「DMM TV」と「DMMプレミアム」って、名前が似ていて何が違うのか分かりにくいですよね。私も最初は「別のサービスなのかな」と混乱しました。実はこれ、動画配信サービスの名前と、その有料プランの名前という関係なんです。
この記事では、無料会員だと何が制限されるのか、アプリとWebでの料金の違い、そして損をしないための登録方法まで、私の実体験を交えて分かりやすくお話しします。
※クリックすると公式サイトに飛びます
※期間内に解約すると料金はかかりません。
記事のポイント
- DMM TVはサービス名でプレミアムは有料プラン名
- 無料会員と有料会員の決定的な違いと制限
- アプリ経由だと月額料金が高くなる注意点
- 実質無料になるポイント還元やセットプラン
※本記事の情報は2025年11月時点の調査に基づくものです。最新の配信作品、キャンペーン内容、料金については、必ず各サービスの公式サイトをご確認ください。
DMM TVとプレミアムの違いと基本サービス詳細
まずは、このややこしい「名前の違い」から整理していきましょう。結論から言うと、私たちが見る場所(プラットフォーム)が「DMM TV」で、そこに入るための鍵(有料会員資格)が「DMMプレミアム」という関係性です。
この鍵を持っているかどうかで、体験できる世界が全く別物になると考えてください。
無料会員と有料会員で見れるものの範囲
DMM TVは、アプリをダウンロードするだけなら無料の「DMM会員」として利用できます。ただ、正直なところ無料会員の状態だと、DMM TVは「ショーケース」のようなものなんですよね。
私も最初は無料会員としてログインしてみたんですが、見たいアニメのサムネイルをクリックしても「視聴するにはプレミアム登録が必要です」という表示ばかりで、少しもどかしい思いをしました。
無料会員でもログイン自体は可能ですし、作品の検索やお気に入り登録といった基本操作はできます。
しかし、肝心の動画視聴については、アニメやドラマの「第1話のみ」や、映画の「冒頭数分」といった、いわゆる「チラ見せ」プロモーション用の映像に限られてしまうんです。
「続きが気になる!」という一番いいところで終わってしまうので、実用的な動画視聴サービスとして無料で使い続けるのは難しいというのが正直な感想です。
一方で、月額550円(税込)のDMMプレミアム会員になると、約19万本以上の作品が見放題になります。この「19万本」という数字は、アニメだけでなく、映画、バラエティ、2.5次元舞台などを含んだ膨大な数です。
特に最近私がハマっているのが「DMMショート」という縦型ドラマコンテンツなんですが、これもプレミアム会員なら制限なく見放題になります。
無料会員にとってのDMM TVはあくまで「どんな作品があるか確認するカタログ」であり、プレミアム会員になって初めて「図書館(ライブラリ)」として機能し始めると言えるでしょう。
ここがポイント
無料会員の状態では、あくまで「動作確認」や「ラインナップのチェック」がメインの用途になります。ガッツリ週末にアニメをイッキ見したいなら、プレミアム会員への登録は必須のステップです。
支払い方法で変わる月額料金の仕組み
DMMプレミアムの料金体系は、基本的には月額550円(税込)というワンコイン価格なのですが、支払い方法の選択肢が非常に多く、少し特殊なルールも存在します。
ここを適当に選んでしまうと、後で「あれ、無料体験がない?」なんてことになりかねないので注意が必要です。主な支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード(Visa, JCB, Amex, Dinersなど主要ブランド)
- キャリア決済(d払い、auかんたん決済、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い)
- DMMポイント(コンビニなどでチャージ可能)
- アプリ内課金(Apple ID、Google Playなど)
ここで私が特に声を大にして伝えたいのは、「DMMポイント支払い」に関する落とし穴です。クレジットカードを持っていない学生さんなどは、コンビニでプリペイドカードを買ってきてポイントチャージで支払おうと考えるかもしれません。
確かにその方法でも契約は可能なのですが、ポイント支払いを設定すると14日間の無料トライアルが適用されず、登録と同時に課金が始まってしまうんです。
