く、かつ安全にレンタルのみ会員になるためのゴールデンルート」を紹介します。

ステップ1:31日間無料トライアルに申し込む

まずは公式サイトから無料トライアルに登録します。ここでクレジットカードなどの決済情報を入力しますが、無料期間中に解約すれば請求はされません。

【重要なお得ポイント】

この時点で、登録特典として600ポイント(600円分)がもらえます。これはレンタルのみ会員を目指すあなたにとっての「最初の軍資金」です。この600ポイントを使えば、最新映画1本(通常399〜550ポイント)や、マンガ1冊をタダで楽しむことができます。

ステップ2:無料期間を満喫する

登録したら、すぐに解約するのではなく、せっかくなので31日間は見放題作品や雑誌読み放題を使い倒しましょう。ただし、解約日を忘れると自動更新されてしまうので、スマホのリマインダー機能を使って「登録から25日後」くらいに解約アラートを設定しておくのがコツです。

ステップ3:無料期間内に「解約」手続きをする

ここが運命の分かれ道です。期間終了前に、前述した「解約」手続きを行います。これで月額料金の発生を防ぎつつ、アカウント情報と決済情報だけが残った状態になります。解約が完了した瞬間から、あなたは晴れて「レンタルのみ会員(無料会員)」となります。

【ギフトコードを使った裏ルート】

もし「どうしてもクレジットカードを登録したくない」「無料トライアルすら面倒」という場合は、コンビニで売っている「U-NEXTギフトコード(見放題タイプではなくポイント選択タイプ)」を購入し、ギフトコード入力ページからアカウントを作成する方法もあります。この方法なら、決済情報の登録なしで、プリペイド分のポイントだけを使ってレンタル利用を開始できます。ただし、初回600ポイントの特典はもらえない場合が多いため、少し損をしてしまう可能性があります。

基本的には無料トライアルを経由してポイントをもらい、その後に解約してアカウントを残すのが、最も経済的で王道なルートだと言えます。

見放題とレンタルの違いと確認方法

いざレンタルのみ会員(無料会員)になると、U-NEXTの画面の見え方が少し変わってきます。ログインすると相変わらず膨大な作品が並んでいますが、その9割以上は「見放題(月額プラン対象)」の作品であり、今のあなたには視聴権限がありません。

「どれが見れて、どれが見れないのかわからない!」というストレスを解消するために、見放題作品とレンタル作品を瞬時に見分けるプロの技(?)を伝授します。

アイコンで見分ける基本テクニック

作品のサムネイル(表紙画像)の右上をよーく見てください。ここに小さなマークがあるかないかで判断します。

  • 「P」マークがある作品:これが「ポイント(Points)」作品、つまりレンタル対象です。このマークがついている作品は、ポイントを使うか追加課金をすることで、月額会員でなくても視聴可能です。主に新作映画や、ディズニー作品などに多くついています。
  • 「見放題」タグがある作品:作品の詳細ページを開いたとき、「見放題」というアイコンが表示されているものは、月額プラン加入者専用です。レンタルのみ会員がこれを再生しようとすると、「月額プランへの加入が必要です」という案内画面に飛ばされます。

検索時の絞り込みテクニック

いちいち詳細ページを開いて確認するのは面倒ですよね。そこで活用したいのが検索フィルター機能です。ただし、デバイスによって使い勝手が異なります。

PCブラウザ最も探しやすいです。ジャンル一覧(例:洋画)を表示した後、画面上部にあるフィルター機能で「ポイント」にチェックを入れると、レンタル作品だけを抽出して表示できます。
スマホアプリ残念ながらアプリには「ポイント作品のみ」という絞り込みボタンがないことが多いです。ただし、ランキングページには「ポイント」タブが用意されていることがあるので、そこから今人気のレンタル作品を探すのが効率的です。
テレビアプリFire TV StickAndroid TVなどのアプリでは、左メニューの「検索」からジャンルを選び、ソート機能があれば活用します。テレビの大画面では「P」マークが比較的目立つので、視覚的に探しやすいです。

また、意外と知られていないのが「購入(EST)」と「レンタル(TVOD)」の違いです。詳細ページに「レンタル:550円」「購入:2,750円」のように2つのボタンが表示されることがあります。

「レンタル」は48時間などの期限付きですが、「購入」は一度買えばアカウントがある限り無期限で見られます。お気に入りの映画をデジタルコレクションとして残したい場合は「購入」を選ぶのもありですが、まずは安価なレンタルで試すのが無難でしょう。

U-NEXTをレンタルのみで使う料金と支払

ここからは、実際にレンタルする際のお金の話、決済の仕組みについて深掘りします。

U-NEXTの決済システムは非常に多機能ですが、その分複雑で、「知らないと損をする」落とし穴がいくつか存在します。特にiPhoneユーザーの方や、クレジットカードを使いたくない方は必読です。