無料トライアルは「継続課金が前提の特典」という位置付けなので、ポイントのような都度払い的な手段だと対象外になってしまうんですね。
もし無料期間をしっかり活用したいのであれば、クレジットカードか、スマホ料金と合算できるキャリア決済を選択するのが鉄則です。
また、PayPayを使いたい場合も、一度DMMポイントにチャージしてから支払う形になるため、同様に無料体験の対象外になってしまう点には気をつけてください。
注意ポイント
「クレジットカードを持っていないけど無料体験はしたい」という場合は、キャリア決済一択になります。ポイント払いは「どうしてもクレカもキャリア決済も使えない時」の最終手段と考えておくのが無難です。
アプリ版とWebブラウザ版の価格差
「DMM TV プレミアム 違い」と検索している方が一番気をつけないといけないのが、この価格差の問題です。同じサービス、同じアカウント、同じ見放題作品なのに、登録する入り口(ルート)によって月額料金が変わってしまう「二重価格」の状態になっています。
| 登録ルート | 月額料金(税込) | 備考 |
| Webブラウザ | 550円 | 最安値・おすすめ |
| iOS/Androidアプリ | 650円 | 手数料分高い |
表を見ていただければ分かる通り、iPhoneやAndroidのアプリ上から直接登録してしまうと、月額650円かかります。これはAppleやGoogleが徴収するプラットフォーム手数料が上乗せされているためです。
たかが100円と思うかもしれませんが、年間で見ると1,200円もの差になります。1,200円あれば、吉野家の牛丼が2杯以上食べられますし、マンガも2冊買えちゃいますよね。
この「損」を回避する方法は非常にシンプルです。SafariやChromeなどのWebブラウザからDMMの公式サイトにアクセスして登録手続きを済ませ、そのアカウントを使ってアプリにログインするだけでOKです。
これだけで、アプリの機能はそのままに、料金だけを安く抑えることができます。いわゆる「情弱狩り」のような仕組みに見えてしまうので、私のブログを読んでくださっている皆さんには絶対にお勧めしません。
詳しくは、以下の記事でも支払い方法の選び方について解説していますので、不安な方はチェックしてみてください。
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参考DMM TVの支払い方法を全解説!クレカなしでもOK
続きを見る
アニメなどの見放題コンテンツとラインナップ
DMMプレミアム会員になると解放される19万本以上のコンテンツですが、その中身は「何でもあり」というよりは、特定のジャンルに異常なほど特化した「尖ったラインナップ」になっています。特に強いのが「アニメ」と「2.5次元舞台」です。
DMM TVは「新作アニメ見放題作品数No.1」を掲げており、放送中の最新アニメのカバー率は他社を圧倒しています。体感ですが、地上波で放送されているアニメのほとんどが網羅されている印象です。
約6,000本以上のアニメ作品が見放題で、これに加えて特撮や声優バラエティなど、アニメファンが喜ぶ周辺ジャンルも徹底的に強化されています。
また、DMMならではの強みとして「2.5次元舞台」の充実ぶりは凄まじいです。「刀剣乱舞」や「テニスの王子様」といった人気タイトルの舞台版が、追加料金なしの見放題に含まれていることが多いんです。
他社のサービスだと、舞台作品は1本数千円のレンタル(都度課金)扱いになることが一般的ですから、これだけで月額550円の元が取れてしまう計算になります。
オリジナル作品も充実
最近話題の「インシデンツ」や「大脱出」、「クロちゃんずラブ」といった、地上波テレビではコンプライアンス的に放送できないような、エッジの効いたオリジナルバラエティ番組も人気です。これらはDMM TV独占配信なので、これを見るためだけに加入する価値も十分にあります。
お得なセットプランとポイント還元の活用
DMMプレミアムには、単体で入るよりも圧倒的にお得な「バンドル(セット)プラン」が存在します。これを知っているかどうかで、年間のエンタメ固定費が数万円変わってくるレベルです。特にスポーツ観戦が好きな人にとっては、「DMM x DAZNホーダイ」が衝撃的な価格破壊を起こしています。
- DAZN Standard単体契約:月額4,200円
- DMM x DAZNホーダイ:月額3,480円
ご覧の通り、DAZNを単体で契約するよりも、DMMプレミアム(550円相当)とセットにした方が、なぜか毎月720円も安くなるという逆転現象が起きています。これは計算ミスではなく、DMMがユーザーを獲得するために戦略的に行っている価格設定です。さらに、新規登録時にはDMMポイントがもらえるキャンペーンも併用できることが多く、実質的なコストパフォーマンスは最強クラスです。
また、ディズニー作品やスター・ウォーズが見放題の「Disney+」とのセットプランもあります。こちらは「スタンダード」と「プレミアム」の2種類から選べますが、いずれも単体契約の合計額より月額300円〜380円ほど安くなります。
そして忘れてはいけないのが、プレミアム会員登録時にもらえる「550ポイント」です。このポイントは月額料金の支払いには使えませんが、DMMブックスでのマンガ購入や、DMM GAMESでの課金、映画チケットへの交換などに使えます。
「毎月550円払って、550円分のポイントが返ってくる」と考えると、動画見放題の部分は実質無料と言っても過言ではありません。
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参考DMMTV×DAZNが安すぎ!登録手順やデメリットを実体験で解説
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DMM TVとプレミアムの違いを知り損せず登録
ここからは、実際に登録して使い始めた後に「こんなはずじゃなかった!」とならないための、運用面での違いや注意点を深掘りしていきます。特に「やめる時」のルールは、他のサービスと異なる部分があるので要注意です。
解約と退会の処理における決定的な差
私がこの記事で最も声を大にして言いたいのが、「解約」と「退会」の違いです。日常会話では同じような意味で使いがちですが、DMMのエコシステムにおいては、この二つは天と地ほどの差があります。これを混同して手続きしてしまうと、大切な資産を一瞬で失うことになります。
- 解約(プラン停止):DMMプレミアム会員(有料)を辞めて、無料のDMM会員に戻ること。この場合、DMMブックスで購入した電子書籍や、保有しているDMMポイントはそのまま残ります。
- 退会(アカウント削除):DMMのアカウントそのものを完全に消滅させること。購入したマンガも、チャージしたポイントも、ゲームのデータも、全て跡形もなく消えます。
「もう動画は見ないから」といって、勢いで「退会」手続きをしてしまう人が後を絶ちません。そうすると、過去に何万円分マンガを買っていようと、二度と読めなくなってしまうのです。
基本的には、動画を見なくなったら「解約」にとどめておき、アカウント(無料会員)自体は残しておくのが、デジタル資産を守るための鉄則です。
絶対に間違えないで!
DMMの退会ページには警告が出ますが、読み飛ばしてしまうと取り返しがつきません。復旧も不可能です。「休止=解約」「削除=退会」と覚えておきましょう。
無料トライアル期間の解約タイミング
14日間の無料トライアルを試す際、登録したルートによって「いつ解約すべきか」のベストタイミングが異なります。これも知らないと「1日過ぎて課金されちゃった」という悲劇を招きます。
まず、Webブラウザ(クレジットカードやキャリア決済)から登録した場合です。この場合、解約手続きの「完了ボタン」を押した瞬間に、その場で視聴権限がなくなります。
「まだ無料期間が3日残ってるけど、忘れないうちに解約しておこう」と思って手続きすると、残りの3日間は見られなくなってしまうんです。ですので、Web登録の場合は、カレンダーやリマインダーをセットして、無料期間終了のギリギリ(例えば13日目や14日目の日中)に解約するのが最もお得です。
一方で、アプリ内課金(Apple IDやGoogle Play決済)で登録した場合は仕様が異なります。こちらは、早めに解約手続き(サブスクリプションのキャンセル)をしても、当初の有効期限(14日目)までは視聴を継続できるケースがほとんどです。
解約忘れが怖い方は、登録直後に解約予約をしておくことも可能ですが、前述の通りアプリ経由は月額料金自体が高いので、やはりWeb登録でリマインダー管理をするのが王道かなと思います。
同時視聴やダウンロード機能の制限