ポイントチャージや有効期限の注意点

レンタル作品を見るためには、基本的に日本円を直接払うのではなく、「U-NEXTポイント」をチャージ(購入)して、そのポイントを消費するというステップを踏みます(直接課金できる場合もありますが、ポイント経由が基本です)。

ここで私が過去に失敗した経験から、強くお伝えしたいのが「ポイントの有効期限」についてです。U-NEXTのポイントには、実は2種類の有効期限が存在します。

  1. 月額プランの特典などで付与されたポイント:これは付与されてから90日間で失効します。無料トライアルでもらった600ポイントもこれに含まれます。
  2. 自分で課金してチャージ(購入)したポイント:こちらは少し長く、チャージしてから180日間(約半年)有効な場合が多いですが、購入方法(Webサイト経由かアプリ経由か)によって90日の場合もあるため、過信は禁物です。
アニちゃん
アニちゃん
以前、「いちいちチャージするのが面倒だから」と、まとめて3,000円分チャージしておいたことがありました。しかしその後忙しくて映画を見られず、気づいたら半年経ってポイントが消滅していたのです…。

この経験から学んだ鉄則は、「見る直前に、見る分だけチャージする」ということです。レンタルのみ運用のキモは無駄をなくすことですから、ポイントの作り置きはおすすめしません。

キャリア決済やカードなしでの支払い

クレジットカードを持っていない学生の方や、ネット上でカード番号を入力したくないというセキュリティ重視の方もいるでしょう。U-NEXTは多様な支払い方法に対応していますが、「後から変更できない」という罠があるため注意が必要です。

主な支払い方法と特徴

  • クレジットカード:VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Dinersが使えます。最もトラブルが少なく、ポイントチャージも一瞬で完了します。
  • キャリア決済(ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い):携帯電話の料金と合算して支払える便利な方法です。しかし、重要かつ最大の注意点があります。キャリア決済は、「新規会員登録時」に選択していないと、後から支払い方法として追加・変更することが基本的にできません。一度クレジットカードで登録したアカウントを、後から「やっぱドコモ払いにしたい」と思っても、システム上できない仕様になっているのです(一度退会して再登録が必要になるケースがほとんど)。キャリア決済希望の方は、最初のアカウント作成時に必ず選択してください。
  • 楽天ペイ:楽天IDと連携して支払えます。楽天ポイントが貯まる・使えるのがメリットですが、これも登録時の選択が必要です。

カードなし派の救世主:U-NEXTカード(ギフトコード)

「クレカもキャリア決済も使いたくない」という方に最強の選択肢が、コンビニなどで現金購入できるプリペイド式のU-NEXTカード(ギフトコード)です。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどの店頭に並んでおり、以下の2種類があります。

  1. 見放題タイプ(30日間見放題など): 月額プランを一時的に利用するためのカード。
  2. ポイント選択タイプ(550〜50,000ポイント): 欲しい金額分だけポイントを買えるカード。

レンタルのみユーザーは、後者の「ポイント選択タイプ」を選びましょう。例えば「映画1本見たいから550円分だけ買う」という使い方が可能です。これなら使いすぎる心配もなく、完全な都度払い(Pay-Per-View)を実現できます。

iPhoneアプリでの購入とUコインの罠

iPhoneやiPadを使用している全ユーザーに警告します。このセクションの内容を知っているかどうかで、あなたの支払額が変わります。

iOS版のU-NEXTアプリでは、Appleの規定により「U-NEXTポイント」ではなく、「Uコイン」という独自の通貨が使われます。アプリ内でレンタルしようとすると「0コインでレンタル」のような表示になり、コイン不足だとチャージ画面が出ます。

問題なのはその価格です。Appleへの手数料(いわゆるApple税)が上乗せされているため、1コイン=約1.2円というレートに設定されています。例えば、1,200円分のポイントを買うのに、iOSアプリ経由だと1,400円以上払わなければならないケースがあります。

【損しないための回避策】

回避策は非常にシンプルです。

1. SafariやChromeなどのブラウザを開く。

2. 「U-NEXT」で検索し、公式サイトにログインする。

3. 親アカウントのメニューから「ポイントチャージ」を選ぶ。

4. ここでポイントを購入する(1ポイント=1円)。

こうしてWebブラウザでチャージしたポイントは、iPhoneアプリ上でも問題なく使えます。アプリ側では「ポイント」として表示され、レンタル時に消費されます。「Webでチャージ、アプリで視聴」。この合言葉を忘れないでください。