機能面でのDMM TVとプレミアムの違いも見ておきましょう。無料会員はストリーミング再生しかできませんが、プレミアム会員になると、快適に視聴するための機能がフル開放されます。
プレミアム会員の機能メリット
- 最大4台まで同時視聴可能:これが地味に凄いです。例えばリビングのテレビでお父さんが映画を見て、自分の部屋で子供がアニメを見て、移動中の電車でお母さんがドラマを見る、といった使い方が追加料金なしでできます。
- ダウンロード機能:Wi-Fi環境でスマホに作品を保存しておけば、外出先でも通信量(ギガ)を消費せずに視聴できます。通勤・通学中にアニメを見たい人にとっては必須級の機能です。
- 高画質再生:対応作品であれば、4K UHDの超高画質で楽しめます。大画面テレビで見るなら画質の差は歴然です。
また、家族でアカウントを共有する場合、「プロフィール機能」が役立ちます。最大4つまでプロフィールを作成でき、それぞれにパスコードを設定したり、視聴履歴を分けたりできます。
これにより「自分が見たアニメの履歴を家族に見られる」という気まずい事態を防げますし、子供用プロフィールにはR18+作品を表示させないペアレンタルコントロール機能も設定可能です。
映画館クーポンやDMMブックスの特典
DMMプレミアムの面白いところは、動画配信サービスという枠を超えて、リアルな生活や他のエンタメまでお得にしてしまう点です。
「DMM TV プレミアム 違い」を調べている人の多くが、この「エコシステム特典」を見落としがちなんですが、実はここが一番の差別化ポイントかもしれません。
プレミアム会員になると、提携している映画館(ローソン・ユナイテッド・シネマグループなど)で使える映画鑑賞割引クーポンがもらえます。
通常大人2,000円のチケットが1,500円になるクーポンなどが配布されており、月に1回映画館に行くだけで500円お得になります。つまり、動画を1秒も見なくても月額費用の元が取れてしまうんです。
さらに、DMMブックスで使える「初回90%OFFクーポン(上限あり)」や、プレミアム会員限定のポイント高還元セールなども頻繁に行われています。マンガを買う習慣がある人なら、DMMプレミアムに入っていない方が損をしている状態と言えるでしょう。
評判から見るメリットとデメリット
実際にDMM TV(プレミアム)を使っているユーザーの評判や、私自身が長期間使ってみて感じたリアルな感想を、忖度なしでメリット・デメリットに分けて整理しました。
メリット
最大のメリットは、やはり「圧倒的なコストパフォーマンス」です。月額550円でこれだけの本数の新作アニメが見られて、さらに毎月ポイント還元まであるサービスは、現時点で国内には他に存在しません。アニメ好き、特に「今期のアニメを全部チェックしたい」という層にとっては、最強の選択肢であることは間違いありません。
デメリット
一方で、デメリットもいくつかあります。まず、アプリの使い勝手(UI/UX)に関しては、NetflixやAmazon Prime Videoといった外資系大手に比べると、少し動作が重かったり、検索精度が甘かったりする部分があります。また、字幕対応作品がまだ少ないため、耳が不自由な方や、音を出せない環境での視聴には不向きな場合があります。そして何より、これまで解説してきた通り「支払い方法と登録ルートによる料金の違い」が複雑で、初心者が損をしやすい仕様になっている点は、もう少し親切設計にしてほしいなと感じる部分ですね。
DMM TVとプレミアムの違いに関するまとめ
最後に、今回の内容をまとめます。「DMM TV」を楽しむなら、間違いなく「DMMプレミアム」への加入がおすすめです。
- DMM TVは「場所」、プレミアムは「会員資格(パスポート)」。
- 登録はアプリからではなく、必ずWebブラウザから行うと月額550円で最安になる。
- DAZNセットプランやポイント還元を活用すれば、実質無料以上にお得に使える。
- 辞める時は「退会」ではなく「解約」を選んで、購入したマンガやポイントを守る。
無料トライアル期間も14日間しっかり用意されているので、まずはWebから登録して、気になっているアニメやオリジナル番組を一通りチェックしてみるのが一番失敗のない始め方だと思います。
合わなければ期間内に解約すれば0円ですから、リスクはありません。ぜひ、この圧倒的なコンテンツ量を体験してみてくださいね!
※クリックすると公式サイトに飛びます
※期間内に解約すると料金はかかりません。