視聴期限やダウンロードと録画の可否

せっかくお金を払ってレンタルした作品。「ずっと保存しておきたい」「録画して後でゆっくり見たい」と思うのは人情ですが、デジタルコンテンツには厳しい制約があります。

検索でもよく見かける「録画できない」「見れない」というトラブルの原因は、ほとんどがこの仕様によるものです。

視聴期限の「48時間ルール」とダウンロードの罠

レンタル作品には2つの「期限」が存在します。

  • レンタル期間: 課金してから視聴権利がある期間(例:7日間)。
  • 視聴期間: 再生ボタンを押してからの期間(例:48時間)。

さらにややこしいのが「ダウンロード」した場合です。スマホアプリに作品をダウンロードすると、オフラインで見られるようになりますが、ここには「ダウンロード完了から最長48時間」という再生期限が設定されています。

例えば、レンタル期間が残り5日あっても、ダウンロードしてから48時間が経過すると、再生しようとした時にエラーが出ます。これを解除するには、端末をインターネットに接続し、一瞬だけ通信を行ってライセンス認証(DRM更新)をする必要があります。

「飛行機の中で見ようと思ってダウンロードしておいたのに、機内で再生できなくて絶望した」という失敗は、この認証切れが原因です。長時間の移動前には、出発直前に一度再生確認をして認証を更新しておくことを強くおすすめします。

録画・保存は技術的に不可能

結論から言うと、U-NEXTの作品を個人で永久保存(録画)することは不可能です。PCの画面録画ソフト(BandicamやOBSなど)や、スマホの画面収録機能を使って録画を試みても、画面は真っ黒(ブラックアウト)になり、音声しか録音されません。

これはHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)という強力な著作権保護技術が働いているためです。

ネット上には「録画可能」を謳う怪しいソフトもありますが、これらは規約違反であり、アカウント停止のリスクがあるだけでなく、ウイルス感染の危険性もあります。レンタル作品は「その時だけの一期一会」と割り切り、期限内に正規の方法で楽しみましょう。

テレビやスマホでの検索と視聴方法

レンタルのみ会員にとって、見放題作品が大量に混ざった検索画面は、砂漠の中から砂金を探すようなものです。ここでは、見たい作品をスマートに見つけるための検索テクニックを整理します。

スマホ(iPhone/Android)の場合

アプリの下部にある「検索(虫眼鏡)」アイコンを使います。「洋画」「邦画」などのジャンルを選んだ後、多くの場合は「ランキング」を見るのが早道です。

ランキングには「ビデオ見放題」と「ポイント」というタブが分かれていることが多く、「ポイント」タブを選べば、今みんながレンタルしている人気の新作がずらりと並びます。

テレビ(Fire TV / Android TV)の場合

テレビの大画面で探すときは、リモコン操作になります。左メニューの検索からジャンルに進みます。テレビ版アプリの優れた点は、作品一覧画面でポスター画像の右上に「P」マークや価格が比較的大きく表示されることです。

家族で「これ有料かな?無料かな?」と相談しながら探すのも一つの楽しみ方ですね。

PC(Webブラウザ)の場合

最も検索性が高いのがPCです。ジャンル一覧画面の上部にあるフィルター機能で「ポイントのみ」にチェックを入れることができます。

これを使えば、見放題作品を完全に非表示にして、まるで「オンラインのレンタルビデオ屋さん」にいるかのような状態で作品選びができます。

U-NEXTのレンタルのみ運用で賢く節約

ここまで、U-NEXTを「レンタルのみ」で使い倒すための知識を網羅してきました。最後に、私が実践している究極の節約ルーティンをまとめます。

  1. 見たい新作が出るまで放置: アカウント維持費は0円なので、何もしません。
  2. 作品のチェック: 毎月の新作ラインナップを公式サイトで確認し、どうしても見たい作品(特にU-NEXT独占配信や、他より配信が早いもの)がある時だけログインします。
  3. スマートに課金: iOSアプリではなく、必ずSafariなどのブラウザからログインし、必要なポイント分だけをチャージします。クレカを使いたくない時はコンビニへ走り、ギフトコードを買ってきます。
  4. 期限内に集中視聴: ダウンロードの48時間ルールを意識しつつ、最高の環境で映画を楽しみます。
  5. また放置: 見終わったら、次の見たい作品が出るまで冬眠します。

このサイクルを回すことで、月額2,189円を払い続けることなく、U-NEXTの高品質な配信インフラと圧倒的な作品数(の有料部分)を、必要な時だけ享受することができます。

動画サブスクリプションが乱立する現代において、すべてに加入し続けるのは経済的ではありません。「見放題」と「都度課金」を賢く使い分け、あなたにとって最適なエンタメライフを構築してください。この記事が、その手助けになれば幸いです。

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Kamiani

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